メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/10/16  2009/10/16


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年10月16日 発行
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□本日の結果
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10/16 10/15一般会員銘柄TR +3.89% 合計+3.89%
10/16 10/15特別会員銘柄RN +1.02% 合計+1.02%
10/16 10/15特別会員銘柄TK +8.46% 合計+8.46%
10/16 10/14一般会員銘柄IH +4.10% 合計+9.01%
10/16 10/12一般会員銘柄TC +1.86% 合計+3.91%
10/16 10/08一般会員銘柄YT +1.50% 合計+4.16%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は18円高の10,257円と小幅続伸となりました。
昨晩の米市場が上昇、CME高を背景に、朝方から買いが先行したものの、
昨日の上昇や週末要因などから、ジリジリと利益確定の売りに押される展開と
なりました。
前場はジリジリと先物・現物双方の売りに押される展開で右肩下がりとなり、
後場入りには先物主導で売られて下落に転落してのスタートとなりました。
マイナス圏に入ると押し目買いが入ったことで下げ渋りましたが、
前日終値近辺での揉み合いに終始、かろうじて大引けにかけて買いが優勢で
プラスで終了しました。


□相場総括
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短期基調は上向き継続、中期基調も上向き継続となっております。
為替が90円中盤まで戻ったことから輸出関連銘柄を中心に買いが入りましたが、
昨日に上昇していることや週末要因などから、新規の買いは手控えられ
すぐに上値が重くなる展開となりました。
また銀行株が続落したことから、TOPIXが寄り付き直後に下落に転じ、
相場全体の重しとなりました。
ただ先物への売りが断続的に入りながらも、日経平均は小幅上昇で終了しており、
底堅い展開を続けていると見ることもできそうです。

先物の手口では、大和SMBCが3,791枚、ソシエテジェネラルが1,517枚、
ドイツ証券が1,482枚の売り越しとなっております。
大和とソシエテは裁定取引から先物売り、現物買いの動きとなっており、
本来あまり相場の影響を与えないのですが、大和は朝方から先物売り、
前場中盤以降に現物買いと時間差を入れてきたようで、これらが朝から
ジリジリと下がる展開、後場になって下げ渋る動きを演出してきました。
買いではバークレイズが2,144枚、三菱UFJが1,668枚、BNPパリバが1,490枚の
買い越しとなっております。
バークレイズは連日での買い越しとなり、相場の下支え要因となりました。
三菱UFJ、BNPパリバは共に裁定取引によって現物が売られ、
先物が買い戻されており、相場への影響は限定的となっております。
本日の先物の手口はほとんどが裁定業者によるもので、
ポジション調整の動きに終始していることがわかります。
注目のクレディスイスは小幅ながら買い戻し継続となっているほか、
TOPIX型ではほとんど手口らしいものが出ておりません。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って下落となりました。
朝方から上値の重い展開、利益確定売りが優勢の展開となり、
終日軟調な展開となっております。
特に個人投資家の利益確定、市場からの投資家離れが進んでおり、
一部材料のある銘柄以外は軒並み売られております。
売買代金も3市場合わせて243億円と少なかった昨日よりさらに減少しており、
個人投資家が次々と離脱している展開が続いております。


□個別銘柄動向
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円高一服や商品市況の堅調さから、朝方は輸出関連、資源関連を中心に買いが
優勢の展開となりました。
ただすぐにジリジリと売られる展開となり、後場には東証1部値下がり銘柄数が
1,000銘柄を超える展開となりました。
大手銀行、証券が続落となり相場の重しとなったほか、損保、不動産など
金融不動産全般が売られております。
他、鉄鋼、非鉄、商社なども失速して下落、ハイテクの一角はプラス推移を
維持しているところもありますが、少なからず上げ幅縮小となっております。
規模別でも大型株のみならず、短期資金の逃げが目立ち、
中小型銘柄が利益確定売りに押されております。

会員銘柄では、津田駒工業(6217)が大幅高となった他、山武 (6845)、
インプレスホールディングス (9479)などが買われましたが、
総じて軟調な動きとなりました。
場中紹介銘柄では、蝶理 (8014)、コシダカ (2157)、クックパッド(2193)
などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は揉み合い展開が想定されます。
直近の上昇や週末要因から利益確定売りが出やすいところではありますが、
堅調な商品市況や企業決算を下支えに押し目買いも積極的に入ってきそうです。

ロンドン市場は、小幅高推移となっております。
原油価格の上昇から石油株が相場を牽引しており、不動産株も買われております。
一方で銀行、鉱業などが弱含みとなっております。

昨晩の米市場はダウが47ドル高と連日で年初来高値を更新しました。
ゴールドマンサックスの決算は予想を上回る内容だったものの、
JPモルガンの決算から既に期待の買いが入っていたこと、
シティグループは将来の評価損計上に対する警戒感が出たことなどから、
金融セクターが重しとなって、一時は10,000ドルを割り込む場面もありました。
ただ終盤にかけては原油価格が年初来高値を付けたことからエネルギー関連、
素材関連に買いが集まり、ダウはプラスに転じました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、バンク・オブ・アメリカ、ゼネラル・エレクトリック、
ファースト・ホライゾン・ナショナル、ジェニュイン・パーツ、ハリバートン、
マテルなどが予定されております。
注目はバンカメ、GEの決算結果となり、昨日までの好調な決算に続くかどうかが
焦点となってきます。

経済指標では、8月対米証券投資ネット長期TICフロー、9月鉱工業生産、
9月設備稼働率、10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が
予定されております。
予想では、8月対米証券投資ネット長期TICフローが+300億ドル(7月+153億ドル)、
9月鉱工業生産が+0.2%(8月+0.8%)、
9月設備稼働率が69.8%(8月69.6%)、
10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が73.1(9月73.5)となっております。
9月鉱工業生産は、米政府の自動車買い替え支援策が8月で終了した反動で
落ち込む見通しとなっており、設備稼働率は横ばいとなっております。
10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、先月とほぼ同水準となる
予想となっておりますが、米政府の初回住宅購入税控除が10月で終了しますので、
11月の数値まで待つ必要があると言われております。


□その他海外注目材料
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要人関連では、フィッシャー米ダラス連銀総裁が講演を予定しております。
為替要因は、ドルショートカバーの流れが続いておりますが、
91円以降も断続的に本邦輸出企業のドル売りオーダーが控えていると見られ、
91円以降は加速した上昇はし辛いものと見られております。
また商品市況が堅調な限りドル売りスタンスは継続と見られており、
ドルのショートカバーの流れがどこまで続くのかが注目されます。


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■来週の展望
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来週は方向感なく上下する揉み合いの展開が想定されます。
世界の市場が高値更新を続けていることに対して、東京市場の出遅れ感が
指摘されており、TOPIXが25日線を回復するなどのきっかけ次第では
戻り歩調を強める展開が期待できます。
ただそれには軟調推移を続ける銀行株の反転が必須となってきますが、
JAL問題に対して出口が見えておらず、反転の動きは難しい状況と
なっております。
好調な米市場の支えられながら、暫くは揉み合い値固めの動きとなる
可能性が高く、国内決算を睨んでの個別株物色の流れが想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は小幅上昇となり、トレンド反転の意識を継続したまま底堅い動きを
継続しております。
一目均衡表では雲の中での推移となっており、強弱感がでやすく方向感の
掴み辛いところとなっております。
ボリンジャーバンドでは中心線と+1σの間での推移となっており、
リバウンドの流れは継続していると見ることができます。
ただ昨日同様に13週線が10,256円で推移しており、これが上値抵抗として
意識されており、まずはこれを突破するのが重要となります。
13週線を超えてくると、雲の上限に向けた動きが出てくる可能性もあります。


□総括・今後の方針
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日経平均は25日線を捉えていることから、上値が重いながらもリバウンド基調を
継続、本日も指数自体は小幅高と底堅い展開を続けております。
暫くは売り物を吸収しながら値固め、軽い調整を挟みながらエネルギーを溜めて
上昇する展開が想定されますので、あまり弱気となる必要もなさそうです。
相場が停滞してくると、短期資金や仕手筋などの動きが活発化することも
想定され、本日短期筋の利益確定が進んだことから、
来週に回転が始まることも期待されます。
方針としては、総強気には出られませんが、リスクを取りながら
買い継続で見ていきたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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来週の公開となります。


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