メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 09/01/27  2009/01/27


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2009年1月27日 発行
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□本日の結果
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01/27 01/26一般会員銘柄DH +4.71% 合計+4.71%
01/27 01/26一般会員銘柄AL +6.73% 合計+6.73%
01/27 01/26特別会員銘柄BN +12.88% 合計+12.88%
01/27 01/25一般会員銘柄EJ +8.00% 合計+5.59%
01/27 01/25特別会員銘柄AC +7.62% 合計+6.94%
01/27 01/25特別会員銘柄KK +7.33% 合計+4.62%
01/27 01/21一般会員銘柄NF +3.78% 合計+12.97%
01/27 01/20特別会員銘柄NS +3.51% 合計+3.15%
01/27 01/20一般会員銘柄KB +9.85% 合計+54.42%

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□本日の総括
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本日の日経平均は378円高の8,061円と大幅上昇となりました。
昨晩の米市場が上昇したことを受けて小高く寄付いた後、
7,800円近辺では先物への売りも見られたものの、
意外と底堅かったことから売り方が急いで買い戻しに回り、
上値追いの展開となりました。
後場に入ると8,000円の節目を意識し、8,000円を超えたところでは
戻り売り圧力も強まるものの、一方では先物への買戻しが継続し
戻り売りを相殺しました。
後場には一時433円高の8,115円まで上昇する場面も見られました。

中期基調は下向き継続ですが、短期基調は下向きから上向きに転換しました。
日経平均は3営業日ぶりに8,000円の大台を回復し、経済産業省が一般企業に
公的資金を使って資本注入する制度を導入すると発表したことが、
指数を一段上へ押し上げる要因となりました。
テクニカル面でもここまで1,684円もの下落を演じていたことから、
何時反発に出てきてもおかしくない状態でした。
逆を言えば、現時点では下落トレンドの中のひとつの
リバウンドでしかありませんので、明日以降の動向が重要になってきます。

新興市場はまちまちの展開となり、ジャスダック平均が続落、
マザーズ指数とヘラクレス指数が反発となりました。
朝方からマザーズ市場の主力銘柄を中心に買いが先行し、
一時伸び悩む場面も見せましたが、日経平均が上げ幅を拡大するのに
合わせて個人の追加買いが入ってきました。
ただ短期資金が東証1部銘柄へと流れていったこともあり、
市場全体に買いの勢いが波及せずに、ネット関連や新興不動産ファンドを
中心に物色され、ジャスダック市場などは商いが一層低調となったうえに
指数も下落に沈んでおります。
決算が本格化する中で外資系を中心とするファンド・ディーラ筋は
買いを手控える傾向が続いており、まだまだ「強い」と言えるような
状況ではなさそうです。


□今晩の材料・動向
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今晩の米市場は買い先行でのスタートが予想されますが、
上値が重く揉み合いになるものと想定されます。
昨晩は追加増資の可能性を否定した英バークレイズの上昇をきっかけに
金融セクターを中心に買いが拡がりました。
また、ホーム・デポ、スプリント・ネクステルによる人員削減の発表、
中古住宅販売、景気先行指数などの経済指標が市場予想を上回ったことも
好材料となりました。
ただ厳しい業績見通しを示した、キャタピラー、ファイザーが
冴えない展開となり、相場を重くしました。
今晩も、企業業績不安と政策期待の強弱感が交錯する展開となりそうですが、
昨晩に比べて材料に欠け、FOMC前ということもあり手控えムードが
強まることが想定されます。

今晩の主要企業決算は、USスチール、コーニング、
ベライゾン・コミュニケーションズ、サン・マイクロシステムズ、
ヤフーなどが予定されております。
経済指標では、S&Pケースシラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、
リッチモンド連銀製造業指数が予定されております。
事前予想では、S&Pケースシラー住宅価格指数が前年比-18.40%(前回-18.04%)、
消費者信頼感指数が39.0(同38.0)、リッチモンド連銀製造業指数が
-50(同-55)となっております。

ここにきて市場予想を上回る決算を発表する企業も散見され始め、
総悲観になる必要は無いのではないかというムードが漂いつつあります。
ただ今後も主要企業決算、経済指標共に重要なものが相次ぎ、
悪材料が重なってくれば失望売りが加速することも考えられますので
警戒したいところです。
合わせて円売り基調がどこまで続くかにも注目されます。


□明日の展望
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明日は、今晩の米市場の終わり方次第の展開となりそうです。
前回8,000円を付けた22日は、翌日23日が306円安という大幅下落と
なっていることからも、本日の上昇を楽観視する動きはありません。
持続性についても懐疑的な見方が依然根強く、
今晩の米市場が強く上昇しなくても底堅く推移できるかどうかで
明日の東京市場の展開が変わってきそうです。

テクニカル面では、本日の上昇でこれまで上値を抑えられてきた
5日線を突破した他、一目均衡表の転換線もクリアし、
ボリンジャーバンドの-1σを捉えるところまで戻しました。
これらが明日以降も支持線として機能するようであれば、
短期的なリバウンド入りが期待され、25日線や雲の下限が位置する
8,400円前後を目指す展開となりそうです。
週足で見るとまずは13週線の8,330円が目標となり、
ここを上回ってくれば中期トレンドの転換が意識されるようになります。
またもう一段上でパラボリックの陽転となりそうです。
一方で、本日の陽線が下落トレンド中に発生する「化け線」になる
可能性も残されており、明日以降の動向を注視する必要があります。

明日は指数的に底堅く推移して戻りを試すか、これが下落トレンドの中の
単なるリバウンドとして本日の陽線をあっさり否定してくるか、
今晩の米市場、明日の東京市場は注目されるところです。
短期リバウンド入りの可能性もありますので、
これを期待してリスクの取れる範囲で銘柄をピックアップ、
資金を入れてみたいところです。
ただ為替要因や指数に絡む大型株は、依然として手出しできるような
状況ではなく、出遅れ中小型株、好業績新興市場銘柄と分散して
見ていきたいところです。
東証1部では商社、海運、非鉄、不動産などが注目されそうです。
短期小幅利益での回転を基本とし、ダメならダメでさっさと撤退する
くらいの割り切りで見ていきたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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住友金属鉱山 (5713)
現在値:922円

本日の日経平均の上昇や昨晩の金価格の上昇を受けて、
本日は大幅高の大陽線を形成しました。
一目均衡表の転換線も突破し、下降トレンドから上方転換する動きとなり、
買い戻しを誘って再度1,000円の大台を目指す展開が期待されます。
ただ、本日の日経平均の上昇がアヤ戻しに終わり、明日以降失速することに
なれば、同銘柄も同じ動きを辿ることが警戒されます。
また、直近は商品価格が上昇していることからも、これが持続するかどうかに
注目したいところです。

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