メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/02/18  2010/02/18


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年2月18日 発行
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□本日の結果
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02/18 02/17特別会員銘柄DA +2.00% 合計+2.00%
02/18 02/17特別会員銘柄ME +2.00% 合計+2.00%
02/18 02/15デジタルガレージ(4819) +8.16% 合計+8.16% 暴騰!
02/17 02/16一般会員銘柄SD +6.38% 合計+8.70%
02/18 02/15倉元製作所(5216) +5.26% 合計+38.61%
02/18 02/14一般会員銘柄NY +1.38% 合計+7.30%
02/18 02/09一般会員銘柄NS +1.69% 合計+6.43%
02/18 02/09特別会員銘柄RP +6.96% 合計+15.28%
02/18 02/09北陸電気工業(6989) +6.90% 合計+8.39%
02/18 02/02一般会員銘柄NK +1.75% 合計+8.41%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は28円の10,335円と小幅続伸となりました。
昨晩の米市場が上昇、CME円建ても上昇して返ってきたことや、為替が円安基調
となっていたことを背景に、朝方は買いが先行となりました。
ただ昨日に大幅上昇となった後ということもあり、買いが一巡すると
戻り売りに押され始め、前日終値を挟んでの揉み合い展開となりました。
後場に入り、先物の買戻しによって寄り付きは高く始まりましたが、
やはり上値を買う動きはなく、下落に転じる場面があるなど、
方向感の無い展開となりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
CME円建てが75円高で返ってきましたが、日経平均はこれを下回って始まり、
朝方から昨日の大幅高の反動売りの影響から上値の重い展開となりました。
昨日の上昇が先物の買戻しが主導だっただけに、本日はこれが一巡してしまい、
買い手が不在となりました。
ただ利食い売りに押される動きにはなりましたが、売りに傾く動きもなく、
大幅高の翌日という面では、非常に底堅く推移したと見ることができそうです。

先物の手口は、売りではニューエッジが2,109枚、ドイツが1,750枚、
クレディスイスが1,467枚の売り越し、買いではゴールドマンが1,362枚、
日産が1,166枚、大和が1,134枚、メリルリンチが1,071枚の買い越しとなりました。
TOPIXでは、野村が1,230枚の売り越し、シティが1,693枚の買い越しとなりました。

注目のクレディスイスは売り越し、ニューエッジも売り越しとなっており、
昨日に買い戻した動きを挟んで、再度ショートポジション形成の動きと
なっており、少し気掛かりな展開です。
一方でロング形成のゴールドマンは、再度買い継続、野村は裁定取引により、
先物売り現物買いの流れとなっております。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続伸となりました。
日経平均が伸び悩み、東証1部主力銘柄が膠着状態となったことから、
新興市場に短期資金が流入、ネット関連銘柄などを中心に物色されました。
ジャスダックは、主力の楽天、セブン銀が軟調となったことで、Jストックは
下落となりましたが、中小型株などを中心に物色されて、ジャスダック平均は
小幅上昇、終値ベースで1,200円を回復しました。
マザーズは、主力ネット関連銘柄を中心に幅広く買いが入り、指数を牽引
しました。
一方で昨日までに買われてきた銘柄が一服商状となっております。
ヘラクレスでは、これまで大きく買われてきた日本通信、ガンホーなどが
利食い売りに押されたことが指数を抑える要因となりましたが、
大証、ダヴィンチHD、マネーパートナーズなどが堅調となり、指数は小幅ながら
プラスを維持しました。
新興市場も、直近大きく買われた銘柄が利食い売り、売られて安くなっている
銘柄が見直し買いの流れとなっており、暫くはこの動きが続きそうです。


□個別銘柄動向
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個別では売り買い交錯で高安まちまちとなっております。
昨日大きく買われた鉄鋼、非鉄、海運、資源、商社などは利益確定売りに押され、
相場の上値を抑える要因となりました。
一方でメガバンクは堅調、証券も小動きながら底堅く、金融関連銘柄は比較的
堅調推移となっております。
大型株を中心に膠着状態が強まったことから、中小型銘柄へと資金が流れ、
電線、農機、ノンバンクなどが短期資金によって物色されました。

会員銘柄では、昨日のメルマガ銘柄のデジタルガレージ (4819)が、
朝方から右肩上がりの展開となって、即日+8%超の上昇となりました。
また、レオパレス21 (8848)が連日での大幅上昇で合計+15.28%になり、
他には、サンデン (6444)、北陸電気工業 (6989)なども買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は、小動きの展開が継続しそうです。
ギリシャ問題は、同国首相が救済の必要なしと発言したことや、EUも赤字削減
への取組を前提とした支援を改めて表明したことから、とりあえずこの問題は、
警戒感が後退して落ち着きを取り戻しました。
ただNYダウは、500ドル弱戻す展開となっており、戻り売り圧力も強いことから、
揉み合い小動きか小幅な下落展開となり、上値は重くなりそうです。

昨晩の米市場は、ダウが40ドル高と続伸となりました。
1月住宅着工件数の結果が予想を上回ったことや主要企業決算が
好決算だったことが好感されました。
ただFOMC議事録で、2010年GDP見通しが上方修正されたものの、近い将来に
資産売却計画を開始する必要があると、一部メンバーが指摘したことが
明らかになり、出口戦略が意識されることになり、指数は伸び悩みました。
シカゴ日経先物は90円高の10,380円、円建ては75円高の10,365円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、パターソン、ソシエテジェネラル、デル、ウォルマート、
ファーストソーラー、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーなどが
予定されております。
経済指標は、1月生産者物価指数、1月生産者物価コア指数、
新規失業保険申請件数、2月フィラデルフィア連銀製造業業況指数、
1月景気先行指数が予定されております。
予想は、1月生産者物価指数が前年比+4.4%(12月+4.4%)、
1月生産者物価コア指数が前年比+0.8%(12月+0.9%)、
新規失業保険申請件数が43.5万件(前回44万件)、
2月フィラデルフィア連銀製造業業況指数が17.0(1月15.2)、
1月景気先行指数が+0.5%(12月+1.1%)となっております。

1月生産者物価指数は、2月のガソリン価格が前月比で4%程度上昇しており、
また季節調整係数が押し上げに働くことから、上ブレの可能性があると
見られております。
一方コア指数のほうは、落ち着いた伸びになると見られております。
2月フィラデルフィア連銀業況指数は、1月の新規受注DIが低下していることから、
下ブレとなってくる可能性もありますが、昨日の2月NY連銀指数が上ブレて
いることなどから、予想を上回る可能性は十分にあるとの見方もでております。
新規失業保険申請件数も若干ながら改善予想となっており、
2月フィラデルフィア連銀業況指数や新規失業保険申請件数が、予想に比べて
好調な結果となれば、買い材料になる可能性があるとされております。


□その他海外注目材料
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為替要因では、91円50銭から92円にかけて、本邦輸出企業や投資家らの
ドル売りオーダーが厚くなっている模様で、ドルの上値を抑えてきそうです。
ユーロは、反発の動きが終わってしまったようにも見えますが、ショートが
大量に溜まっていることもあり、株式市場や長期金利などを睨みながらの
展開となっていきそうです。


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■明日の展望
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明日も、今晩の米市場が特別な動きをしない限りは、本日同様の方向感の無い
揉み合い展開となりそうです。
週末ということもあり、利食い売りが膨らみ上値は重そうですが、
逆に売り込むほどの材料もありませんので、下値も限定的となり、
膠着した展開が予想されます。
また、明日からは上海市場が春節明けで復帰となります。
香港市場が堅調推移となっていることから、不安は少ないとされており、
預金準備率の再引き上げがあっても、本土から逃げてきた資金が日本に
流入してくる可能性があるとされており、中国の動向も要チェックと
なりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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本日の日経平均は揉み合い基調となりましたが、昨日のマド埋めを完了して、
達成感台頭による跳ね返りとならなかったことから、相場自体は膠着状態でも、
評価のできる展開となりました。
25日線が上値抵抗ラインとして意識されておりますが、同線に跳ね返された
というよりは、突破のきっかけ待ちといった印象が見受けられます。
ボリンジャーバンドはでは、-2σが昨日から横ばいに転換しており、
-1σも横ばいになりつつあり、とりあえずのボトム形成の動きとなっております。
またMACDもシグナルと交差してことで陽転シグナルを発生しました。
一目均衡表では、引き続き雲の中での推移となっており、強弱感の対立
しやすいところではありますが、雲の下限をサポートとしつつ、
雲の上限を意識する展開となっております。


□総括・今後の方針
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本日は商い低調、日経平均は方向感なく小幅な値動きに留まりましたが、
大幅高の後を崩れることなく続伸で終えたこと、売り物をしっかり吸収して
上昇と見ることができますので、評価できる相場展開となりました。

ただ、昨日の上昇はギリシャ問題の警戒感が後退したことによる買戻しが主導で、
これは昨日で折り込み、買戻しも一巡したと見られ、上値追うには材料難と
なっております。
下値不安は後退して、上値意識が強まっておりますが、相場全体では暫くは
方向感無く膠着する展開が継続しそうです。

個別では、東証1部高値更新銘柄の顔ぶれが低位材料株が名を連ねているのを
見ても分かる通り、中小型材料株物色が継続中となっておりますので、
引き続き明日以降もこの流れが続きそうです。
上方修正銘柄などでも、依然割安水準で放置されている銘柄も多くあり、
これらを日替わりで物色していく展開となりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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