メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/10/09  2009/10/09


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年10月9日 発行
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□本日の結果
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10/09 10/08特別会員銘柄TD +2.36% 合計+2.36%
10/09 10/08一般会員銘柄ZC +4.48% 合計+4.48%
10/09 10/08一般会員銘柄YT +1.44% 合計+1.44%
10/09 10/07一般会員銘柄OK +4.76% 合計+14.29%
10/09 10/07日本ゼオン(4205) +2.82% 合計+4.97%
10/09 10/06特別会員銘柄NK +4.37% 合計+8.64%
10/09 10/06一般会員銘柄HC +6.41% 合計+15.28%
10/09 10/05一般会員銘柄RP +8.46% 合計+23.27%
10/09 10/05特別会員銘柄NK +4.38% 合計+18.18%
10/08 10/05石原産業(4028) +5.33% 合計+14.49%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は、183円高の10,016円と大幅続伸となりました。
米株高を背景に買い先行となりましたが、朝方は連休を前にポジション調整の
売りが出たことで伸び悩みました。
ただ前場中頃には大口の先物買戻しが入り指数が切り上がりとなりました。
後場は、円高基調の一服、アジア株高を背景に先物への買戻しが続き
一段高展開となると、現物にも売りの買戻しが次々と入り、
ジリ高傾向となりました。
さらに後場中頃には、これまで動いていなかった国内中長期資金の流入が
観測されると、連休前のポジション調整の売りを押し退けて買いが入り、
SQ値どころから10,000円まで回復する高値引けとなりました。


□相場総括
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中期基調は下向き継続、短期基調は下向きから上向きに転換しました。
朝方は、モルガンスタンレーによるヤフーの格上げによって同社株価が
大幅高となり、SQ値も吊り上ってしまってこれが上値として意識される展開と
なりました。
ただ連休を前にした利益確定売りより、先物や信用売りの買戻しが
積極的に入ったことで指数は押し上げられました。
後場に入るとSQ値を明確に突破したこと、円高傾向の一服、
長期休場明けの中国市場の大幅上昇などを背景に、先物・現物共に
買戻しの動きが継続しました。
また国内機関投資家による中長期資金が動き始めたと伝わると、
様子見としていた投資家の資金も少なからず動き出し、
押し目を拾う動きも見られました。

先物の手口では、売りでは立花証券が1,919枚、楽天が1,297枚の売り越しと
なっており、高値圏での個人の売りが目立ちました。
ただあくまで現物のオーバーウィークに対するヘッジ売りの意味が強いと
見られており、市場への影響はあまりありませんでした。
TOPIX型ではメリルリンチが2,794枚の売り越しとなっておりますが、
日経平均型を2,304枚買い越しており、NTロングのポジション形成と
なっております。
この売りが前場のTOPIXの弱い展開を作りました。
買いでは、みずほが2,684枚、メリルリンチが2,304枚、UBSが1,051枚の
買い越しとなっております。
みずほは直近のショート分を買い戻してきたと見られ、これが前場中頃、
後場の上げ幅拡大の要因となりました。
TOPIX型では大和SMBCが3,109枚の大幅買い越しと大きな買戻しを入れてきており、
後場のTOPIXのプラス転換・上げ幅拡大を主導しました。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って上昇となりました。
米株高を背景に地合が良好なことから、買いが先行しました。
朝方は直近買われた銘柄が利益確定売りに押されるなど、買いが優勢ながらも
上値の重い展開となっておりました。
ただ日経平均が上げ幅拡大の展開となると、相場全体のモメンタムが改善、
新興市場にも買い安心感が拡がり上げ幅を拡大する展開となりました。
ジャスダック市場はJストックの主力銘柄を中心に買われ、ヘラクレスは
不動産関連銘柄が中心に買われ指数が上昇しました。
対してマザーズ市場では、主力ネット関連銘柄が利益確定売りに押される銘柄が
散見し、高安まちまちとなっていたことや、売買代金が100億円を割り込むなど、
資金が東証1部に流れ込んだことが要因で、やや低調な動きとなりました。


□個別銘柄動向
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前場はTOPIXが軟調推移となっていたこともあり、東証1部騰落数では、
値下がり銘柄数のほうが多い状況で、高安まちまちとなっておりました。
ただ後場に入って日経平均が上げ幅拡大、TOPIXもプラスに切り返すと、
連れて切り返す銘柄も多く見られたものの、日経平均が大幅高の割には
東証1部値上がり銘柄数がやっと1,000銘柄に乗せた程度(60%程度)に
留まっております。
大手銀行、証券などは昨日の売られた反動もあり反発となりました。
他、商品市場の堅調推移から鉄鋼、非鉄、商社など買われ、
円高基調一服から自動車、ハイテクなども上昇しました。
一方内需ディフェンシブ銘柄などは軒並み売られる展開となりました。

会員銘柄では、リサ・パートナーズ (8924)がストップ高まで上昇した他、
石原産業 (4028)、西松建設 (1820)、長谷工コーポレーション (1808)、
日本化学工業 (4092)、オーミケンシ (3111)などが買われました。
場中紹介銘柄では、スカパーJSATHD (9412)、アイフル (8515)、
中山製鋼所 (5408)、ダヴィンチ・ホールディングス (4314)、
武富士 (8564)、プロミス (8574)、東邦亜鉛 (5707)、
サイボウズ (4776)、きもと (7908)などが買われました。
サイボウズ (4776)、きもと (7908)はストップ高まで買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は揉み合い、または反落の動きが想定されます。
昨日に上昇した反動や、日本同様に米国も12日がコロンバスデーによって
祝日であることから、連休前の手仕舞い売りが出やすい状況となりそうです。
また、来週に主力銘柄の決算が続くことから、様子見ムードも強まりそうです。

ロンドン市場は小幅安の小動き、銘柄騰落数も拮抗となっております。
本日は金属商品相場が下落しており、この影響から鉱業株が全面安となり、
相場の重しとなっております。
またこれに連れる形で化学関連も安くなっております。
ただ石油関連は上昇、薬品株も買われて相場を下支えしております。

昨晩の米市場はダウが61ドル高と反発となりました。
前日のアルコアの好決算を受けて7-9月期企業決算の期待が高まったこともあり、
買い安心感が拡がりました。
また、新規失業保険申請件数が改善、小売各社が好調な9月既存店売上高を
発表したことも買い材料となりました。
セクターでは金価格が史上最高値を更新したことで、素材を中心に
エネルギーなどが買われ、住宅購入に関する税控除制度の延長を審議されて
いると伝わったことで不動産が上昇、一方で金融が上げ幅縮小となりました。
他、耐久消費財、アパレルが買われ、電気通信、ヘルスケア、サービスなどが
売られました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標では、8月貿易収支が予定されており、
予想は-330億ドル(7月-320億ドル)となっております。
7月は予想外の貿易赤字拡大となりましたが、政府による自動車買い替え
支援策や、原油高による輸入増が原因だったと見られております。
8月は支援策が終了するに伴い、駆け込み需要が増えたこと、
商品相場が上昇していたことなどもあり、3ヶ月連続での
貿易赤字拡大が予想されております。
市場の注目度は低いので、余程予想から外れた内容とならない限り、
市場への影響は限定的とされております。


□その他海外注目材料
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為替要因では、ドル円だけに留まらずドルのショートカバーの流れが続いており、
これがどこまで進むかが注目されます。
89円50銭あたりからは短期筋のドル戻り売りが控えているといわれており、
90円以降は本邦輸出企業のドル売りオーダーが控えていると見られ、
上値はかなり重いものとなりそうです。
一方で88円にはオプショントリガーが相当集まっているとされており、
ここではドル買いが強まりそうです。

他、ロックハート米アトランタ連銀総裁や、コーン米FRB副議長が
それぞれ講演を行う予定となっております。


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■来週の展望
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来週は上下しながらも戻りを試す展開が期待されます。
SQ値を上回って終了すると、翌週の相場が堅調に推移するという
アノマリーもあり、買い安心感が拡がりそうです。
ただイベント面で、主力企業の決算発表が相次ぐ米市場の動向に一喜一憂する
展開となりそうです。
来週は、インテル、ノキア、グーグル、GE、JPモルガン、シティ、
ゴールドマンなど、市場への影響力の大きい企業が決算を予定しており、
個別で確認していく必要がありそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅続伸によって、直近あけたマドの9,852円〜9,965円の
マド埋めを完了し、節目の10,000円の大台に若干ながら乗せてきました。
大台回復によって一旦は目標達成感が出やすいところですが、
26週線がボトムラインとして意識されるます。
ボリンジャーバンドでは-1σをクリアし、中心線へ向かう動きが期待されます。
MACDも7月ボトム水準まで下落しての反転となっており、シグナルとの乖離も
縮まってきていることから、買い転換が相次ぐ可能性もありそうです。
来週は5日線の上昇が続くために、25日線に向かっていく動きが期待されます。


□総括・今後の方針
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10,000円大台を回復したことから、一旦の目標達成感も出やすいところですが、
基本的には戻りを試す展開の継続を期待したいところです。
一本調子の上昇は難しそうですが、今後は押した場面があれば積極的な
押し目買いも期待でき、25日線を目指す展開が期待されます。
またSQ値を上回って終了したことも心理的に期待感が出てきそうです。

ただ為替動向には気を付けておきたいところで、原油決済について
ドル建てではなく、円、ユーロなどを含めた通貨バスケットや金で行うと
検討されており、ドルの威信が崩れ始めております。
利食いからのドル買いも入っており、一気に急伸するという動きには
至っておりませんが、依然としてドル売り基調は強いことが警戒されます。
これから始まる国内企業決算においても、大企業製造業の想定レートが
94.5円に設定されていることからも、円高進行による業績悪化が警戒されます。

来週は基本的に買いで見ていきたいところですが、為替の影響を受けにくい
中小型個別材料株物色の流れが期待されます。
GSユアサなど一時人気化した銘柄は、個人の信用買いの積み上がりによって、
期待感が無いことから市場関係者からの注目も低いのですが、
電池素材関連への注目度の高まりや、オリンピック特需関連、
インフルエンザ関連などの動きが注目されます。

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□本日のメルマガ銘柄
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来週の公開となります。


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