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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2009年4月21日 発行 ************************************************************************ Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 （1時間〜3時間程度。場合によっては1日遅れで届く場合もあるとのこと。 なお、メルマガ配信は20時〜21時頃に行われております。） メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 ↓から「メルマ」または「まぐまぐ」に登録できます。 http://www.stock-mission.com/melmag.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 04/21 04/20一般会員銘柄NG +9.32% 合計+9.32% 04/21 04/19一般会員銘柄KK +3.97% 合計+5.37% 04/21 04/19特別会員銘柄TS +8.84% 合計+9.27% 04/21 04/15一般会員銘柄VT +3.24% 合計+13.23% 04/21 04/15特別会員銘柄FS +4.92% 合計+11.69% 04/21 04/15グリー(3632) +3.65% 合計+3.46% 04/21 04/13特別会員銘柄FC +4.73% 合計+4.60% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は213円安の8,711円と大幅下落となりました。 昨晩の米市場が大きく下落したことを受けて、朝から全面安商状となりました。 前場は売り一巡後に下げ渋る場面も見せましたが、先物へ売りが断続的に 入ったことでジリジリと値を下げ、299円安の8,625円で前場を終了しました。 後場に入ると、アジア市場の一角が下げ渋りを見せ始めたこと、 Globex米先物が堅調推移となったこと受けて、買い戻しや安いところでの 押し目買いが入り、下げ幅を縮小しました。 □相場総括 =========================================== 中期基調は下向き継続、短期基調は横ばいから下向きに転換しました。 米株安を背景に幅広い銘柄が売られ、一時日経平均は300円超下落する 場面がありましたが、日経平均が25日線水準や上昇相場の半値押し水準に 差し掛かり、これがサポートとして売りが一巡する展開となりました。 また先物ではクレディスイスが単独で大きく売り越しとなっており、 日経平均、TOPIX共に下げを主導する要因の一つとなっております。 9,000円で頭を抑えられ下放れと見ることもできますが、 25日線がサポートとして下ヒゲを残してきていることからも、 スピード調整と見るのが大勢となっております。 ただ25日線を終値ベースで割り込んでくれば、8,000円までの短期調整、 それをも割り込めばやや長い下値模索の展開に発展しますので、 警戒はしておきたいところです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って反落となりました。 日経平均の大幅下落を受け、朝方から売り優勢の地合となりました。 ネット関連銘柄の一角に短期資金が流れ込み、堅調推移を見せる一方で、 相場全体を支えるほどの動きにはなりませんでした。 ジャスダック平均は3月23日以来の時価総額7兆円割れ、 ヘラクレス指数は終値ベースで再度500ポイントの節目を割り込みました。 ただ個人の買いを中心に、新興市場銘柄に堅調な動きが散見されるようになり、 出遅れ感が注目されるようになってきております。 □個別銘柄動向 =========================================== 昨晩の米市場で銀行株が大きく下げていることもあり、東京市場でも銀行、 証券、損保、ノンバンクと幅広く売られました。 他、WTI原油先物価格の急落の影響から、商社、資源関連の一角が売られ、 連日の上昇の反動から鉄鋼、非鉄金属の一角も利益確定売りに押されました。 また円高基調を嫌気する形で自動車、ハイテクも売られております。 会員銘柄では、ｎｇｉ ｇｒｏｕｐ(2497)、フルスピード(2159)、 高岳製作所(6621)、木村化工機(6378)などが物色されました。 場中紹介銘柄では、東日カーライフグループ(8291)、ロプロ(8577)、 ＮＥＣトーキン(6759)、ソフトブレーン(4779)、 大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)、東邦チタニウム(5727)などが 大幅上昇となり、後場は、エディオン(2730)、ヤマダ電機(9831)が 引けにかけて買われました。 ■今晩の海外市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反発が期待されます。 昨日の大幅下落からの反動のショートカバーが入ってきそうですが、 キャタピラーを始めとする決算内容が市場に影響を与えてきそうです。 昨晩から金融不安や景気の先行きに対する警戒感が高まっており、 悪材料に敏感になっているだけに注意が必要となります。 昨晩はバンク・オブ・アメリカの決算において、内容は市場予想を上回った ものの、信用コスト増大に伴い貸倒引当金が前年同期から2.2倍に 拡大したことや、シティのクレジット損失が急拡大しているとの 一部見解が示されたことが嫌気され、金融株を中心に売り優勢の 展開となりました。 またストレステストにおいて、以前に全19行が通過できるとの見通しと 伝わっておりましたが、一部報道において大半が厳しい内容となると 伝わったことも、株価を下押す要因となりました。 この件に関しては米財務省が否定しておりますが、テクニカル面で 過熱感があったこともあり、金融の下落が相場全体に波及しました。 他、WTI原油先物が急落したことから、エネルギー関連株が売られたことも 相場の重しとなり、指数を押し下げました。 □注目海外指標・決算 =========================================== 今晩の米主要企業決算は、USバンコープ、ロッキード・マーチン、コカコーラ、 ユナイテッドテクノロジーズ、キャタピラー、メルク、ノーザン・トラスト、 ステート・ストリート、デュポンなどが予定されております。 どれも注目決算となりますが、中でもキャタピラーは寄り前に決算発表を 予定しており、注目度が高いことからも、寄り付き動向に 影響を与えてくることが想定されます。 市場関係者からは、キャタピラーについて先行きに関する明るいコメントは 難しいと見られていることから、少し警戒して見ておきたいところです 主要経済指標では、今晩は指標の発表が予定されておりません。 □その他海外注目材料 =========================================== 米政府の一部当局者が、クライスラーの破産法申請支持の公算を指摘したと 報じられており、真偽や市場の動向に注目されます。 また昨晩の財務省が否定したストレステストの噂に関する動向や、 この噂を払拭する動きになるかに注目され、噂ベースでも 相場は神経質に反応してきそうです。 ■明日の展望 =========================================== 明日は本日下落からの反動から、買戻し優勢の堅調な展開が期待されます。 今晩の米市場が底堅く推移できれば、下押す材料にも欠けることから 様子見ムードが強いながらも、ショートカバーの動きが優勢となりそうです。 ただ買い材料が無ければ上値が重いことには変わりが無く、 国内決算本格化を控えて、買いが一巡した場面では揉み合いとなりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は大幅下落となりましたが、25日線がサポートとして機能しており、 日足は25日線を下値として下ヒゲを残す形となっております。 ボリンジャーバンドでも+1σを割り込んで中心線まで接近してきており、 調整一巡感が出やすい場面となってきました。 また4月8日安値を前に下げ渋ったことからも、リバウンド基調は継続、 高値圏での揉み合いが続いていると見ることができそうです。 一方でパラボリックはかろうじて陽転継続となっており、 明日も下落するようだと陰転となってくる可能性が高まります。 MACDも売り転換推移となっているため、パラボリックも陰転してくると、 トレンド的に8,300円前後までの押しの可能性が高まってきます。 これまで短期過熱感を示してきた東証1部騰落レシオは116.79%と 遂に買われ過ぎ水準の120%を割り込み、25日線との乖離率も+1.55%まで 低下しており、過熱感は解消されております。 上値では転換線が8,840円に上昇しており、まずはこれを回復したいところです。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日は日経平均が大幅下落し、目先天井からの下落トレンド入りが 懸念されましたが、25日線がサポートとなったことから、 リバウンド基調の中のスピード調整と見ることができます。 ただ正念場に差し掛かっていることも事実であり、25日線を明確に 割り込んでくれば、目先リバウンド相場の終焉の可能性が高まりますので、 警戒しておきたいところです。 相場が崩れたわけではありませんので、大型株の押し目を探りながら、 短期資金物色の対象となっている材料系中小型株、 新興市場などを短期で注目していきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 様子見となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 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