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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年1月13日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 01/13 01/12一般会員銘柄NF +1.70% 合計+1.70% 01/13 01/11特別会員銘柄SJ +0.90% 合計+3.72% 01/13 01/06特別会員銘柄KK +1.25% 合計+6.21% 01/13 01/04一般会員銘柄BA +1.81% 合計+4.73% 01/13 12/27一般会員銘柄TK +26.52% 合計+27.22% 暴騰！ 01/13 12/24特別会員銘柄AB +0.56% 合計+9.43% 01/13 12/21特別会員銘柄IH +8.02% 合計+52.17% 暴騰！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は144円安の10,735円と反落となりました。 昨晩の米市場は下落、CME円建ても大きく下げて返ってきたうえ、為替も円高に 振れていたことから、朝方から売り先行のスタートとなりました。 昨日同様に朝方の売り一巡後に下げ渋り、一時13円安まで下げ幅を 縮小しましたが、さすがに買いは続かずに失速、下げ幅を拡大しました。 後場に入ると、アジア株安に追随する格好で下げ幅を拡大、押し目買いから 下げ渋る動きもありましたが、大引けにかけて先物主導で下げ幅を拡大し、 本日の安値圏で取引を終了しました。 □相場総括 =========================================== 中期基調は上向き継続、短期基調は上向きから横ばいに転換しました。 本日は久々に大きな調整となりましたが、あくまでひとまずの利益確定と いった格好で、下がったところでは随所に押し目買いが入って下げ渋る場面が ありました。 また昨日同様にTOPIXのコア銘柄に海外勢の買いは継続しており、 引き続き相場は強い状況が継続していると見ることができそうです。 先物の手口は、売りでは、野村が1,931枚、ゴールドマンが1,559枚、 メリルリンチが1,130枚の売り越しとなりました。 買いでは、カブコムが1,278枚の買い越しとなっております。 TOPIXは、売りでは、ドイツが1,467枚の売り越しとなっております。 買いでは、クレディスイスが2,441枚、ニューエッジが1,417枚、 みずほが1,012枚の買い越しとなりました。 相対的に見ると、日経平均は売り優勢、TOPIXは買い優勢というのが分かります。 日経平均は売りが多いというよりは買いが少ないという状況です。 野村は高値警戒からのヘッジ売り、ゴールドマン、メリルリンチは 割高な日経平均の一部利益確定を出しており、下げ幅を拡大する場面を 演出しました。 TOPIXでは、クレディスイスが引き続き買い戻しを継続、ニューエッジも 買戻しを続けており、TOPIX優位の展開を作りだしております。 短期トレンドを作り出すクレディスイス、ニューエッジが引き続き買い基調と なっていることからも、リバウンド継続の動きが見て取れます。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場はまちまちの展開となりました。 ジャスダック平均、マザーズ指数は上昇、ヘラクレス指数は続落となりました。 これまで新興市場から資金が流出しておりましたが、日経平均の下落によって 東証1部銘柄が一服となったことを受けて、値動きの軽いネット関連銘柄を 中心に資金が流入しました。 ただ一時的な逃避先として資金が流入して感が拭えず、明日にでも相場が 持ち直してくれば、再び資金が流出していくことが考えられます。 ミクシィの減益の影響から国内企業決算を前に、決算内容に不安が 台頭していることから、積極的な手口は控えられそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均の大幅下落から、昨日まで積極的に買われていた銘柄を中心に 利益確定が進みました。 円高基調から自動車、ハイテクなどが売りに押された他、商品価格の下落から、 鉄鋼、非鉄、商社、海運なども売られております。 メガバンク。証券、保険なども一服となりましたが、ノンバンクだけは 短期資金の流入から上昇しております。 また情報通信、小売、電気ガスなど内需関連銘柄も物色されました。 会員銘柄では、チタン工業（4098）が仕手化し、高値で前日比+26.52%の 大暴騰となりました。 他はさすがに利益確定売りが目立ちましたが、インデックス（4835）、 川崎汽船 （9107）などが上昇しました。 場中紹介銘柄では、ガンホー（3765）、サイバーエージェント （4751）、 ミクシィ （2121）、日東電工 （6988）、サイゼリヤ （7581）、 長谷工コーポレーション （1808）、アコム （8572）、アイフル （8515）、 グリー （3632）、ゴールドウイン （8111）などが買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反発の展開が期待されます。 本日は注目度の高い決算、経済指標は予定されておらず、明日のインテルの 決算待ちといった格好となりそうです。 ただ欧州は下げ幅縮小から持ち直しの格好となっており、昨日の大幅下落の 反動から、押し目が拾われることが想定されます。 昨晩の米市場は、ダウが36ドル安と反落となりました。 アルコアの10−12月期決算内容が嫌気されたことから朝方から 下落スタートとなりました。 また、中国の金融引き締め政策や、TARP（不良債権救済プログラム）を利用した 金融機関に対して、最大1,200億ドル規模の課税が検討されているとの報道も 嫌気されました。 シカゴ日経先物は90円安の10,800円、円建ては125円安10,765円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表の予定はありません。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、12月財政収支が予定されております。 予想は、12月財政収支が-920億ドル（2008年12月-517.54億ドル）と なっております。 最近、有力債券ファンドが米英の国債の比重を落としたと報じられこともあり、 内容を確認したいところです。 □その他海外注目材料 =========================================== 今晩は、米地区連銀経済報告書（ベージュブック）が公表されます。 これは今月のFOMCの参考資料となってきますので、全体の景況感や、労働環境、 雇用計画、個人消費と先行き、住宅市場の近況と展望、設備投資計画の変化、 などについての記述が注目されております。 また、一部連銀で、インフレ警戒が示されていることから、価格圧力や価格転嫁 といった報告にも注目が集まっております。 為替要因では、引き続き93円台から95円にかけて、本邦実需投資家の ドル売りオーダーが控えていると言われております。 ドルの上値は抑えられる一方で、菅財務相の円安志向的姿勢が下支えとなり、 91円以下には売り込み辛い状況となっております。 他、要人関連では、エバンス米シカゴ連銀総裁が講演を予定しております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は揉み合いの展開が想定されます。 本日の下落から押し目が意識されるところですが、明日のインテルの決算を 控えて様子見ムードが強まりそうです。 アルコアの決算から、徐々に楽観視を警戒する動きも出てきておりますので、 積極的な売買がし辛い展開となりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 久々の大きな調整となり、日経平均は5日線を割り込みました。 ただパラボリックは陰転せず、一目均衡表の転換線もサポートラインとして 機能しており、ボリンジャーバンドは+1σと+2σの間での推移を継続して いることから、リバウンド基調の中での調整と見ることができます。 ただパラボリックは明日にはSARが10,750円まで上昇してくるため、 明日に陰転となってくる可能性はありそうです。 下値メドとしては+1σの10,677円が意識され、24ヶ月線も10,634円にあるため、 10,700円割れが押し目ポイントとして意識されそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日は短期テクニカル指標の過熱感を冷ますには良いスピード調整となりました。 主に中国の金融引き締めをきっかけとして売られる展開となったわけですが、 市場筋の見方としてはサプライズでは無いとしております。 ただ米市場を中心に楽観過ぎるとの声が大きくなりつつあり、これをきっかけに 相場が転換してくる可能性も有り得ますの、注意だけはしたいところです。 スタンスとしては変わらず、調整入りを頭の片隅に入れ、リスクを取りながら、 短期小口を基本として腰折れになるまでこの流れについていくことになります。 出遅れ中小型銘柄物色の流れも継続、特に海外勢の動きが活発化して おりますので、引き続き材料株を中心に個別で対応していきたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 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