メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/06/12  2009/06/12


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年6月12日 発行
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□本日の結果
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06/12 06/11特別会員銘柄NS +13.90% 合計+13.90%
06/12 06/11特別会員銘柄AK +7.90% 合計+7.90%
06/12 06/10一般会員銘柄DK +9.15% 合計+8.44%
06/12 06/09一般会員銘柄CO +7.00% 合計+3.88%
06/12 06/09一般会員銘柄SK +6.56% 合計+10.17%
06/12 06/07一般会員銘柄MM +3.97% 合計+3.29%
06/12 06/07一般会員銘柄JB +5.17% 合計+13.10%
06/12 06/03特別会員銘柄SD +1.53% 合計+9.92%
06/12 06/01ワコム(6727) +2.00% 合計+20.70%
06/12 05/26一般会員銘柄NB +3.51% 合計+4.73%
06/12 05/07特別会員銘柄KS +2.08% 合計+21.80%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は154円高の10,135円と大幅反発となりました。
米市場の上昇や、SQ算出を意識し、朝方は買い先行となりましたが、
買いが一巡すると高値警戒感から上値は重くなり、
週末要因からの利益確定売りに押される銘柄も散見されました。
ただ後場に入ると、中国の5月鉱工業生産が高い伸び率を示したことで、
先物に大口買いが入り上げ幅を一気に拡大、日経平均は一時200円近く
上昇する場面もありました。

□相場総括
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短期基調は上向き継続、中期基調も上向き継続となっております。
朝方はSQ値算出の思惑から買いが先行し、SQ値が10,147円と推定値が算出
されると、利益確定売りに押される展開となりました。
前場はSQ値に届かず、幻のSQ形成からのSQ天井が警戒されましたが、
中国鉱工業生産の発表と共に先物に買いが断続的に入り、
終値でSQ値は下回ったものの幻のSQ形成は回避されました。
先物主導の展開となりましたが、目立った手口らしきものは見られません。
大きいところでは、ドイツ証券が3,411枚、UBSが1,734枚の買い越しと
なっており、売りではJPモルガンの1,810枚の売り越しとなっております。

□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続伸し、年初来高値を更新しております。
朝方はマザーズ主力銘柄が利益確定売りに押される場面もあり、
指数が下落して推移する場面もありましたが、
日経平均が上げ幅を拡大すると共に押し目を拾う動きも見られました。
3市場共に売買代金が増加しており、個人を中心とする資金が回転し、
積極的に買いが入っていることが伺えます。
ただ資金の回転も早く、日々売り買いが入れ替わる動きが散見されるだけに
注意して見ていく必要がありそうです。

□個別銘柄動向
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前場は日経平均が100円近く上昇する場面でも、東証1部値上がり銘柄数が
半数程度と、利益確定売りに押される銘柄が目立ちました。
ただ後場にかけて一段高の展開となると積極的な買いが幅広く入り、
大引けにかけて値上がり銘柄数は1,000銘柄を超えました。
セクターでは出遅れ感のある金融、不動産、証券、損保など広義の
金融関連銘柄が積極的に買われました。
また調整一巡感の出ている海運なども物色されております。
一方で商品市況が上昇しながらも、石油石炭、鉱業など資源関連銘柄は
利益確定の売りに押されました。
会員銘柄では、日本エスコン(8892)、朝日工業(5456)、
第一中央汽船(9132)、佐田建設(1826)などが大きく上昇しました。
場中銘柄では、GSユアサ(6674)、レーサム(8890)、
アップルインターナショナル(2788)、マネックスグループ(8698)
などが買われました。


■今晩の海外市場の動向
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今晩の米市場は揉み合いが想定されます。
長期金利や原油先物を中心とする商品市況を睨みながらの神経質な
展開が想定されます。
米市場はダウ節目を前に上値を抑えられる展開が続いており、
今晩も上値の重さを払拭するだけの材料なありません。
商品市況の上昇も、これまでエネルギー素材関連株の上昇から
相場が下支えされる要因となってきましたが、
そろそろ景気回復への悪影響が叫ばれております。
昨日は国債入札が好調で金利低下を好感されながらも、
市場は上値を抑えられており、これを払拭する大きな材料が出る
可能性は低そうです。

昨晩の米市場はダウが31ドル高と反発となりました。
5月小売売上高が予想を上回ったこと、クアルコムが業績見通しを
引き上げたことを好感して買いが先行しました。
他、30年債入札の結果が好調だったことから長期金利が低下、
商品市況の上昇でエネルギー、素材関連株が上昇したこともあり、
ダウは一時138ドル高まで上昇する場面もありました。
ただ9,000ドルの節目を前に上値が重くなり、引けにかけては
利益確定の売りに押されて上げ幅を縮小しました。

□注目海外指標・決算
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今晩の米主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標では、5月輸入物価指数、6月ミシガン大学消費者信頼感指数
速報値が予定されております。
予想は、5月輸入物価指数が前年比-17.5%(4月-16.3%)、
6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が69.5(5月68.7)
となっております。
6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が注目され、
市場の堅調さや5月速報値が確定値によって上方修正されるなど、
今回も堅調内容が期待されております。
ただ直近の原油先物価格の上昇からガソリン価格が上昇、
5月初めから見ると20%以上上昇していることもあり、
数値が上ブレとなることについて疑問視する声があります。

□その他海外注目材料
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昨日で米国債の入札が終了しましたが、昨日の30年債が好調だった
こともあり、長期金利の上昇を不安視する声が後退しました。
ただ引き続き長期金利と為替の仕組み債の動きが活発化している
ことからも、動向に注目する必要がありそうです。


■来週の展望
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来週も戻りを試す展開が期待されます。
ただSQ値をわずかながら下回って引けたこともあり、
今晩の米市場が冴えない展開となり、来週もSQ値を下回るようなら
これが上値抵抗として意識される可能性もありそうです。
テクニカル的な高値警戒もあり、いつ調整となってもおかしく
ありませんので、動向を注意して見ておく必要があります。
下値では、まずは節目の10,000円。これを割り込んでくれば
9,800円近辺が意識されそうです。
ただ少し大きく調整となったとしても、下落転換する可能性は低く、
押し目買いのチャンスと見ることができそうです。
逆に、今晩の米市場が上昇、来週もSQ値を超えてくるようなら、
リーマンショック以降真空地帯となっている10,000円〜11,000円を
一気に駆け上がっていく展開もありそうです。
東京市場は、今後も外部要因依存の強い展開が想定されますので、
特に米市場の動きを注視する必要があります。

□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅続伸、終値ベースで10,000円の大台回復となりました。
ボリンジャーバンド+2σを上放れとなり、短期的な達成感が強まる
水準ではありますが、4/10高値を基点とする上値抵抗ラインを
突破してきましたので、上方意識の強い展開が続きそうです。
バンド自体も拡大傾向が続きますので、来週早々に上放れる動きの
可能性は十分にありそうです。
心理的には一旦調整を意識してくる可能性もありますが、
9,500円まで下落したとしても上昇トレンドは崩れることなく、
逆に押し目買いが積極的に入ってくる展開となりそうです。
総合的に見れば、来週以降も強い動きは継続となりますが、
一旦押す可能性を意識しておきたいところです。

□総括・今後の方針
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SQ値が高く付いたことで、SQ値に一度もタッチできない幻のSQ形成、
SQ天井の可能性が警戒されましたが、後場にかけて上ブレとなり、
強い動きが継続しそうです。
ただテクニカル面で見ると高値警戒感が高まっており、
積極的に上値を追うのは難しい場面です。
日経平均が500円〜700円程度の調整があっても不思議はありません。
これまでの上昇幅を見れば500円程度の調整は大したことはありませんが、
短期的にはインパクトがありますので、押し目を形成してくるまでは
短期回転、利益確定を常に優先していきたいところです。
キャッシュポジションを少し高めつつ、下げた場面では積極的に
拾っていく方針で見ていきます。

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□本日のメルマガ銘柄
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来週の公開となります。


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