メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/01/25  2010/01/25


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年1月25日 発行
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□本日の結果
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01/25 01/24特別会員銘柄AT +2.87% 合計+2.87%
01/25 01/24特別会員銘柄MS +2.44% 合計+2.44%
01/25 01/24一般会員銘柄PS +9.40% 合計+9.40% 暴騰!
01/25 01/21一般会員銘柄KK +3.61% 合計+4.98%
01/25 01/21芝浦メカトロニクス(6590) +7.14% 合計+8.11%
01/25 01/19特別会員銘柄DE +2.42% 合計+2.97%
01/25 01/11一般会員銘柄TD +4.82% 合計+5.64%
01/25 01/07一般会員銘柄NS +2.94% 合計+7.60%
01/25 01/06一般会員銘柄GS +3.69% 合計+7.98%
01/25 12/21特別会員銘柄IH +12.48% 合計+58.70% 暴騰!

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は77円安の10,512円と続落となりました。
先週末の米市場が大幅続落、CME円建ても大きく下落、為替は円高となっていた
こともあり、朝方から売り先行の展開となりました。
ただシンガポール(SGX)日経平均先物が、CME円建てに比べて堅調推移となり、
下方への突っ込み警戒感から短期筋の買戻しが入り、次第に下げ渋る展開と
なりました。
後場に入るとと10,500円台を回復し、これを見てショートカバーと押し目買いが
散見され、揉み合いながらも底堅く推移しました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
米市場の大幅下落の影響で、大幅続落スタートとなりましたが、先物に短期筋の
買戻しが入ったことで下げ渋り、次第にこれまで乗り遅れていた投資家などの
押し目買いが散見される展開となりました。
また米年金の米銀売り国内銀行買いや、アジア系の資金の流入などが確認
されたことで、下げ幅を縮小して推移しました。

先物の手口は、売りではソシエテジェネラルが1,742枚、トレイダーズが1,156枚
の売り越し、買いでは、モルガンスタンレーが3,389枚、クレディスイスが
2,802枚、バークレイズが2,304枚、JPモルガンが1,474枚の買い越しとなりました。
TOPIXはほとんど先物の手口はありませんでした。

先週末に下げを主導したクレディスイスは買い戻し、ニューエッジは
ニュートラルとなり、クレディスイスの短期仕掛けはとりあえず落ち着きました。
モルガンスタンレーは押し目を拾う格好でロングを積み増し、JPモルガンは
一部ショートを買い戻す動きとなり、相場の下げ渋り展開の一要因となりました。


□新興市場動向
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新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均は反発、マザーズ指数は
反落、ヘラクレス指数は続落となりました。
市場環境の悪化から、売りが優勢の展開となりましたが、為替要因を受けない
ネット関連銘柄の一角が物色されたこともあり、市場はまちまちの展開と
なりました。
ジャスダックでは、時価総額上位の楽天が物色されたましたが、
マザーズでは主力どころが利益確定売りに押されて、まだら模様となりました。
ヘラクレスは、金融、不動産関連銘柄が軟調となったことで指数が押し下げ
られました。


□個別銘柄動向
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朝方は全面安商状となりましたが、寄り付きからCME円建てよりも高く推移し、
下げ渋り感が出てきていたことから、次第に押し目が拾われる展開となりました。
米年金筋の買いが入ったとの観測からメガバンクが底堅く推移し、TOPIXを
支える展開となりました。
ただ証券、保険、不動産どは売られ、円高から自動車、ハイテクも軟調、
商品価格の下落から商社、非鉄なども売られました。
一方で円高メリットや為替要因に左右されない内需株の一角が買われました。

メルマガ銘柄では、GCAサヴィアングループ (2174)がジリ高展開となり、
3.7%弱の上昇、芝浦メカトロニクス (6590)にはファンド筋の資金が継続的に
入ったことで、7%の上昇となりました。
会員銘柄でも、インデックス・ホールディングス (4835)、東光電気(6921)、
クミアイ化学工業 (4996)、プレシジョン・システム・サイエンス (7707)
などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発の展開が想定されます。
先週末までにダウは500ドル超下落していることもあり、一旦はリバウンドの
動きになってくることが想定されます。
ただ買戻し一巡後は、オバマ米大統領の金融規制改革案に対する行方に
神経質な展開となりそうです。

先週末の米市場は、ダウが216ドル安と大幅下落となりました。
オバマ米大統領による金融規制改革案の影響が響き、朝方から売りが先行する
展開となり、民主党の一部議員がバーナンキ議長再任に反対する意向を
示したことで、再任に関わる不透明感が強まったことも嫌気されました。
序盤はGEやマクドナルドの決算が相場の下支えとなりましたが、
オバマ米大統領がオハイオの政治集会で、金融規制改革やヘルスケア改革に
ついて言及したことがきっかけとなり、中盤以降は下げ幅を大きく拡大する
展開となりました。
シカゴ日経先物は210円安の10,380円、円建ては240円安の10,350円で
終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、アップルやテキサス・インスツルメンツ、AKスチール、
アムジェン、クエスト・ダイアグノスティクス、イートン、ハリバートン、
シールドエアー、ウォーターズ、ジオンズ・パンコープが予定されております。

経済指標は、12月中古住宅販売件数が予定されており、
予想は590万戸(11月654万戸)となっております。
11月は2007年2月以来の高水準となり、住宅市場は転換点を迎えたといわれて
おります。
12月は反動減が予想されておりますが、税控除措置の期間中ですので、
基本的には下ブレはなく底堅く推移すると見られております。


□その他海外注目材料
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為替要因では、先週末にかけて米金融規制案の受けてドルが全面安となっており、
本日の株式市場、商品市場の動向を見ながらの展開が想定され、リスク回避の
ドル売りがどこまで続くのか、一旦は下げ止まるのかが見所になります。
東京、欧州時間では、90円を挟んでの攻防となっておりますが、
まずは下値メドの88円83銭が意識される展開が継続しております。
この場合にも89円50銭や89円00銭などの節目での攻防が注目されます。


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■明日の展望
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明日の東京市場は小動きの展開となりそうです。
日銀金融政策決定会が控えている他、27日には米FOMCがあることから、
上値の重い様子見姿勢の流れに変わりはなさそうです。
また本日の日経平均は、今晩の米市場の反発を先取りしており、
米市場思った程上昇しない場合は、弱含みの可能性もありますので
注意したいところです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は続落となり、明確に25日線を下放れる展開となりましたが、
ボリンジャーバンドの-1σで下げ止まり、寄り付きに空けたマドを埋める
展開となりました。
バンドは次第に収束方向に向かってくることで、しばらくは日柄調整と
なる可能性が高まりますが、次第に煮詰まり感が強まることになりますので、
そこからの再上昇展開も期待されるところです。
新値足は陰線が4本並び、陽転ラインが10764.90円まで下落してきました。
パラボリックも10,830円まで下落してきますので、次にこの水準を捉えた時は、
ここで買い転換してきますので、11,000円超えも十分可能となりそうです。


□総括・今後の方針
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本日は国際優良株や資源など、為替要因、商品価格要因に敏感な銘柄が
軟調となりましたが、スマートグリッド関連など、材料株の一角は短期資金の
流入などで堅調推移となっております。
また新日本科学のストップ高など、仕手性筋の動きも活発化するしてきました
ので、相場が落ち着いたところでは、中低位銘柄の動向が注目されます。

市場全体としては、底堅くも上値を追う雰囲気は乏しく、暫くは外部要因に
振り回される展開となりそうです。
また、国内主力銘柄の決算が始まっており、週末にピークを迎えますが、
先週の信越化学、本日のJSRが軒並み期待ハズレの決算内容となっており、
出だしにつまずいているだけに先行きの不透明感が漂っております。
オバマショックを受けて、企業決算が影に隠れてしまっておりますが、
オバマショックを抜いても、意外と不安材料が多いので、様子見姿勢で
臨みたいところです。
ただ一方で安易にショートポジション構築も危険とする市場筋の
声もありますので、上下決め付けずに動向を見守りたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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サニックス
現在値:212円

200円を下値メドとして揉み合いを続けておりましたが、本日はファンド筋
と思われる資金の買いによって上昇、直近高値の219円を目指す展開と
なっております。
短期急騰というよりはじっくり資金のようですが、220円を捉えれば
新展開入りも期待されますので、もう一段の上昇展開に期待します。

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