メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/10/27  2009/10/27


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年10月27日 発行
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□本日の結果
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10/27 10/26特別会員銘柄SD +2.30% 合計+2.30%
10/27 10/26一般会員銘柄SB +5.81% 合計+5.81%
10/27 10/25特別会員銘柄FD +5.88% 合計+11.11%
10/27 10/25特別会員銘柄GY +0.48% 合計+4.32%
10/27 10/21特別会員銘柄SB +2.48% 合計+5.58%
10/27 10/08一般会員銘柄YT +2.45% 合計+7.23%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は150円安の10,212円と大幅下落となりました。
米株安を受けて朝方から売りが先行、一時下げ渋る動きも見せましたが、
先物に大口売りが入ったことをきっかけに下げ幅拡大の展開となりました。
東証1部大型株を中心に売りが膨らみ、9割の銘柄が下落する全面安商状と
なりました。
前引け後に発表された海運の決算は、既定通りの下方修正でしたが、
予想より悪い内容となりネガティブとなりました。
相場への影響は軽微となりましたが、悪材料出尽くしとはならず、
後場に入っても日経平均は安値で揉み合いの動きとなりました。


□相場総括
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中期基調は上向き継続、短期基調は上向きから横ばいに転換しました。
昨日のように下げ渋りの展開が期待されましたが、先物主導で下方へ
崩れたことで、前場中盤から軒並み現物が崩れました。
また香港や上海などアジア株安、Globex米先物がマイナス推移となったことも
下押し及び上値を抑える要因となりました。
現物では、欧米ファンドの換金売りが出たことによって、
幅広い銘柄に売りが波及した模様ですが、その一方でアジア系ファンド筋が
押し目を拾い、幾分下値を支えました。

先物の手口では、クレディスイスが日経平均型を4,006枚、TOPIX型を
3,998枚の大量売り越しとなっており、9時半過ぎからドカンと
指数が下がった要因となりました。
他、ニューエッジが1,837枚、JPモルガンが1,486枚の売り越し、
TOPIX型ではメリルリンチが4,609枚の大量売りが出ており、
大型株を押し下げる要因となりました。
買いでは、UBSが1,532枚、カブドットコムが1,410枚、マネックスが1,332枚、
楽天が1,283枚の買い越しとなっております。
カブコム、マネックス、楽天などは、日経平均がレンジ下限に到達したことで、
個人投資家が買いに向かってきたこと示し、後場の横ばい揉み合いで
下支えをする要因となりました。
TOPIXではBNPパリバが2,466枚、野村が1,307枚、大和が1,177枚の
買い越しとなっておりますが、いずれも裁定業者であり、
先物を買い戻す一方で現物を売っております。
とにかく本日は、クレディスイスが大量に売ってきたことで一気に崩れる
展開となりました。
これまで買い戻しを続けてきたクレディスイスですが、
明日に本日の売りを買い戻してくるのか、さらにショートを積み増すのか
動きに注意する必要がありそうです。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って下落となりました。
朝方は、ネット関連主力銘柄に買いが入ったことで、マザーズ指数は
プラス推移となっておりましたが、日経平均が下げ幅を拡大し
全面安商状となると、マザーズ指数も下落に転じました。
ジャスダック、ヘラクレスは朝方から売り優勢となり、
指数は後場にかけてもジリジリと下げ幅を拡大する軟調展開となりました。


□個別銘柄動向
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後場入り直後には東証1部値下がり銘柄数が1,500超、9割の銘柄が下落する
全面安商状となりました。
大手銀行、証券、保険、不動産などが朝方から下げ幅拡大となり、
下げを主導した他、原油・商品価格の下落から、非鉄、鉄鋼、商社なども
軒並み売られる展開となりました。
また朝方は円安効果によって底堅かった自動車、ハイテクも前場中頃には
下落に転じ、そのままズルズルと下げ幅拡大の展開となりました。
前引けで大手決算を通過した海運は、予想を超える悪化を示したことで
後場入り直後は大きく売られる展開となりました。
ただ売りが一巡したところからは、下げ渋る展開となり、
相場への影響はほとんどありませんでした。

会員銘柄では、新エネ関連の一角が底堅く推移したものの、
全面安商状の中では売り優勢の展開となりました。
場中紹介銘柄では、クックパッド (2193)、松屋 (8237)、グリー (3632)
などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は小幅反発の展開が想定されます。
ただ2日連続の大幅続落となっており、短期筋の売りは一巡したと見る声も
あることから、一旦はリバウンドが入りやすい状況となりそうです。

ロンドン市場は小幅下落スタートとなりましたが、下げ渋り小反発推移に
転じております。
BPの決算が予想ほど悪化しなかったことで石油株が上昇、投資判断の引き上げ
などからメディア・出版関連銘柄も上昇しております。
また、たばこ、薬品なども上昇に転じております。
一方で金属価格が続落していることから、鉱業が軒並み安となっている他、
増資懸念から銀行が大きく売られており上値を抑える要因となっております。

昨晩の米市場は、ダウが104ドル安と続落となりました。
朝方は、ベライゾンなど企業決算を好感して買いが先行となり、
一時100ドル近く上昇する場面がありましたが、バンカメの大規模な増資観測が
浮上したこと、著名アナリストによる地銀セクターの投資判断の引き下げ、
新築住宅購入の補助金制度について、規模を縮小しながら終了する案が
検討されていることなどの材料が嫌気され、銀行、不動産を中心に下落に転じ、
一気に値を消す展開となりました。
また原油を始め、金属価格が軟調となったことから、鉱業、素材関連が
大きく下落したことも下押し要因となりました。
25日線まで下落し、同線では下げ渋ったものの、安値圏での揉み合いのまま
終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ファーストエナジー、AKスチール・ホールディング、
USスチール、テクストロン、アポロ・グループ、エイブリー・デニソン、
フランクリン・リソーシズ、ビーミス、ボストン・プロパティーズ、CEPH、
センチュリーテルなどが予定されております。
経済使用は、8月S&Pケース・シラー住宅価格総合指数、10月消費者信頼感指数、
10月リッチモンド連銀製造業景況指数が予定さております。
予想では、8月S&Pケース・シラー住宅価格総合指数が前年比-11.9%
(7月-13.3%)、10月消費者信頼感指数が53.5(9月53.1)、
10月リッチモンド連銀製造業景況指数が14(9月14)となっております。
10月消費者信頼感指数は、9月が自動車買い替え支援策の終了などを理由に
ネガティブとなった反動から改善の予想となっております。
ただ、10月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が9月から低下していることもあり、
下ブレ警戒が必要と見られております。
米市場では、企業決算が出揃ってきたこともあり、再度経済指標の
注目度が高まりつつありますので、内容を個々に確認したいところです。


□その他海外注目材料
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昨日は長期金利の上昇を受けて為替はドル買いが顕著となりました。
為替要因では、この流れがどこまで続くかに注目が集まっております。
昨日から続いて、92円台では本邦輸出企業のドル売りオーダーが
出ている模様ですが、規模はあまり大きくないとされております。
また今晩は米2年債の入札が予定されております。


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■明日の展望
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明日の東京市場は反発の動きが期待されます。
本日の大幅下落の反動や、ホンダの好決算が市場ムードを若干でも改善させる
動きが期待されます。
ただ週末に決算が偏っていることもあり、様子ムードは強いことも想定され、
上値は限定的になるものと想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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昨日に回復した13週線を再び下回ってしまいました。
下値では25日線がサポートラインとして意識され、8月以降から続く
ボックスレンジの下限レベルまで下落したことになります。
一目均衡表ではサポートラインだった転換線を下回ってしまいましたが、
雲の上限が5日後に10,300円まで下落、その4日後には10,190円まで下落し、
ねじれが起こります。
遅行スパンも現在の水準をキープしていれば、来週あたりに上方転換シグナルを
発生させてくる可能性があり、25日線をサポートに日柄調整の展開と
したいところです。


□総括・今後の方針
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本日は手控えムードが強いながら下げ渋りを期待した動きとなっておりましたが、
クレディスイスの先物の売り仕掛けが入り、指数が下げ幅を拡大したことで、
現物に投げ売りが波及しました。
25日線やレンジ下限で止まっていることから、売り転換となっていない
こともあり、明日に反発の動きを見せることができるかに注目されます。
ただ国内企業決算は信越化学、JFE、海運三社と軒並み期待ハズレの内容と
なっており、相場の下落と合わせて市場心理が悪化してきました。
また米市場の動きが悪くなっていることも手控え要因に向かいそうです。
ただNYダウの9月からの動きは、月の中旬まで上昇、下旬に下落し、
翌月月初に25日線割れ、そして反発及び高値更新という流れが続いております。
現在も月末に近づいたところで25日線に接近と、まったく同じ動きと
なっていることから、25日線を割り込んだ場面があれば、
ここから反転してくるかに注目されます。

国内では本日引け後に東芝、ホンダが決算を発表、共に上方修正となりました。
東芝は中間期のみの増額で予測通りに留まりましたが、ホンダは通期予想を
大幅に増額修正してきており、市場予想をも大きく上回る内容となっております。
ホンダは為替レートを90円から85円に変更しての見通しだけに、
ポジティブインパクトとなりそうです。
ホンダの好決算が市場ムードの好転に繋がるかに注目です。
個別では引き続き材料株や東証1部好業績銘柄が中心となりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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田淵電機 (6624)
現在値:256円

本日複数の国内証券系ファンドが同銘柄を買い付け、日経平均が大きく下落
する中で逆行高となりました。
直近高値の265円が抵抗ラインとなっておりますが、これを突破できれば、
年初来高値の290円に向けた動きも期待できそうです。
あまり短期的な動きを出すファンド筋ではありませんが、もう一段の上昇を
期待します。

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