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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年12月9日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 12/09 12/08特別会員銘柄TK +2.22% 合計+2.22% 12/09 12/08一般会員銘柄MC +1.77% 合計+1.77% 12/09 12/01特別会員銘柄PN +4.32% 合計+16.94% 12/09 11/30特別会員銘柄KN +5.93% 合計+48.81% 12/09 11/25一般会員銘柄TK +6.25% 合計+33.71% 多数のお礼及び激励のメールを頂ておりますが、個別でお返事できておらず、 この場をお借りしましてお礼を申し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は135円安の10,004円と続落となりました。 米市場の大幅下落からCME安、為替の円高基調を受けて、朝方から 売り先行スタートとなりました。 一時10,000円を割り込む場面もありましたが、この水準では現物、 先物ともに買いが入ったことで、大きく売り込まれることはなく、 狭いレンジでの攻防となりました。 後場に入るとさらに膠着状態となり、10,000円近辺で小口の戻り売りと 小口の押し目買い及び買い戻しの細かい攻防に終始し、 大きく動くことなく横ばい推移で終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。 円高進行や外部環境の悪化から、幅広い銘柄が売られましたが、先週からの 大幅上昇の後ということから考えれば、十分に底堅い動きを続けております。 国内外に悪材料が噴出しておりますが、反応は限定的に留まっており、 慎重姿勢の声も高まる中でも押し目を探る強気姿勢の動きとなっております。 先物の手口では、売りはBNPパリバが3,508枚、野村が3,449枚、 ドイツが2,581枚の売り越しとなっております。 TOPIX型では、野村が10,422枚、ニューエッジが2,343枚、大和が1,421枚、 三菱UFJが1,165枚の売り越しとなっております。 買いでは、ＪＰモルガンが2,843枚、ニューエッジが2,787枚、 ソシエテジェネラルが1,802枚、シティが1,161枚の買い越しとなっております。 TOPIX型では、ＪＰモルガンが12,185枚、ゴールドマンが2,608枚、 クレディスイスが1,338枚の買い越しとなっております。 本日は日経平均型よりもTOPIX型で大きく動きがありました。 特に野村は日経平均型を本日も売り越し、先週から換算すると、 累計で15,000枚程度のショートを形成した格好となっております。 野村は裁定業者ですので、裏には現物の買いもあるようですが、 大方は既に保有している現物に対するヘッジ売りという格好と なっているようです。 クレディスイス、ニューエッジのCTAが裏に控える短期筋は大方買戻し継続と なっております。 週末のSQに向けては大方ロールオーバーが順調に進んでいると見られ、 売り買い共に持ち越し姿勢が強いことから、波乱無く通過することが 予想されます。 明日が最終売買日となりますので、先物の最後の思惑を監視したいところです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、3指数揃って下落となりました。 相場全体が軟調推移となったことから、新興市場も売り優勢の展開となりました。 ただジャスダック主力の一角が堅調となったことで、Jストックは上昇、 マザーズ指数も押し目が拾われたことで、後場中盤にはプラスに転じる場面も ありました。 日経平均に反発らしい動きが無かったため、大引けにかけてはマザーズ指数も 再び小幅下落に転じてしまいましたが、主力銘柄を中心に売り一巡感が 出始めております。 □個別銘柄動向 =========================================== 円高進行、米市場の下落などを受けて、朝方から幅広い銘柄が売られました。 大手銀行、証券、保険、不動産など金融株が軒並み下落となりました。 円高進行を受けて、ハイテク、自動車が売られた他、海運、商社、非鉄、 鉄鋼なども総じて軟調となりました。 一方で円高メリットのパルプ紙、電気ガスといったディフェンシブ銘柄が 買われました。 個別では、東光 （6801）、兼松日産農林 （7961）などの低位株が物色された他、 パイオニア （6773）、高田機工 （5923）などが買われました。 ただ相場全体が軟調ということもあり、小幅ながら押される銘柄が多く 見られました。 場中紹介銘柄では、グリー （3632）、共立印刷 （7838）、丸栄 （8245）、 ＦＤＫ （6955）、三洋電機 （6764）、ディー・エヌ・エー （2432）、 サイバーエージェント （4751）などが買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は揉み合い及び軟調な展開が想定されます。 ドバイ問題の再燃がリスク回避の動きに繋がっており、この動きに歯止めが かかるかが焦点となってきそうです。 テクニカルでは10,200ドルがこの1ヶ月間のサポートラインとなっておりますので、 これを維持できるかが注目されます。 ロンドン市場は続落、約7割の銘柄が下落しております。 ドバイ問題再燃から売りが優勢となっており、商品価格の下落から、石油、 鉱業などが安く相場を押し下げております。 不動産、保険も下落が目立ち、銀行はバークレイズが売られるものの、 スタンダード・チャーダードが上昇などまちまちとなっております。 昨晩の米市場はダウが104ドル安と反落となりました。 ドバイ・ナキール社の巨額損失発表により、ドバイ債務再編問題が 長引く可能性が浮上したこと、ギリシャの国債格下げで新たな クレジットクランチの懸念が浮上したこと、ドイツの鉱工業生産の減少などを 受けて、朝方から売り先行、一時は140ドル安まで下落しました。 オバマ大統領の雇用対策発表を受けて下落幅を縮小させる場面もありましたが、 ムーディーズが米英の格付けについても言及したことで、 各国の財政悪化による格下げ懸念が台頭し、終日軟調となりました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ポール・コーポレーションが予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、10月卸売在庫が予定されております。 予想は、10月卸売在庫が-0.5％（9月-0.9％）となっております。 特に市場に影響を与える材料はなさそうです。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替要因では、米の超低金利政策の継続、ドバイ問題の再燃から、 再びドル売り基調が強まっております。 今晩は英国で10月貿易収支、ダーリング英財務相の2010年度財政見通し演説が 予定されており、ドバイ問題と絡んで嫌気されるような展開となると、 ポンド安に連動してドル安も進むと予想されております。 また今晩は米10年債の入札が予定されております。 昨日の3年債は好調の結果となり、今晩の入札の結果から長期金利が 上昇となればドル買い、金利低下となればドル売りが予想されます。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も揉み合い展開が想定されます。 今晩の米市場次第となりますが、米市場が下落してくると、 明日は10,000円割れの可能性が高まってきますので、 ここから押し目買いが入ってくるかに注目されます。 またSQ前の最終売買日となりますので、先物の動向にも注目されます。 概ね波乱は無いと見られておりますが、もしかすると短期筋の売り仕掛けの 可能性もあるのではと指摘されておりますので、少し注意して 見ておきたいところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 本日は8営業日ぶりの陰線を形成ましたが、10,000円の大台は維持しました。 ボリンジャーバンドでは+1σがサポートラインとして機能しており、 上昇に対しての調整に対しては順当な動きとなっております。 ただ二空形成のうちの一つのマドを埋めてしまったことで、二つ目のマドを 否定する格好となった他、本日はわずかながら昨日との間にマドを形成して しまったことで、高値圏でのアイランドリバーサルを形成してしまいました。 高値圏でのアイランドリバーサル（離れ小島）は、下落トレンド入りの 可能性を示しており、早々にこのマドを埋めてしまい、 アイランドリバーサルを否定できるかに注目されます。 一目均衡表では雲を下回ってしまいましたが、遅行スパンは9,700円まで 下方転換シグナルを発生させず、転換線が明日から上昇に転じます。 ボリンジャーバンドの+2σは10,230円まで上昇しておりますので、 反発となって雲の上限を捉えても、今度は達成感は出辛いので上抜け展開の 可能性も十分残されております。 上値メドは8日安値の10,079円、雲の上限10,197円、10月26日高値の10,362円。 下値メドは節目の10,000円、4日安値の9,902円、転換線の9,683円。 □総括・今後の方針 =========================================== テクニカル的には、先週からの相場の急騰のスピード調整ということで、 当然の結果と言える状況ですが、国内外の環境の悪化が気になるところです。 国内では、7-9月期のGDP改定値が速報値から大きく下方修正されました。 既に大きな下方修正が予想されておりましたが、市場予想よりもさらに 下方へ修正され、市場の反応は限定的であったとはいえ、 足物との状況に不透明要因が強まりつつあります。 海外では、ドバイショックが再燃する格好となっており、新興国不安が台頭、 ドバイを中心に新興国が軒並み安となっております。 日本への影響はあまり無いとされておりますが、欧米での市場が失速していけば、 為替要因を含めて少なからず東京市場も影響を受けますので注意して おきたいところです。 特に、再びドル安基調が強まりつつありますので、円高要因は東京市場の 上値を抑える要因となってきそうです。 引き続き東京市場は堅調な動きが継続となっており、市場筋も概ね押し目を 探る動きを見せていることから、引き続き調整一巡銘柄や出遅れ銘柄を 狙っていくことになります。 ただ外部要因の悪化も考慮して、資金を少し抑えるといったことでリスクを ヘッジして見たいところです。 かと言って、既に天井を付けたと判断して安易に強気で売り仕掛けに 出るのも危険と見られております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 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