メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/11/04  2009/11/04


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年11月4日 発行
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□本日の結果
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11/04 11/02特別会員銘柄UH +4.09% 合計+4.09%
11/04 11/02一般会員銘柄PH +9.71% 合計+9.71%
11/04 10/29特別会員銘柄SG +14.95% 合計+11.83%
11/04 10/27田淵電機(6624) +1.16% 合計+3.56%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は41円高の9,844円と小幅反発となりました。
昨晩の米市場はNYダウが小幅下落となりましたが一昨日は上昇、ナスダックは
昨日も上昇したこともあり、小幅安スタート後にCME円建てにタッチすると、
下げ渋る展開となりました。
9,800円近辺まで下げ幅を縮小、プラスに飛び出す場面もありましたが、
上値を買う動きは限定的で、9,800円を超えたところでは戻り売りに押され、
狭いレンジでの揉み合いに終始しました。
後場はアジア株高を材料に上げ幅を拡大して始りましたがすぐに失速し、
再び9,800円近辺での揉み合いとなりました。
ただ14時過ぎからは押し目買いが優勢となり、ほぼ高値引けとなりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
日経平均は反発となりましたが、今晩のFOMCを始め、週末にかけて米市場で
イベントが目白押しとなることもあり、様子見ムードの強い展開が続きました。
売買代金も低水準と盛り上がらず、安いところでの小口の押し目買いと買い戻し、
高いところでの戻り売り以外は手口の無い一日でした。
外国人の売り買いの手口は特に見られませんでしたが、国内機関投資家が
中長期資金で利益の出ている銘柄の利益確定を進めており、
これが上値を抑える要因となったようです。

先物の手口は、売りはバークレイズが1,857枚、野村が1,601枚、
クレディスイスが1,438枚の売り越しとなっております。
注目のクレディスイスはここに来てもショートを積み増し、TOPIX型も
925枚の売り越しとなっており、こちらもショート積み増しとなっており、
目先下を見ている格好となっております。
バークレイズ、野村は裁定取引によって先物売り、現物は買い戻される
展開となっております。
またバークレイズはTOPIX型も1,724枚の売り越しと、TOPIX銘柄に巡っても
裁定取引を入れております。
買いでは、モルガンスタンレーが2,289枚、TOPIX型ではドイツ証券が4,600枚の
大量買い越しとなっております。
あくまで直近ショートの買戻しの動きですが、これが下げ渋りから
プラス転換へ押し上げる要因となりました。

また本日もNTロング解消の動きが出ており、TOPIX銘柄にバスケット買いが
入るなど、日経平均売りTOPIX買いのバランス調整が続いております。
指数的にはその動きは出ておりませんが、ファーストリテイリング(9983)
一銘柄が日経平均を27円押し上げており、これを除くとTOPIXとほぼ同じ動きと
なっております。


□新興市場動向
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新興市場は3指数まちまちの展開となり、ジャスダック平均は小反発、
マザーズ、ヘラクレス指数は続落となりました。
前場はマザーズ主力銘柄の一角が買われていたこともあり、堅調スタートと
なりましたが、上値の重い揉み合い展開となっていたことで、すぐに失速し
指数は下落に転じました。
一方で、ジャスダックは楽天、マクドナルド、田中化研などの主力の一角が
堅調となり、小幅ながら指数はプラス推移となりました。
全体的には、外部要因の受け辛いということで買いも入っておりますが、
他に手掛けるものが無いからという消去法的なものであり、
拡がりや持続性はありません。


□個別銘柄動向
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日経平均は上昇しましたが、東証1部の値下がり銘柄数は810と値上がりの733を
上回り、利益確定に押される銘柄が目立ちました。
セクターでは、大手銀行、証券が売られて相場の重しとなる一方で、
非鉄、商社、自動車、資源など景気敏感株といわれるところが中心に
買戻しや押し目買いが入り、堅調となりました。

会員銘柄では、短期資金の流入によってそーせいグループ(4565)が高値で
+14.95%の大暴騰となった他、プラネックスホールディング(6784)も高値で
+9.71%の上昇を見せました。
場中紹介銘柄では、日本橋梁(5912)、ピーエス三菱(1871)、TCM(6374)、
東邦亜鉛 (5707)、宮地エンジニアリンググループ(3431)、
デジタルアーツ (2326)、インフォコム (4348)などが買われました。
日本橋梁 (5912)は28.9%のストップ高、デジタルアーツ(2326)も
ストップ高まで上昇しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場はダウが反発の展開になるものと期待されます。
ADP雇用報告、FOMC声明文次第となりそうですが、ADP雇用報告が
予想通りであれば雇用懸念が後退、好材料となりそうです。
FOMCについては不透明要因も多いものの、金融に対するスタンスに変更は無い
との見方が多くなっており、声明文待ちで動けなかった資金が動き出す可能性も
ありそうです。

ロンドン市場は、反発推移となっており、8割の銘柄が上昇しております。
直近大きく売られていた銀行株が買い戻しの動きとなっており、保険も堅調、
金融全般が買われております。
また原油、金属価格の上昇を受けて、資源、鉱業も高くなっております。

2日の米市場は76ドル高、昨晩の米市場は17ドル安となりました。
2日は、10月のISM製造業景況指数の結果が予想を上回ったことを好感し上昇、
CITの連邦破産法申請については、既に折り込み済みとして反応は限定的と
なりました。
ただFRB当局者が「米金融機関は不動産ローンなどの不良債権化リスクに
直面する可能性」との認識を示したと伝わり、金融セクターが重しとなりました。
昨晩は、スイスの金融大手UBSの赤字決算を受けて軟調となり、
モルガンスタンレーによる半導体セクターの投資判断引き下げが嫌気され、
売り先行となりました。
ただ、著名投資家バフェット氏による鉄道大手バーリントンの買収合意を発表、
これを好感する形で下げ渋りました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、タイムワーナー、コムキャスト、クアルコム、
シスコシステムズなどが予定されております。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、10月ADP全米雇用報告、
10月ISM非製造業総合指数が予定されております。
予想は、10月ADP全米雇用報告が-20万人(9月-25.4万人)、
10月ISM非製造業総合指数が51.6(9月50.9)となっております。

ADP全米雇用報告は、週末の雇用統計の前哨戦として注目度の高い指標であり、
予想は減少幅縮小の予想となっております。
新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数などは改善基調にあることから、
雇用情勢の底打ち期待が強まる状況となっております。
10月ISM非製造業総合指数は、前月からさらに小幅改善が見込まれております。
9月は景況感の分岐点である50を上回り、景気後退から脱却したとの
見方を裏付ける結果となりました。
今回もまずは50を維持、景気回復期待の展開の継続を確認したいところです。


□その他海外注目材料
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今晩は米FOMCが終了し、政策金利、声明文が発表予定となっております。
政策金利は0.25%で現状維持の予想となっておりますが、世界各国での
金融政策の動向に注目が集まっております。
豪州中銀は昨日に2ヶ月連続での利上げを敢行しており、欧州ではノルウェーが
初の利上げを発表、今後はブラジル、インドなどが追随するのではと憶測が
拡がっております。
欧州主要国、米国の現段階では利上げまでの段階には至っていないものの、
FRBが国債買取を終了するなど、出口戦略への舵取りが見え始めております。
CITグループの破綻で、早期出口戦略観測が後退したと見られておりますが、
FOMC後の声明分で、はっきりとそういった姿勢を示してくるかが
注目されるところです。
具体的には「金利を長期間非常に低い水準に維持へ」との部分が
修正されるのかどうかがポイントとなっております。


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■明日の展望
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明日は今晩の米市場次第となりそうですが、基本的には上値が重く下値は堅い、
方向感の無い持ち合い展開となりそうです。
米市場が上昇すれば、朝方にCME円建てにサヤ寄せし揉み合いとなることが
想定され、場中の動きは限定的となりそうです。
日経平均もNYダウも下落となり、直近安値を割り込めば下放れとなってくる
こともあり、リバウンドが明確に確認されるまでは出来高の少ない
盛り上がりに欠ける展開が想定されます。
国内では明日はトヨタの決算が予定されておりますが、発表は引け後の
予定ですので、影響は明後日以降となりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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9,800円を割り込んだところからは下ヒゲを残す格好を一昨日と共に形成し、
目先的な底打ちの期待感は感じられます。
ただボリンジャーバンドの-1σが上値抵抗となっており、
これを突破できるかどうかに注目されるところです。
明日からは雲の下限が切り上がる展開となるため、これに呼応して
リバウンドを見せられるかがポイントとなります。
25日線の下落が緩やかであること、75日線の上昇が続いていることなどから
自律反発しやすい状況であり、来週にかけては25日線が上昇に転じる
可能性があることも期待感が高まりやすいところです。
ただここでリバウンドを見せられないと、雲の下限から下に放れる格好と
なるため、調整トレンドが長期化することも考えられ、注意が必要となります。


□総括・今後の方針
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国内は売り材料も買い材料も乏しい状況で、今晩の米FOMC、週末の雇用統計
などを控えていることから、引き続き米市場の動向次第という展開が
続きそうです。
直近は外国人の売りは見られず、国内機関投資家が10,000円を割り込んで
いることを背景に、利益の出ている銘柄の利益確定を急いでいるようで、
これが上値の重い原因となっております。
テクニカル的にはリバウンドも期待できる半面、直近安値を割り込めば、
9,600円、さらには9,300円まで見えてくることもあり、
下値不安から手控えが拡がっております。

暫くは指数の影響の受けにくい中小型銘柄への短期物色が強まる可能性が高く、
本日も仕手化する銘柄も散見されております。
底値圏で揉み合っている銘柄も多くありますので、短期資金によって
物色されそうな銘柄を小口短期で狙っていきたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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インフォコム (4348)
現在値:66,000円

中長期的には下値切り上げの展開を続けており、直近は60,000円〜66,000円
あたりでの高値圏の揉み合いとなっております。
そろそろ短期筋の注目銘柄となり始めており、本日前場にも注目銘柄として
名が挙がり、後場にかけても資金が流入してきました。
大きな動きは出ておりませんが、短期資金の動きが活発になってきましたので、
値動きに注目したいところです。
ただ相場環境は不透明で、賭けの要素も多いので、ある程度割り切りで。

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