メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/04/01  2009/04/01


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年4月1日 発行
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□本日の結果
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04/01 03/31一般会員銘柄OC +5.57% 合計+5.57%
04/01 03/31特別会員銘柄DA +13.27% 合計+13.27%
04/01 03/30一般会員銘柄AF +8.57% 合計+13.43%
04/01 03/26特別会員銘柄ND +7.60% 合計+30.63%
04/01 03/22一般会員銘柄SS +5.54% 合計+9.83%
04/01 03/22特別会員銘柄HJ +6.51% 合計+13.37%
04/01 03/17特別会員銘柄DK +3.38% 合計+4.39%
04/01 02/18特別会員銘柄MM +9.06% 合計+30.18%
04/01 02/15特別会員銘柄DA +2.49% 合計+12.75%
04/01 02/11一般会員銘柄ND +2.32% 合計+9.44%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は242円高の8,351円と大幅反発となりました。
昨晩の米市場が反発し、為替も円安基調となったことから、
朝方から買い優勢の展開となりました。
朝の買いが一巡すると、戻り売りに押される場面もありましたが、
押し目を拾う動きやショートカバーを狙う動きが優勢であり、
先物主導ながら上げ幅を拡大する展開となりました。
後場寄りは、昼休み中に大口売りが出たことで、上げ幅を縮小して
伸び悩む展開となりましたが、引けにかけて揉み合いから騰勢を強め、
高値引けとなりました。

□相場総括
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短期基調は下向きから横ばいに転換となり、中期基調は下向き継続ですが、
下落の傾きがやや弱まりました。
名実共に新年度入りとなり、新規マネーの流入が期待されましたが、
東証1部売買代金は前日比5.6%減と、現物への買いは限定的に留まりました。
このため連日先物主導の展開が続いております。
先週末後場から月曜にかけて機関投資家が入れてきたヘッジ売りが
下落を主導し、昨日は日計りの思惑で上下、本日はショートカバーの動きで
上昇となっております。
寄り前に発表された3月日銀短観も予想を超えて悪化し、
過去最低を記録しているだけに、手放しで楽観できる状況ではありません。

□新興市場動向
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新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均が続落、マザーズ指数、
ヘラクレス指数が反発となりました。
米市場の反発から新興市場も買いが先行しましたが、東証1部銘柄へと資金が
流出したこともあり、個人投資家の買い意欲もイマイチ感じられません。
このため連日続いていることですが、新興市場は物色の圏外に
おかれているという印象が強くなっております。
主力ネット関連銘柄の一角は堅調推移となっておりますが、
日々上げ下げを繰り返しており、東証1部銘柄に比べて出遅れている
にも関わらず、なかなか上げきれない銘柄が目立ちます。

□個別銘柄動向
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日経平均の大幅上昇により、幅広い銘柄が概ね堅調となりました。
場中紹介銘柄では、武富士(8564)、日本カーボン(5302)、JUKI(6440)、
ジャフコ(8595)などが上げ幅を拡大する展開となり、
中でも東洋ゴム工業(5105)は大暴騰となりました。
会員銘柄では、ネットプライスドットコム(3328)が連日のストップ高となり
合計30%超の上昇となった他、デジタルアドベンチャー(4772)が大暴騰となり、
即日で13%超の上昇となりました。


■今晩の海外市場の動向
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今晩の米市場は売り優勢の展開になるものと想定されます。
週末の雇用統計に向けて神経質になっている中、G20金融サミットを
控えていること、GM及びクライスラーの破綻の可能性が高まっていることなど、
日々のニュースフローに神経質に反応する展開が警戒されます。
昨晩の米市場は、前日の下落の反動や期末のドレッシング買い観測から、
一時はダウが203ドル高まで上昇しました。
ただ1月ケース・シラー住宅価格指数が過去最大の下落率を記録し、
住宅市場の底入れ期待が後退したこともあり、
高値圏では戻り売りに押される展開となりました。

□注目海外指標・決算
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今晩の主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、3月企業人員削減数、
3月ADP全米雇用統計、3月ISM製造業景気指数、2月中古住宅販売保留指数、
2月建設支出が予定されております。
予想では、3月ADP全米雇用統計が-66.3万人(2月-69.7万人)、
3月ISM製造業景気指数が36.0(2月35.8)、
2月中古住宅販売保留指数が前月比0.0%(1月-7.7%)、
2月建設支出が前月比-2.0%(1月-3.3%)となっております。
どれも注目指標となってきますが、ADP全米雇用統計は、
週末の雇用統計の前哨戦と注目度がもっとも高く、
失業保険申請件数が2月と比べ悪化していることもあり、
下ブレリスクがあると見られております。
ISM製造業景気指数は、地区連銀の製造業指数が上ブレ、下ブレまちまちと
なっていることからも、予想通りに落ち着くものと見られております。
2月中古住宅販売保留指数は、2月新築住宅販売が1月比で改善している
こともあり、改善予想の内容が順当と見る市場関係者が多くなっております。
いずれも市場予想との乖離幅次第で、市場に影響を与えてくることが
想定されますので、個別で見ていく必要がありそうです。

□その他海外注目材料
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連日注目度が高い自動車問題では、米政府高官が「オバマ大統領は
GMにとって破産法申請が最善策と判断」と発言したと思った矢先に、
その後に発言を否定したりと、噂ベースで相場が左右されそうです。
破綻容認発言後に否定しておりますので、この件に関しては現在は
落ち着いた動きとなっておりますが、大統領本人の発言が重要視されそうです。
他、G20金融サミットを控えており、特に為替でポジション調整による
円の買い戻しの動きの可能性が指摘されており、
為替動向にも注目しておく必要がありそうです。


■明日の展望
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明日は揉み合いの展開が想定されます。
日経平均で現水準より上に向かうには、新規資金の流入など強い買いの
動きが必要となってきます。
現在は外部要因の不透明な展開もあり、強い動きが期待し辛いだけに、
揉み合いながら上値を試す展開に至るものと想定されます。
ただ今週は週末の米雇用統計までは重要材料が目白押しとなり、
神経質な反応が想定されますので、強気に上下どちらかに決め付けての
売買は危険と言えそうです。

□テクニカル分析からの展望
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本日の上昇により、割り込んだ一目均衡表の雲の上限及び、
ボリンジャーバンド+1σを再び回復してきました。
日足で長い陽線を形成したことで、昨日の長い上ヒゲを否定する形となり、
地合の強さが確認される格好となりました。
またを雲の上限や1σを1日で回復してきたことにより、
2月戻り高値水準をサポートとしたリバウンド基調継続が意識されます。
外部要因の悪化が懸念されるところですが、明日も崩れることなく
この水準をサポートとして意識できれば、目先の抵抗線となっている
転換線や5日線をクリアし、直近高値に向けて再上昇が期待されます。
またボリンジャーバンドの+2σは8,800円水準まで拡大しており、
さらに上昇を続けることから、直近高値も過熱感が出ることなく
戻ることが可能となります。
明日は5日線の切り下がりがきつくなってきますので、5日線に沿って
ズルズル下落する展開にならないことが焦点となってきそうです。

□総括・今後の方針
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日経平均はリバウンド基調継続が意識されますが、先物のショートカバーや、
現物の日計りの短期資金が中心となっての買い上げだけに、
持続性が弱いことを頭に入れておきたいところです。
このまま上値を追うには、現物への新規資金の流入が必須なだけに、
今後の盛り上がりに期待したいところですが、外部要因の悪化や
週末の米雇用統計を控えることもあり、なかなか難しいところでもあります。
引き続き押し目買いは継続となりますが、手放しで強気に出られるような
商状ではありませんので、基本は短期回転、リスクの取れる範囲に
留めておいたほうが無難と言えそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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三晃金属工業 (1972)
現在値:348円

新エネルギー関連銘柄が人気化しており、個人投資家、国内機関投資家、
外資系ファンドなど、様々な資金が流入しております。
テクニカル面で高値圏にあることがやや懸念されますが、+2σに沿った動き
となっており、過熱感はあまり感じられません。
人気化の流れに乗って、短期で注目したいところです。

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