メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/11/27  2009/11/27


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年11月27日 発行
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□本日の結果
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11/27 11/26特別会員銘柄SF +2.67% 合計+2.67%
11/27 11/26特別会員銘柄TE +3.15% 合計+3.15%
11/27 11/24特別会員銘柄KS +6.79% 合計+6.14%
11/27 11/23特別会員銘柄MT +4.77% 合計+1.64%
11/27 11/16特別会員銘柄IN +7.20% 合計+23.91%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は301円安の9,081円と大幅続落となりました。
昨晩の欧州市場が急落、為替の円が急伸したことで、
朝方から大きく下落してのスタートとなりました。
今晩の米市場が半日立会いということもあり、手掛かり材料に欠けることから、
朝方の売りで9,200円近辺に到達すると、前場は同水準で揉み合う格好と
なりました。
後場もほとんど変わらずの推移となっておりましたが、14時過ぎから
Globex米先物が一段安となったことをきっかけに先物主導で下げ幅拡大、
週末要因の手仕舞いが加わり大引けにかけて一段安となりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
昨日の欧州時間で、ドバイの政府系投資持株会社のドバイワールドが
債務について返済延期を求めたことがきっかけで新興国への懸念が拡がり、
欧州は軒並み3%を超える大幅下落となりました。
この影響から東京市場でも大幅下落展開となり、ドバイショックと
呼ばれる展開となりましたが、週末要因や月末要因なども重なってきたことから、
国内機関投資家やディーラーの投げに近い処分売りが出た格好となりました。
また、連日追証による強制決済が発生しておりましたが、
本日の大きな下落はさらに追い討ちをかける格好となり、
大型株を中心に投売りが出る格好となっております。

先物の手口では、売りはBNPパリバが2,981枚、みずほが2,245枚、
メリルリンチが1,722枚、ニューエッジが1,482枚の売り越しとなっております。
BNPパリバは裁定取引による先物のヘッジ売りの格好となりました。
みずほはTOPIXを1,633枚買い越しており、NTロング解消の修正の流れを
形成しております。
メリルリンチは後場の下げからの順張り、ニューエッジはショートポジションの
さらなる積み増しを行っております。
TOPIX型では、JPモルガンが1,119枚の売り越しとショート積み増しと
なっております。
買いでは、三菱UFJが4,380枚の買い越しと連日での大幅買い越しとなっており、
引き続きヘッジ売りの先物の利益確定を急いでおります。
またクレディスイスは1,615枚、TOPIX型を1,137枚買い越しており、
9,000円の節目到達を前に買い戻しの動きを入れてきました。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反落となりました。
日経平均が大幅下落する中で、さすがに新興市場も全ての市場が下落しての
スタートとなりました。
前場はマザーズ指数が少し下げ渋る動きも見せましたが、週末要因も絡んで
買いに向かう動きは限定的となりました。
14時過ぎに日経平均が下げ幅を拡大すると、新興市場にも投売りが殺到し、
結局は大幅下落となって終了してしまいました。


□個別銘柄動向
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日経平均の大幅下落、円高進行を受けて、主力銘柄を中心に軒並み売られる
展開となりました。
大手銀行、証券、不動産などの金融関連は軒並み下落した他、鉄鋼、非鉄、
商社も大きく下落しました。
円高進行の直撃からハイテク、自動車の下げも大きくなっております。
一方で、電気・ガスのディフェンシブ銘柄、円高恩恵と言われる紙・パルプは
上昇しております。
個別では、円高恩恵の受けられるABCマートなども買われました。

会員銘柄では、新興市場を含めた全市場が壊滅状態ですので、
さすがに厳しい展開となりましたが、空売り銘柄や、メガネトップ (7541)、
東光 (6801)、チタン工業 (4098)などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は大幅下落の展開が想定されます。
昨晩の米市場が休場だったこともあり、一歩遅れてドバイショックの
影響を受ける格好となります。
今晩の米市場は半日立会いとなりますので、売り一巡後から下げ渋るのは
難しそうです。

ロンドン市場は続落となり、半数の銘柄が下落する展開となっております。
金属、原油価格の下落から鉱業、石油株が下落、ドバイショックから
銀行株が続落となっております。
他、保険、薬品なども売りが優勢です。

昨晩の米市場は感謝祭で休場でした。
米グローベックスの短縮取引では、シカゴ日経平均先物は145円安の9,245円、
円建ては155円安の9,235円と大幅下落となりました。
欧州市場では、為替のドル安が急激に進行、対円でもドルが弱含み
85円台に突入しました。
他、ドバイの政府系投資持株会社のドバイワールドが債務について
返済延期を求めたことが嫌気され、新興国への信用懸念が広がり、
銀行を中心に大幅下落となりました。
欧州主要国は軒並み3%を超える下落となりました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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本日は主要企業決算発表、経済指標の発表はともに予定されておりません。


□その他海外注目材料
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ドバイショックの影響から、欧州通過発の円高の影響がどこまで継続となるか
注目されます。
東京市場では、藤井財務相の発言から介入を示唆するものとなったため、
現在の為替相場は落ち着いた展開となっております。
欧州株式市場が続落すれば、リスク回避からの円買いも継続することに
なりますので、連動してドル円もドルの下落が進むことになりそうです。


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■来週の展望
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来週は下値模索の展開となりそうです。
テクニカル的にはリバウンド水準に達しておりますが、円高要因が重しとなり、
指数を抑えてくる可能性が高そうです。
相対的に割安なTOPIXが中心に買われ、水準訂正の動きとなってくる展開や、
深く突っ込んでいる中小型銘柄、新興市場銘柄の動向に注目されます。
相場全体が上向くのは難しいと思われますので、個別重視となりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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200日線を大きく割り込み、7月安値に接近する格好となりました。
週足では一目均衡表の雲の下限に接近しており、このあたりで反発できれば、
7月安値とのボトム形成が意識されるところです。
例え瞬間的に9,000円を割り込んでも、早々に反転できるようならボトム形成の
可能性は高そうです。
ただ切り返しにもたつくと、9,000円近辺での揉み合い、下値切り下げの
展開が長期化する可能性もありますので注意したいところです。


□総括・今後の方針
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今回のドバイショックによる世界株安は、一過性のものとの意見が多く、
大きく警戒される要因にはなっておりません。
ただ為替の円高要因は相場に大きく重石となってくることが想定され、
輸出関連株を中心に厳しい展開が続きそうです。
テクニカル的には下方へ突っ込んできましたので、底打ち感が出ても
おかしくない場面であり、市場関係者の見方としては、意外と
ポジティブスタンスの声が多く聞かれます。
ただ米市場が連日の高値更新で高値警戒感が出ていたこと、新興国不安の台頭、
為替要因を合わせてパニック連鎖の可能性も捨てきれないということで、
現時点では慎重姿勢継続となっております。
一部では、欧米が調整入りすることで、出遅れている日本株にスポットが
当たる可能性を指摘する声もあり、来週の展開は注意深く見ていきたい
ところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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