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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年11月9日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 11/09 11/08特別会員銘柄ST +7.27% 合計+7.27% 暴騰！ 11/09 11/08一般会員銘柄RO +15.15% 合計+15.15% 暴騰！ 11/09 11/08一般会員銘柄YH +10.38% 合計+10.38% 暴騰！ 11/09 11/05特別会員銘柄GR +4.62% 合計+6.67% 11/09 11/04特別会員銘柄DH +4.32% 合計+7.34% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は19円高の9,808円と小幅反発となりました。 先週末の米市場は小幅反発、シカゴ（CME）日経平均先物も小幅高で返ってきた ものの、為替が円高基調に傾いていたことから、輸出関連銘柄を中心に 売りが先行しました。 ただ東京市場に入ってからは円高進行が後退し、売りが一巡したところでは 買戻しが入ったことで下げ渋り、プラスに転じる展開となりました。 後場に入ると、円高一服、香港市場の上昇を背景に上げ幅拡大の展開と なりましたが、商い閑散の中で次第に戻り売り圧力が強まり、 引けにかけて値を消す形となりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調は下向きから横ばいに転換、中期基調は下向き継続となっております。 売り先行スタートとなりましたが、売りが一巡したところからはショートの 買戻しが入り下げ渋る展開となりました。 ただ商いは低調、東証1部の1,000銘柄近くが下落する展開が終始続き、 ファーストリテイリングとセコムが日経平均を20円〜30円押し上げる 展開であったことから、相場全体は冴えない動きとなりました。 先物も4万6864枚と低水準となり、大きな手口は見られませんでした。 先物手口で日経平均型の売り手口で目立ったものはありませんでした。 TOPIX型ではクレディスイスが1,212枚の売り越しとなっており、 TOPIXの弱い展開を作り出しました。 買いではニューエッジが2,355枚の買戻しを行ったことで、 日経平均が下げ渋る展開となりました。 クレディスイスはこれで日経平均型を約2万枚、TOPIX型を約1万枚ショートに 傾けたことになり、どのタイミングで買い戻してくるのか注目されます。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、3指数揃って下落となりました。 朝方はネット関連主力銘柄に買いが入ったことで、マザーズ指数はプラス推移と なりましたが、上値の重さが嫌気されてすぐに失速しました。 ジャスダックはセブン銀行の大幅続落が指数を抑える格好となり、 ヘラクレス市場も大証を始め主力銘柄が軟調となったことで指数が下落しました。 新興市場は売買代金も減少、ジャスダック市場は時価総額が8兆円割れの 可能性も出てきました。 テクニカル的に安いところから自律反発を見せる銘柄は散見されるものの、 持続性のある買いはまったく入っていない状態です。 □個別銘柄動向 =========================================== 東証1部は朝方から値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回る展開となり、 ファーストリテイリングが買われたことで日経平均が押し上げられる格好と なっております。 大手銀行、証券、不動産などは下落しましたが、損保各社が好調な決算を 発表したことで保険は堅調となりました。 他、鉄鋼、非鉄、商社、自動車、ハイテクなども軟調となりました。 また、電力各社が軒並み下落、年初来安値更新する展開となり、 機関投資家の投げ売りがあったのではないかと観測されております。 会員銘柄は、低位株や新興銘柄の一角が反発する展開となりました。 中でもラオックス （8202）は15%、夢真ホールディングス （2362）が10%の 大幅上昇となりました。 場中紹介銘柄では、ミクシィ（2121）、パイオニア（6773）、日本道路（1884）、 近畿車輛 （7122）、ナノキャリア （4571）、あいおい損害保険 （8761）、 デジタルガレージ （4819）などが買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は続伸の展開が期待されます。 7日閉幕となったG20において、景気回復が確実になるまで刺激策を継続する とした他、金融取引に対する課税に関して、物別れとなったことで早急な 対処は無いとのことがポジティブ材料となっております。 米雇用統計のイベントが通過して底堅く推移できたこともあり、 これらポジティブ材料に素直に反応する展開が想定されます。 ただダウ10,000を超えたところでは戻り売りが出やすくなっており、 上値が必要以上に抑えられると失速する展開も懸念されます。 ロンドン市場は続伸、9割の銘柄が上昇する全面高となっております。 金価格の上昇から鉱業株が大幅上昇、石油株も買われております。 目標株価の引き上げを材料に保険株も買われている一方で銀行株は 小安く推移しております。 先週末の米市場は、ダウが17ドル高と小幅続伸となりました。 10月雇用統計は、失業率が10.2%まで悪化と予想の9.9%を上回って10%台を 付けたことから、これを嫌気して売りが先行、一時ダウは69ドル安まで 下落しました。 ただ過去2ヶ月の非農業者部門雇用者数が上方修正されたことで 大きく投げ売られることは無く、スターバックスの7−9月期決算が好調な 内容だったこと、オッペンハイマーとバーンスタインがゼネラルエレクトリック （GE）の投資判断を引き上げたことが好感されて下げ渋り、 小幅プラスまで戻ってダウは10,000ドルを維持しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ウインドストリーム、エレクトロニック・アーツ、 センプラ・エナジーなどが予定されております。 経済指標の発表は予定されておりません。 □その他海外注目材料 =========================================== 先週末の10月雇用統計を受けて、長期金利動向が注目されております。 イベント通過で底堅い動きとなったことで、長期金利は金利先高観が 後退しております。 今晩は3年債入札も予定されており、為替との仕組み債の動きもチェックして おきたいところです。 金利が上昇となればドル買い、低下となればドル売りが強まる可能性があります。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も動意の無い揉み合い展開が続きそうです。 日経平均は9,800円台を回復したものの、ファーストリテイリングが指数を 押し上げたに過ぎず、値上がり銘柄数が全体の30%に留まるなど、 弱い動きが続いております。 商いが極端に減っていることもあり、何か大きなきっかけが無い限り、 上値重く個別ではズルズルと弱含む展開となる可能性も高そうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は9,800円近辺での膠着状態となり、5日線やボリンジャーバンド -1σでの攻防となっております。 下落する5日線を下回っての始りだったため、下押し局面も想定されましたが、 結局は5日線レベルまで戻して終了しております。 明日は5日線が横ばいに転換、25日線が上昇に転じる可能性があり、 11月2日のマドの9,984円が意識される展開も期待されます。 週足の一目均衡表では、基準線が上値抵抗として意識されるほか、 遅行スパンの下方転換シグナル発生の可能性が出てきております。 このため、早々に25日線が位置する10,000円近辺を窺う動きを見せないと、 中期的な下落トレンド転換が懸念されます。 下値では10月安値の9,628円が死守できるかどうかとなり、これを割り込んで くれば、節目の9,500円、7月安値まで意識されることになります。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均は底堅く推移しているものの、先週末高値の9,849円に届かず、 TOPIXは3日続落で1ヶ月ぶりの安値に沈むなど、下値意識の依然強い展開と なっております。 またTOPXIは200日線割れが目前となっており、7月の時と同様に切り返すことが できるかどうかに注目されます。 機関投資家も損失拡大から投げ売りが続いており、本日は電力株が投げ売られる 結果となりました。 また海外勢ではヘッジファンドの解約45日前ルールが今週半ばとなる他、 今月決算のヘッジファンドが多いことから、海外経由からも換金売りが 続く弱含み展開となっております。 今週末のSQ通過で変化が出てくるのか、昨年同様今月までは下値意識の強い 展開が続くのか見極める必要がありそうです。 年末株高のシナリオを描いてくるなら、動き出してからでも遅くは ありませんので、暫くはキャッシュポジションを高めたまま様子見となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 三洋電機 （6764） 現在値：172円 パナソニックによるTOBを受けて、買い付け価格が131円となったことで、 大きく下落する展開となりました。 ただ160円近辺で下落が一巡してきた感があり、大幅下落からの反動を狙った 短期筋の介入なども期待されます。 自律反発狙いの割切り銘柄となりますが、短期急騰の可能性もあるので、 値動きに注目したいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- 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