メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/08/26  2009/08/26


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年8月26日 発行
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□本日の結果
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08/26 08/25特別会員銘柄NB +2.01% 合計+2.01%
08/26 08/24一般会員銘柄SK +5.62% 合計+6.82%
08/26 08/24特別会員銘柄TF +2.30% 合計+3.71%
08/26 08/23一般会員銘柄ST +2.88% 合計+5.94%
08/26 08/23一般会員銘柄NC +7.77% 合計+6.73%
08/26 08/16一般会員銘柄MZ +3.14% 合計+3.14%
08/26 08/11東芝 (6502) +3.18% 合計+6.11%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は142円高の10,639円と大幅反発、年初来高値を更新しました。
米市場が上昇したこと背景に朝方から買いが先行しましたが、前場は
年初来高値や8月SQ値の10,600円を上値抵抗として伸び悩む場面もありました。
ただ下落して始まった上海市場が切り返す動きを見せたことで、
後場は始りから10,600円を窺う動きとなり、先物主導で上げ幅を拡大しました。
13時頃には10,650円近辺での揉み合いとなりましたが、米年金筋の買い観測や、
裁定取引による現物買いなどにより、後場中後半は現物が下支えする格好で
高値圏を維持しました。


□相場総括
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短期基調は上向き継続、中期基調は下向きから上向きに転換しました。
昨晩の米市場で、警戒されていた消費者信頼感指数が改善を示してきたことで、
買い安心感が拡がりました。
ただ東証1部売買代金は相変わらず低調なままであり、
選挙戦が終了するまでは様子見とする外国人投資家、
国内機関投資家の方針に変化は無いようです。

先物の手口では、本日はクレディスイスの買戻しの動きは見られませんでした。
買いではゴールドマンサックスの2,256枚、UBSの1,536枚、大和SMBCの1,307枚の
買い越しとなっております。
大和はTOPIXを1,026枚売り越していることから、NTロングの裁定取引を
行っていることが窺えます。
一方売りでは、メリルリンチが2,788枚、モルガンスタンレーが1,473枚の
売り越しとなっております。
メリルリンチは大和と反対に、TOPIX型を1,363枚買い越しており、
TOPIX優位にロングを形成しました。
他、本日目立ったのはTOPIX先物の動きで、ソシエテジェネラル、
野村がそれぞれ2,263枚、3,212枚売り越しており、
裁定取引で現物を拾っております。
これが、後場にTOPIX銘柄の動きが良くなった要因となってきたようです。
そろそろ、9月のメジャーSQに向けた思惑が入り始めているとの指摘があり、
クレディスイス、ニューエッジ、バークレイズなどの動向が注目されます。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続伸となりました。
日経平均の上昇にあわせて一部ネット関連銘柄が買われた他、
太陽電池関連、インフルエンザ関連銘柄などが指数を牽引しました。
ただネット関連上位銘柄もまちまちとなっており、昨日買われていた
バイオ関連が総じて軟調となっていることから、物色の持続性や広がりはなく、
日計りの資金の循環物色に留まっております。


□個別銘柄動向
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東証1部の79%が上昇する全面高商状であったことからも、
幅広い銘柄が物色されて買われました。
本日顕著に見られたのがTOPIX採用銘柄の物色であり、
NT倍率が高止まりしていることからも、日経平均銘柄よりTOPIX銘柄のほうに
目が向かっているようです。
このため為替が円高基調を続いているものの、大型株と言われる銘柄が
拾われて堅調推移となっております。

会員銘柄では、堺化学工業 (4078)、日本カーバイド工業 (4064)、
三協・立山ホールディングス (3432)、三井造船 (7003)、
東芝 (6502)などが物色されました。
場中銘柄では、ガーラ (4777)、日本化学工業 (4092)、
学習研究社 (9470)、クックパッド (2193)、東京個別指導学院 (4745)、
大京 (8840)、シチズンホールディングス (7762)などが買われました。
中でも、日本化学工業 (4092)、学習研究社 (9470)、
クックパッド (2193)、東京個別指導学院 (4745)は大きく上昇しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は揉み合いかやや利益確定売り優勢の展開が想定されます。
アジア市場が総じて堅調となりましたが、NYダウは既に6日続伸となっており、
利益確定売りに押されやすい展開が想定されます。
昨晩の米市場が、商品価格が下落しながらも指数が堅調だったこともあり、
バーナンキFRB議長の再任に絡むご祝儀相場だったとの見方もあります。

昨晩の米市場はダウが30ドル高と続伸となりました。
6月ケース・シラー住宅価格指数や、8月消費者信頼感指数など、
経済指標が相次いで予想を上回ったことから終日堅調推移となり、
年初来高値を更新しました。
特に警戒されていた消費者信頼感指数の内容は好感された他、
一時ダウは110ドル高まで上昇しました。
オバマ大統領がバーナンキFRB議長の議長を再指名したことも
ポジティブ材料として評価されました。
一方で原油価格が下落したことでエネルギーセクターが重しとなり、
大引けにかけて上げ幅を縮小する展開となりました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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今晩の主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、7月耐久財受注、
7月新築住宅販売件数が予定されております。
予想では、7月耐久財受注が+3.0%(6月-2.5%)、
7月新築住宅販売件数が39万戸(6月38.4万戸)となっております。

7月耐久財受注は前回よりも改善予想となっており、
7月のISM製造業新規受注指数や輸出輸入受注・受注残が増加、各地区の
製造業指数が増加していることからも、予想通りに改善が見込まれます。
7月新築住宅販売件数も増加が予想されており、住宅市場の底打ち感を
裏づける可能性が高く、両経済指標ともにネガティブサプライズには
なりにくいと見られております。


□その他海外注目材料
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ロックハート米アトランタ連銀総裁が、米国経済見通しについて講演を行う
予定となっております。
また、米国債5年債入札が予定されており、結果を受けての金利動向が
注目されております。
為替要因では、ドル円の95円台は本邦実需のドル売りオーダーが
観測されており、ドルの上値は重いとされております。


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■明日の展望
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明日は揉み合いの展開が想定されます。
年初来高値を更新してきたことで、買い安心感が拡がっており、
上海市場の反転など外部要因も好転してきていることで、
上昇基調には変わりは無さそうですが、高値警戒感からの利益確定売りが
出やすい場面となりそうです。
出来高が盛り上がっていないこともあり、今晩の米市場動向次第で
方向性も変わってくることが想定されます。
米市場は6日続伸となり、そろそろ一服してもおかしくないので、
今晩の米市場の動向に注目されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は、昨日のはらみ十字足から上放れの格好となり、
日足チャート的には強い動きを示唆しました。
また上値抵抗として意識され始めていた年初来高値水準を突破し、
先週末の10,142円を安値とする短期上昇トレンド継続が確認されます。
ボリンジャーバンドでは+1σをサポートラインとして+2σを窺う動きを
見せておりますが、バンド自体は収縮しておりますので+2σは
10,740円近辺を推移しております。
ただ+1σが上昇に転じてきておりますので、ここからバンド拡大しながら、
週足の一目均衡表の雲の上限であり10,826円を目指す動きが期待されます。
MACDは売り継続ながらシグナルとの乖離が縮小しており、
買い転換が接近してきております。
週足の雲の上限では達成感が高まりやすいと見られておりますが、
仮にこれを突破して下値支持線に変えてくるようなら、
11,000円回復も見えてきそうです。


□総括・今後の方針
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日経平均は高値更新と強い動きを見せておりますが、出来高は少ないままであり、
引き続き外部要因に振り回される展開が想定されます。
米市場も堅調ながらドルは強くなっておらず、ドル円では円高水準で高止まりと
なっていることも気掛かりなところです。
原油相場では、これ以上の上昇は弊害が多いとの観測が出始めており、
昨日の急落といった具合に不安定な動きも警戒されます。
上海市場も含めて意外と不安要素の多い展開が続いておりますので、
引き続き慎重姿勢継続のまま、余剰資金で短期回転で臨みたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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チタン工業 (4098)
現在値:282円

本日終値ベースで高値を更新し、上値抵抗ラインであった
280円を突破してきました。
まだ明確に上抜けたとは言い辛いところですが、この水準を下値メドに
転換できれば、場中高値287円を超えての新展開が期待されます。

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