メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/02/04  2010/02/04


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年2月4日 発行
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□本日の結果
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02/04 02/03特別会員銘柄KS +3.97% 合計+3.97%
02/04 02/03一般会員銘柄TM +8.65% 合計+8.65% 暴騰!
02/04 02/03一般会員銘柄AP +10.26% 合計+10.26% 暴騰!
02/04 02/02特別会員銘柄TK +3.91% 合計+6.40%
02/04 02/01一般会員銘柄PM +2.17% 合計+4.43%
02/04 01/31一般会員銘柄FD +4.12% 合計+12.22%
02/04 01/28一般会員銘柄GW +5.05% 合計+4.52%
02/04 01/26特別会員銘柄FD +2.09% 合計+2.99%
02/04 01/19特別会員銘柄DE +4.66% 合計+3.24%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は48円安の10,355円と小幅反落となりました。
朝方は円高の一服、CME高を材料に買いが先行となりましたが、
上値を買う材料に乏しく、トヨタのリコール問題が重しとなってトヨタ関連
銘柄が軒並み大きく下落、市場心理を悪化させ、上値の重さが嫌気されて
日経平均も下落に転じました。
後場には、アジア市場が総じて軟調なこともあり、先物主導で一時は、
10,279円と100円超下落する場面もありましたが、10,300円を割り込んだ
水準では、先物に大口の買戻しが散見されたことで、大引けにかけては
下げ渋る動きとなりました。


□相場総括
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中期基調は下向き継続、短期基調は上向き継続となっております。
本日はトヨタ関連銘柄が大きく下落、好決算銘柄でも軒並み大きく売られる
展開となり、市場心理を悪化させました。
トヨタ売りホンダ買いの流れは本日も継続したものの、ホンダも朝方の買いが
一巡すると伸び悩む展開となり、主力株を中心に冴えない展開となりました。
一方で低位仕手性銘柄が軒並み噴き上げる動きとなっております。

先物の手口は、売りではクレディスイスが2,867枚、バークレイズが1,646枚の
売り越し、買いではゴールドマンの1,262枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、クレディスイスが2,815枚の売り越し、モルガンスタンレーが
1,292枚、ゴールドマンが1,116枚の買い越しとなっております。

クレディスイスは、日経平均、TOPIX共に大きく売り越しとなり、
昨日からショートポジション形成が目立ち、目先の調整を意識した動きと
なっており、後場の下げ幅拡大の展開の要因となりました。
一方でゴールドマンサックスは、日経平均、TOPIXともに押し目を拾う
動きを見せており、10,300円水準での買いを入れてきたことで、
指数を下支え、大引けにかけての下げ渋りの展開を作りました。
他は、先物の売買枚数自体が少ないこともあり、特段の方向性を示すものは無く、
概ね現物主導での展開となりました。


□新興市場動向
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新興市場は、まちまちの展開となり、ジャスダック平均は反落、マザーズ指数は
続落、ヘラクレス指数は小反発となりました。
前引けでは3指数揃って下落となっておりましたが、ヘラクレス市場では、
主力銘柄が高安まちまちとなったことで指数は小動きとなり、大引けにかけては
小幅プラスに転じました。
ジャスダック市場は、楽天、セブン銀を中心に主力銘柄が弱含みとなったことで
指数は下落、マザーズでもネット関連銘柄が軒並み手仕舞い売りが出たことで
指数は大きく下落しました。


□個別銘柄動向
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日経平均が下落に転じ、トヨタ関連が軒並み売られたことから、市場筋は、
様子見姿勢継続ながら、資金を引き上げる動きが継続しております。
また短期資金の物色も非常に逃げ足が速く、低位仕手性銘柄などが
派手に動き出す展開となりました。
セクターではメガバンク、証券が売られ、相場の重しとなった他、
商品価格の下落から鉄鋼、非鉄、海運、商社なども軒並み下落となりました。
一部好決算銘柄が買われておりますが、それでも中低位銘柄に資金が集中、
仕手筋介入による急騰銘柄が目立ちました。

会員銘柄では、仕手性材料株であったツガミ(6101)が継続的に物色されて
大きく上昇したほか、アプリックス (3727)も短期筋の物色によって
高値で10%を超える上昇となりました。
他にも岡本硝子の資金の一部が流れ込んだと言われた富士電機(6504)や、
デザインエクスチェンジ (4794)などが買われて上昇しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は続落の展開が想定されます。
原油や金属価格など商品市況が下落しており、欧州市場は資源関連が
大きく指数を押し下げております。
また銀行株が全面安となっており、米市場もこの影響を受けてきそうです。
明日に米雇用統計を控えていることから様子見ムードは強まりそうで、
冴えない展開が続きそうです。

昨晩の米市場はまちまちの展開となり、ダウが26ドル安、ナスダックは
0.85ポイント高で終了しました。
1月ADP全国雇用者数の結果が予想を上回ったものの、1月ISM非製造業景況指数が
予想を下回り、ファイザーの決算が慎重な業績見通しとなったことから
売りが先行しました。
また、オバマ大統領が金融規制改革を成し遂げるとの姿勢を再度示したことを
受け、金融セクターが総じて下落、ダウは一時64ドル安まで下落しました。
シカゴ日経先物は45円高の10,465円、円建ては20円高の10,440円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、フィディリティ、アラガン、エイボン・プロダクツ、
シグナ、パーキンエルマー、レイノルズ・アメリカンなどが予定されております。
経済指標は、新規失業保険申請件数、10-12月期非農業部門労働生産性指数速報値、
12月製造業受注指数が予定されております。
予想は、新規失業保険申請件数が45.5万件(前回47万件)、
10-12月期非農業部門労働生産性指数速報値が+6.5%(7-9月期+8.1%)、
12月製造業受注指数が+0.5%(11月+1.1%)となっております。

12月製造業受注は、既に公表されている12月耐久財受注が市場予想より
大きく下ブレる内容となりましたが、製造業受注の予想には反映済と
されているようで、上下ブレるリスクは同等と言われております。


□その他海外注目材料
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欧州では、ECB理事会が予定されており、政策金利は据え置きが継続されると
予測されております。
注目はトリシェECB総裁の会見であり、出口戦略の行方、ユーロ圏の景気認識、
G7を控えての人民元の扱いに関する問題、ギリシャを筆頭とする財政の問題
などの発言内容が注目されております。
また英中銀の金融政策委員会も予定されており、政策金利、資産買い入れ
プログラム規模ともに据え置きになると予想されております。

為替要因では、91円台前半から92円にかけては本邦輸出企業や投資家、
ファンド筋のドル売りオーダーが控えている模様で、ドルの上値は重そうです。


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■明日の展望
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明日も弱含みの展開が想定されます。
週末であること、米雇用統計を控えていることから、様子見ムードが
強まりそうです。
トヨタがアク抜けとなってくれば、押し目買いも拡がりそうですが、
週末要因もあり、大型株を中心に回避の流れが続きそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は続落となりましたが、下ヒゲを形成して5日線やボリンジャーバンド
の-1σ水準での攻防となり、なんとか底堅さを意識した展開となりました。
ただバンド自体が下向きになっていることから、調整基調を意識した動きと
なっており、上への意識が高まり辛くなっております。
パラボリックは-2σラインの10,150円で陰転となりますが、この水準で陰転
すると、この水準がボトムと意識され辛く、下落する-2σに沿って
下値模索の動きになってしまう可能性がありますので注意が必要です。
明日は5日線が上昇するため、これをサポートに25日線に向けた動きが
見られるかが注目されるところです。


□総括・今後の方針
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トヨタのリコール問題、プリウスのブレーキ問題が不透明要因となって
相場を重くしておりますが、本日の決算内容は強い上方修正の内容となりました。
この決算内容は、リコール問題の影響を含めていると発表していることから、
明日のトヨタの動きが注目されるところです。
トヨタ系列がアク抜けとなってくれば、好決算でも売られているデンソーなど
への見直し買いの展開も期待されるところです。
ただ、明日は週末であるうえに、米雇用統計を控えることもあり、
相場全体では重い展開が想定され、本日同様に、低位銘柄、仕手性銘柄への
物色が活発化しそうです。
狙い撃ちは難しいところですが、幾つか候補に挙がっている銘柄などの動向に
注目し、動きがあるようなら飛び乗ってみたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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