メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/02/17  2010/02/17


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年2月17日 発行
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□本日の結果
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02/17 02/16特別会員銘柄CB +5.08% 合計+5.08%
02/17 02/16特別会員銘柄VC +12.57% 合計+12.57% 暴騰!
02/17 02/16一般会員銘柄SD +2.17% 合計+2.17%
02/17 02/16一般会員銘柄PS +3.57% 合計+3.57%
02/17 02/15倉元製作所(5216) +21.82% 合計+32.67% 暴騰!
02/17 02/14一般会員銘柄NY +12.84% 合計+5.84% 暴騰!
02/17 02/09一般会員銘柄NS +5.50% 合計+4.82%
02/17 02/09特別会員銘柄RP +8.36% 合計+8.06% 暴騰!
02/17 02/02一般会員銘柄NK +4.59% 合計+6.54%
02/17 01/28特別会員銘柄AR +1.39% 合計+4.89%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は272円高の10,306円と大幅続伸となりました。
昨日の米市場が大きく上昇、CME円建ても上昇して返ってきたことから、
朝方から堅調スタートとなりました。
前場はオイルマネー流入観測から資源、鉄鋼、非鉄、海運などが上げを主導し、
先物にも売り方の買戻しが断続的に入ったことで指数はジリジリと上昇する
展開となりました。
後場に入っても、本日から復帰した香港市場が堅調推移となったことが
後押しとなり、先物に投げの買戻しも加わって大引けにかけて上昇する
展開、高値引けとなる強い展開となりました。


□相場総括
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短期基調は上向き継続、中期基調は下向きから上向きに転換しました。
朝方はオイルマネー流入によって買いが先行し、欧州ソブリンリスクが
とりあえず市場に織り込まれたと判断されたことから、先物に買い戻しの
動きが活発となりました。
現物に積極的な動きはなく、高いところでは国内機関投資家の売りも見られ
ましたが、ジリ高展開になったことで次々と先物の売りが投げられ、
大引けにかけてジリジリと上げ幅を拡大する展開となりました。

先物の手口は、売りではモルガンスタンレーが2,224枚、マネックスが1,157枚の
売り越し、買いではクレディスイスが2,233枚、UBSが2,149枚、ニューエッジが
2,099枚、野村が1,123枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、ゴールドマンが1,333枚の売り越し、クレディスイスが2,492枚の
買い越しとなっております。

注目のクレディスイスは日経平均型、TOPIX型とも大きく買い戻し手口となり、
ニューエッジと共に指数を押し上げる要因となりました。
本日の買い戻しで、クレディスイスは直近作ったショートの1/4を買い戻した
ことになりますが、まだショート基調は崩しておらず、この流れが続くか
どうかは、今晩の欧米市場の展開次第ということになりそうです。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って反発となりました。
日経平均が大きく上昇する中で投資家心理が改善、新興市場にも買いが波及
しました。
ただ本日は東証1部がメインだったことから、前場は鈍い動きとなりましたが、
後場にかけては大型株の買い戻しや押し目買いが一巡し、動きが止まったこと
から、新興市場銘柄へと短期資金が流入して指数を伸ばしました。
ジャスダックは、JCOMがジャスダック市場の6割の売買代金を占める大商いとなり、
相場を牽引しました。
マザーズでは、売られて安くなっていたネット関連銘柄が中心に買われ、
指数を牽引、昨日まで買われた銘柄は一服となりました。
ヘラクレスでは、大証、マネーパートナーズ、ダヴィンチHDなどの主力が買われ、
日本通信がストップ高まで上昇したことが、指数を押し上げました。


□個別銘柄動向
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日経平均が先物主導で大きく上昇したことから、主力銘柄を中心に買い戻しの
動きが活発となり、東証1部の83%が値上がりとなるほぼ全面高の商状と
なりました。
セクターでもメガバンク、証券、不動産、保険など金融は軒並み買われた他、
オイルマネー流入によって、鉄鋼、海運、非鉄、商社なども大きく上昇しました。
また値嵩ハイテク、自動車なども円安基調を好感、指数が大きく上がったこと
からも買戻しの動きが活発化して上昇しました。
円高メリットといわれる紙パルプセクターのみが唯一下落となりました。

前場は主力どころがメインに資金が流入、個別材料株などは一服となって
おりましたが、後場にかけては中小型株にも資金が流入して暴騰する銘柄も
目立ちました。
中でも、2/15メルマガ銘柄の倉元製作所(5216)は高値で21.82%の大暴騰で
公開してからわずか2日で合計+32.67%を記録しました。
他、バリューコマース(2491)が+12.57%、日本冶金工業 (5480)が+12.84%、
レオパレス21 (8848)が+8.36%など、軒並み大幅上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は揉み合い展開が想定されます。
昨日が大幅上昇となっていることから利益確定売りが出やすいところですが、
ギリシャ問題がとりあえずは落ち着いたために、下値は限定的となりそうです。
また欧州市場が概ね堅調推移となっていることも、安心材料となりそうです。

昨晩の米市場は、ダウが169ドル高と大幅上昇となりました。
商品市場の上昇や英銀大手の好決算などを背景に欧州が堅調推移となり、
これを背景に朝方から堅調スタートとなりました。
またEU財務相会合では、ギリシャの財政再建計画を承認する方針を示し、
ひとまず不安が後退する格好となり、為替のユーロが買われたことも
好材料となりました。
米市場では、メルクの10-12月期決算や、JPモルガンがRBSの一部コモディティ
事業について買収合意、バンカメが1月のクレジットカードローン返済遅延率が
1年ぶり低水準と発表したことも好感されて、上げ幅拡大展開となりました。
また2月住宅建設業者指数が予想を上回る無いようだったことも、
好感されました。
シカゴ日経先物は180円高の10,200円、円建ては160円高の10,180円で
終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ヒューレット・パッカードやアプライド・マテリアルズ
などが予定されております。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、1月輸入物価指数、1月住宅着工件数、
1月建設許可件数、1月鉱工業生産、1月設備稼働率、1月財政収支が予定されて
おります。
予想は、1月輸入物価指数が前年比+10.8%(12月+8.6%)、
1月住宅着工件数が58万戸(12月55.7万戸)、
1月建設許可件数が62万戸(12月65.3万戸)、
1月鉱工業生産が+0.8%(12月+0.6%)、
1月設備稼働率が72.6%(12月72.0%)、
1月財政収支が-460億ドル(前年同月-635億ドル)となっております。

1月住宅着工件数、建設許可件数はともに増加の見通しとなっており、
昨日の2月NAHB指数は改善となり、建設許可件数も堅調な伸びを示しており、
住宅着工件数も増加する可能性が高いと見られております。
1月鉱工業生産・設備稼働率は、1月ISM製造業の生産DIが12月から改善しており、
1月雇用統計の総労働時間指数も概ね上昇していることから、鉱工業生産の
上ブレの可能性もあると見られております。


□その他海外注目材料
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今晩は米1月FOMC議事録が公表される予定となっております。
1月のFOMCでは、景況感の引き上げ、インフレ安定見通しの一部後退などがあり、
景況感の詳細、インフレ安定見通しの文言変更の背景などが注目されます。
また、ホーニグ・カンザスシティ連銀総裁の反対意見が注目されたこともあり、
同情的な意見があるかどうかも注目されております。
欧州では、欧州では英中央銀行政策委員会の議事録が予定されており、
こちらも注目材料となっております。

為替要因は、EUの財務相会合でギリシャ支援の具体策が示されませんでしたが、
市場筋はギリシャ問題を織り込みにいったと判断したこともあり、
ユーロが買い戻されました。
本日もこの流れが継続となるか、どこまで進むのかが見所となっております。
ユーロのショートポジションは相当積み上がっていると見られますので、
勢いが付くとユーロ円の買戻しが強まっていきそうです。
ドル円では、90円台では引き続き本邦輸出企業や投資家らの売りが強いとされ、
ドルの上値を抑えてくる要因となりそうです。

他、要人関連では、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁が金融危機関連に
ついて講演を行う予定となっております。


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■明日の展望
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明日の東京市場は小動きとなりそうです。
ギリシャ問題は落ち着きましたが、本日の上昇でこれを織り込みとなったため、
上値を追う要因に欠ける状況となりそうです。
国内外問わず市場筋は、様子見となっておりますので、利益確定売りと
見直し買いが交錯する形となりそうです。
また明日は日銀金融政策決定会合、白川日銀総裁の定例記者会見が
予定されております。
デフレ下で政策金利の引き上げは考えにくいものの、15日の国内GDPが
予想を上回ったため、何かしら積極的な発言をする可能性もあるとの声が
聞かれており、やや警戒感が出ております。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅反発となり、直近あけたマドを埋め、さらに一目均衡表の
転換線もクリアし、これがサポートラインとなる格好に転換しました。
ボリンジャーバンドではこれまで上値を抑えていた-1σをクリアし、
中心線へ向かう動きとなっており、バンド自体も-2σが下落から横ばいに
転じてきており、縮小傾向に向かっております。
新値3本足は陽転となり、パラボリックも陽転シグナルを発生、MACDは
まだ陽転しておりませんが、シグナルとの乖離が縮小しており、
陽転の可能性も出てきております。
ただまだ雲の中での推移であり、雲の上限は明日に10,520円に切り上がり、
その後も10,630円水準まで上昇していきます。
テクニカル指標は好転してきましたが、雲の上限をクリアするまでは、
確実な上方転換シグナル発生とは言い辛いところもあり、暫くは上下
揉み合いながらの日柄調整の展開が想定されるところです。


□総括・今後の方針
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本日は大幅上昇展開となりましたが、あくまで先物の買戻しが主導であり、
現物の商いは低調なままとなりました。
逆に言えば、今晩の欧米が崩れることが無ければ、これまで売られ続けた
ところや、好決算好材料銘柄への見直し買いが期待されるところです。

ただし、まだこれまで上値を抑えてきた問題が解決したわけではなく、
あくまで需給要因によって買い上がっているに過ぎないと見る市場筋も多く、
国内勢などは依然として様子見を決め込んでおります。
海外勢も積極的に買いに向かってきたわけではなく、本日はあくまで買戻しが
主体ですので、まだ強気で買いに向かうのは時期尚早と言えそうです。
一方で、12月上旬と似たような相場環境と見ることもできると指摘する声もあり、
12月はドバイショックが後退したことをきっかけに年末株高のきっかけと
なりました。
これがきっかけとなって、上向きに転換できるかどうか、じっくり見ていきたい
ところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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デジタルガレージ (4819)
現在値:160,700円

1月28日にはTwitter関連として208,000円まで買われました。
その後は相場環境の悪化もあり、利益確定売りに押されておりましたが、
152,000円にある下値メドで下げ止まり、この水準での揉み合い展開を継続
しております。
テクニカル重視となりますが、調整一巡銘柄を探る外資系短期筋の動きも
見られますので、ここからの再浮上展開に期待したいところです。

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