メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/11/02  2009/11/02


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年11月2日 発行
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□本日の結果
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11/2 10/26特別会員銘柄SD +4.39% 合計+9.68%
11/2 10/12特別会員銘柄AR +2.17% 合計+10.03%
11/2 10/08一般会員銘柄YT +4.45% 合計+3.64%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は231円安の9,802円と大幅反落となりました。
米株安を受けて、朝方から大幅下落スタートとなり、
一時298円安の9,736円まで売られる場面がありましたが。
ただ、朝方の売りが一巡するとさらに売り叩く動きは限定的となり、
安値圏での揉み合いとなりました。
中国PMIが好調な内容となったことを受けて、アジア市場が下げ渋りの展開となり、
後場になると下げ幅を縮小する展開となりました。
円高も一服となったため9,800円台まで回復してきましたが、
明日が祝日で休場ということもあり、積極的な買い手は不在で、
大幅下落のまま終了しました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
米CITグループ破綻報道をきっかけに先週末の米市場が暴落、
この影響から東京市場も大幅下落となりました。
ただアジア市場は東京市場ほどは下落せず、上海が切り返した展開と
なったことから、東京市場でも下げ渋る展開となりました。
国内要因として明日が祝日であることから、手控えムードが強かったこと、
NTロング解消の動きが強まり日経平均が売りTOPIX買いの流れが出てきた
こともあり、日経平均の戻りは鈍くなりました。
日経平均が-2.3%、TOPIXは-1.5%の下落となっており、NT倍率は急低下しました。

先物の手口は特に目立ったものはありませんでした。
JPモルガンが日経平均2,195枚売り越し、TOPIX1,775枚買い越しNTロング解消の
動きを出しており、見事に指数に反映する格好となりました。
場中に買戻しが入っていると憶測が出ておりましたが、
大量のショートを抱えるクレディスイスは日経平均型、TOPIX型ともに売り越しで、
ショートを積み増しております。
日経平均を下支えしたのは、モルガンスタンレーの2,784枚、
野村の2,294枚の買い越しとなったようですが、共に裁定取引によって
現物を処分しており、大きく下げ渋る動きには繋がりませんでした。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反落となりました。
日経平均が大幅下落となり、地合の悪化を受けて、新興市場も売り先行となり
幅広い銘柄が売られました。
ただマザーズ、ヘラクレスは主力の一角が買われたこともあり、後場にかけては
下げ渋りの展開となりましたが、ジャスダックは安値圏で揉み合いました。
それでも明日が祝日ということや、市場心理の悪化から個人投資家を中心とする
動きは鈍く、物色の拡がりは限定的となりました。


□個別銘柄動向
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日経平均の下落を受けて幅広い銘柄が売られましたが、個別で好決算銘柄や
好材料銘柄が買われたことで、東証1部値下がり銘柄数は1,087銘柄と
64%程度に留まり、日経平均が200円超下落した割には上昇銘柄が目立ちました。
セクターでは大手銀行、証券は反落、鉄鋼、非鉄、商社、自動車、ハイテク、
資源など国際優良株、景気敏感株などは軒並み売られました。
一方で貸金業規制の緩和検討との報道が伝わったことで、
消費者金融株に短期資金が流れ込み、大幅上昇となっております。

会員銘柄では、三洋電機 (6764)が好材料を背景に場中は逆行高となった他、
決算通過が好感される形で山武 (6845)などが買われました。
場中紹介銘柄では、セディナ (8258)、ラオックス (8202)、
クックパッド (2193)、ジャックス (8584)、丸井グループ (8252)
などが買われました。
ラオックス (8202)、ジャックス (8584)は大幅高となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発の動きが想定されます。
先週末の下落は少し下げ過ぎているとの声も出ていることから、
反動から買戻しや押し目買いが入ってくることが期待されます。
ただファンド、機関投資家のポジション調整の動きが継続しており、
11月に入ったことで流れに変化があるのかに注目されます。
また注目のISM製造業景気指数が50の節目を割り込むようなら、
生産の回復が一旦終了したと判断される可能性がありますので注意が必要です。

ロンドン市場は小幅反発となっております。
中国PMIを好感して需要増加期待を背景に、鉱業株が上昇しております。
また石油など資源関連株も堅調推移となっております。
一方で、銀行、不動産、薬品などが下落しております。

先週末の米市場は、ダウが249ドル安と大幅反落となりました。
大幅上昇の反動の利益確定売り、10月末が多くの投資信託の決算期となることから
税金対策の売り、CIT破綻懸念を始めとする金融不安の再燃で大きく下落しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表では、今晩にフォード・、ロウズ、シスコ、
3日にポロ・ラルフローレン、クラフト・フーズ、サン・マイクロシステムズ、
バイアコムなどが予定されております。
経済指標は、10月ISM製造業景気指数、9月建設支出、9月中古住宅販売保留指数が
予定さております。
予想は、10月ISM製造業景気指数が53.0(9月52.6)、
9月建設支出が-0.2%(8月+0.8%)、
9月中古住宅販売保留指数が前月比0.0%(8月+6.4%)となっております。
10月ISM製造業景気指数は、小幅改善の予想となっております。
9月は若干の低下となりましたが50を維持し、10月も50を維持している限りは
景気後退脱却の見方が続きそうです。
9月中古住宅販売保留指数は、8月が大幅増となっていたことの反動から、
横ばいになると見られております。


□その他海外注目材料
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為替市場は、米経済指標、株式市場動向を睨んだ展開となりそうです。
今晩は10月ISM製造業景気指数がポイントとなってきそうで、発表後に
株式市場が好感して反発するようならドル買い、続落するようなら
リスク回避のドル売りとなりそうです。


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■明後日の展望
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大幅下落の反動から買戻しの動きもありそうですが、基本的には方好感の乏しい
上値の重い展開となりそうです。
焦点はFOMCの声明文となってきそうで、金利引き上げなどの出口戦略の動きが
警戒されているものの、CITグループの破綻によって考えが変わってくる
可能性があると見られております。
また週末には米雇用統計が控えていることなどから、様子見ムードの強い展開が
想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均はマドをあけて下落、一目均衡表の雲の下限を割り込みました。
下ヒゲを付けた格好となり、10月6日安値を割り込まなかったことで、
ダブルボトム形成の可能性も出てきますが、これを見極めるための日柄が
必要となりそうです。
雲の上限が上値抵抗となり、遅行線が雲を下回ってきましたが、
雲の下限は週末には10,008円、翌週には10,150円近辺まで上昇します。
早々に切り返し、くもの下限の上昇に沿ってリバウンドを見せることが
できるかが注目ポイントとなってきそうです。


□総括・今後の方針
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市場関係者は概ね様子見継続となっており、米市場の動向を見守る形と
なっております。
CITグループの破綻が要因となりましたが、市場ではこれはある程度
予想されていたことで、どちらかというと投資信託や月末、これからの決算に
向けてのファンド、機関投資家のポジション調整と見る動きがあります。
トレンドの下落転換というよりはスピード調整に留まると見る市場関係者は
非常に多いので、もう少し動向を見極め、リバウンドのタイミングを
計っていきたいところです。
ただ市場心理は悪化、日経平均は10,000円の大台を割り込みチャートも
悪化しており、状況次第では10月6日安値を割り込み、
7月安値に向かっていく可能性もあります。
ダブルボトム形成からのリバウンドに期待しますが、基本は様子見、
個別で好決算銘柄や短期資金が流れ込んでいる銘柄などを
短期小口回転していくことになりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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