メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/02/05  2010/02/05


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年2月5日 発行
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□本日の結果
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02/05 02/04一般会員銘柄TK +4.62% 合計+4.62%
02/05 02/04一般会員銘柄ZM +5.98% 合計+5.98%
02/05 02/04一般会員銘柄NG +1.37% 合計+1.37%
02/05 02/04一般会員銘柄FK +1.48% 合計+1.48%
02/05 02/04特別会員銘柄SG +1.54% 合計+1.54%
02/05 02/03一般会員銘柄TM +3.53% 合計+11.08%
02/05 02/02特別会員銘柄TK +6.02% 合計+12.80%
02/05 02/02特別会員銘柄TK +2.55% 合計+2.12%
02/05 01/31一般会員銘柄FD +4.42% 合計+5.52%
02/05 01/19特別会員銘柄DE +2.09% 合計+5.41%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は298円安の10,057円と大幅続落となりました。
欧州初の下落が米市場にも波及、世界株安となったことから、日経平均は
朝方から大きく下げてスタートしました。
寄り付き後も週末要因、今晩の米雇用統計、週末のG7を控えることなどから、
手控えムードが拡がり、一時は300円超の下落となる場面もありました。
一方で、10,000円の節目を意識した買戻しも入ったことで、
心理的節目のラインは死守しましたが、日経平均は約2ヶ月ぶりの安値に
沈みました。


□相場総括
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中期基調は下向き継続、短期基調も上向きから下向きに転換しました。
様々な不透明要因を背景に手仕舞い売りが先行、世界的な株安に発展し、
日経平均も10,000円の大台割れ寸前まで下落しました。
既にここまで調整色を強めていたことから、場中にさらに売られる展開には
至りませんでしたが、東証1部の9割の銘柄が下落する全面安となりました。
一部外資系や機関投資家の長期資金による押し目買いも散見されましたが、
それはあくまで長期的な買いにすぎず、下げ渋る展開にも発展しませんでした。

先物の手口は、売りでは、ニューエッジが4,628枚、メリルリンチが1,824枚、
フォルティスが1,322枚、みずほが1,174枚の売り越し、
買いでは、野村が1,749枚、モルガンスタンレーが1,626枚、ソシエテジェネラル
が1,297枚、カブコムが1,143枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、メリルリンチが2,637枚、JPモルガンが2,329枚、モルガンスタンレーが
1,472枚の売り越し、買いはゴールドマンが1,624枚、野村が1,408枚、
BNPパリバが1,213枚の買い越しとなっております。

直近売りを続けていたクレディスイスに動きはありませんでしたが、
大量のショートを保有し続けております。
本日は、ニューエッジ、メリルリンチ、JPモルガンの売りが大きく下落させ、
上値を抑えた要因となってきました。
野村やBNPパリバは裁定解消によって先物買いの現物売りとなり、こちらは
現物を大きく下げる要因となっております。
唯一、ゴールドマンサックスは、押し目として日経平均、TOPIX共に
買いで拾う動きを見せております。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って下落、市場環境の悪化を受けて、朝方から軟調な
展開となりました。
ジャスダックでは、楽天、JCOM、セブン銀など時価総額上位銘柄が軒並み
下落となり、指数を押し下げました。
またマザーズでもネット関連主力銘柄を中心に手仕舞い売りに押されて、
マザーズ指数は2%を超える大幅下落、ヘラクレスでも大証など筆頭銘柄から
不動産ファンドまで軒並み売られたことで、こちらも指数は2%を超える
大きな下落となりました。
一部仕手性銘柄などが派手に動いていることもあり、しばらくはこういった
銘柄が日替わりで動いてくることが想定されます。


□個別銘柄動向
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東証1部の9割の銘柄が下落、セクターでも全セクターが下落と全面安商状と
なりました。
特に銀行、保険、証券、不動産など金融の下げがきつく、商品市況の下落から、
海運、非鉄、鉄鋼、商社なども大きく下落しました。

会員銘柄では、朝方から安く寄付いたこともあり、仕手性銘柄の一角が
下げ渋る展開となりました。
中でも、津田駒工業 (6217)は上昇持続となりました。
場中銘柄では、フージャースコーポレーション (8907)が大幅上昇、
ダイセル化学工業 (4202)、ヤマダ電機 (9831)、山一電機 (6941)、
きもと (7908)、ウェルネット (2428)、大豊工業 (6470)、
シンプレクス・テクノロジー(4340)などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は、続落の展開が想定されます。
現在は欧州株がさらに大幅下落となっており、金融、資源関連などを中心に
全面安商状となっており、このままでは米市場にも影響を与えそうです。

今晩の注目は米雇用統計の結果となりますが、ADP雇用報告は改善しながら、
昨日の新規失業保険申請件数は、予想外の悪化となり、今晩の雇用統計の
行方に警戒感が強まっておりますので、注意が必要となります。
また、金融規制を巡る動きにも注意が必要となります。
3月末の「45日ルール」を意識して、海外ヘッジファンドの換金売りが強まる
可能性もありそうです。
同規制に、銀行の金融機関によるヘッジファンドやプライベート・エクイティ
ファンドの保有や、それらのファンドへの投資や資金提供を禁止が盛り込まれて
いるだけに、神経質に反応してくることも想定されます。

昨晩の米市場は、ダウが268ドル安と大幅続落となりました。
欧州各国での財政悪化懸念から欧州が軒並み大きく下落、その影響から
米市場も下落スタートとなりました。
また新規失業保険申請件数が予想を下回ったことも重しとなった他、
週末のG7を前に、金融規制改革案について進展する可能性が浮上したことで
手仕舞い売りが膨らみ、一時ダウは10,000ドルを割り込む場面もありました。
シカゴ日経先物は285円安の10,065円、円建ては315円安の10,035円で
終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、タイソンフーズ、エトナ、AON、アリゲニー・エナジー、
テコ・エナジー、ウェアーハウザーなどが予定されております。
経済指標は、1月米雇用統計、12月消費者信用残高が予定されております。
予想は、1月失業率が10.0%(12月10.0%)、
1月非農業部門雇用者数が+1.5万人(12月-8.5万人)、
1月平均時間給が前月比+0.2%(12月+0.2%)、
12月消費者信用残高が-100億ドル(11月-175億ドル)となっております。

失業率は横ばい、非農業部門雇用者数が+1.5万人の改善の予想となっております。
非農業部門雇用者数については、2010年国勢調査の調査要員の一時雇用が
波乱要因になる可能性が指摘されております。
1月雇用に反映される場合は、非農業部門雇用者数のプラス幅が大きくなる
可能性があり、それを市場がどのように判断するかが見所となりそうです。
「年次ベンチマーク改定」で、過去1年の雇用減少が拡大する公算であることは、
既に織り込み済みとされているようです。


□その他海外注目材料
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為替要因でも、注目は雇用統計になってきます。
1月雇用統計が好感されれば、出口戦略への傾斜思惑から金利先高観が強まり
ドル買いにも繋がってきそうです。
逆に嫌気されれば、超低金利政策の長期間継続が再認識、ドル売りに繋がる
ことになりそうです。
ただ、ここまで調整のドル売りが一気に進んだこともあり、リスク志向パターン
に一旦は戻りやすいと見られております。

他、要人関連では、ブラード米セントルイス連銀総裁が金融政策について
講演を行う予定となっております。
また本日から6日まで、カナダのイカルイトでG7財務相・中央銀行総裁会議が
開催されます。


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■来週の展望
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来週は下値模索の波乱含みの展開が想定されます。
日経平均は10,000円の節目を割り込めば、ロスカットの売りも含めて
下げが加速することも想定されます。
調整基調が3週間続いていることから、そろそろ反転してもおかしく
ありませんが、外部要因が著しく悪化しており、これらを払拭しなければ、
反転するのは難しそうです。
今晩は米雇用時計、週末にはG7と重要イベントが目白押しですので、
これらの行方次第で、来週の内容は変わってきそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅下落となったことで、ボリンジャーバンドの-2σ、
一目均衡表の雲の上限を捉えてきました。
ただ大きく下放れたことで、再上昇の可能性は後退し、一旦の反発があっても
本日あけたマドを埋めるまでが限界になりそうです。
パラボリックは陰転してきたため、今後も下値模索が続きやすい状況となります。
来週は200日移動平均線の9,937円が下値メドとして機能するかが重要と
なってきそうです。
週足では、基準線の10,029円を何とか終値で維持した格好となっており、
これを下回るようなら、転換線の9,840円まで下値を意識する必要がありそうです。


□総括・今後の方針
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東京市場は大きく下落し下放れ、10,000円割れ寸前まで到達しました。
これによってテクニカル的には、昨日までの上昇がアヤ戻しであったことになり、
調整トレンドが継続していると見ることができそうです。
もともと慎重姿勢継続、一部資金で短期筋や仕手筋に乗っかっていく方針と
しておりましたが、暫くはこの動きを継続していくことになりそうです。
10,000円を割り込んだ後の日経平均の当面のメドは、9,800円前後と
なってきますが、少し長い目で見ると9,500円まで下げる可能性もありそうです。
ただ、ここを乗り切ってしまえば、好決算でも売られて放置されている
銘柄などが多数散見されますので、これらの見直し買いを期待できます。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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