メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 08/12/19  2008/12/19


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2008年12月19日 発行
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□最近の結果
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12/19 12/18特別会員銘柄VL +10.53% 合計+10.53%
12/19 12/17特別会員銘柄KT +1.90% 合計+1.55%
12/19 12/16一般会員銘柄GY +6.64% 合計+14.78%
12/19 12/15特別会員銘柄PH +16.31% 合計+50.11%
12/19 12/10一般会員銘柄OC +3.42% 合計+4.06%
12/19 12/09一般会員銘柄TT +6.56% 合計+65.45%

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□本日の総括
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本日の日経平均は78円安の8,588円と反落となりました。
昨晩の米市場の下落を受けて日経平均は小安いスタートとなるものの、
すぐに下げ渋ると8,700円まで上昇しました。
ただ日銀の政策決定会合の結果発表を前に買いは続かず、
前引けでは94円安の8,572円まで売られる方向感の無い展開が続きました。
後場は揉み合いとなり、14時過ぎに0.2%の追加利下げやCP買い取り、
長期国債買い入れ増額が発表され、一時8,743円まで急騰するものの、
予想通りの結果であったことから戻り待ちの売りに押し返されております。
為替の反応もイマイチの結果となり、材料出尽くし感が引けにかけて
下げ幅を拡大して取引を終了しております。

短期基調は上向きから横ばいに転換し、中期基調は上向き継続となりました。
一目均衡表の雲の下限への突入や、遅行スパンの上方転換シグナル発生が
期待されましたが、肩透かしに終わってしまう消化不良の週となりました。
ただ、一部新聞の朝刊では利下げ期待が後退したとの報道が出ていたことからも、
無事追加利下げを行いイベントを通過したことは評価できます。
サプライズが無かったことで、現状打開のきっかけにならず「ベスト」で
あったとは言えないものの「ベター」な結果で終わったとの声が聞かれます。

新興市場は3市場揃って下落となっております。
前場は小幅ながら買いが先行する場面もありましたが、
週末要因からの手仕舞い売りに押されております。
グリー人気も一服となり、再び閑散とした相場となりました。
個別では資金の流れが悪くなっていることから、仕手筋銘柄や小型、
超低位株が噴き上がることが目立ってきております。
当然マネーゲームのハイリスク銘柄になるわけですが、
全体的に動きが冴えないだけでに、余裕があれば割り切りでこの辺りに
乗っかってみるのも良いかもしれません。


□今晩の材料・動向
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今晩の米市場は続落が想定されます。
昨晩は原油先物が一時1バレル35ドル台まで下落し、エネルギー関連株が
軟調となった他、S&PがGEの格付け見通しの引き下げを行ったことで
同銘柄が大幅下落となりました。
またビッグ3救済問題にも進展が無かったことが失望感を誘い、
ダウは219.35ドル安と大幅下落となりました。
大きく売り込まれる材料は無いものの、買い材料にも乏しく、
クリスマス休暇前や年末に向けたポジション調整の動きが優勢となりそうです。

今晩の主要企業決算では、シンタスなどが予定されております。
主要経済指標の発表は予定されておりません。
現時点では、売り買い共に材料不足となっておりますが、
19日にもGM及びクライスラーに対する緊急融資に関する発表が行われると
報じられており、動向が注目されます。
今後は手掛かり材料に欠けてくることからも、ビッグ3救済に伴う行方が
相場を左右してくることが想定されます。

為替に目を向けると、日銀の追加利下げが発表されましたが、
東京市場では瞬間的な反応に留まりました。
日米金利差の逆転が解消されたことにはなりますので、
米市場においてドルの買い戻しの動きが出るかに注目されます。
これも鍵はビッグ3救済に関する政策になってくる可能性が高く、
救済策に具体性が出てくれば米株高に連れてドル買いの方向に傾くことが
期待されます。


□来週の展望
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来週も方向感の乏しい展開が想定されます。
外国人投資家がクリスマス休暇に入ることもあり、
一層の薄商いになるものと思われ、国内個人投資家の資金の回転が
効いてくるかどうかにかかってきそうです。
また株券電子化に伴い、みずほFG、三井住友、りそな、NTTといった
大手18銘柄が、25日から30日まで売買停止となることも留意したいところです。

テクニカル面では、日経平均は瞬間的に上昇局面を作りましたが、
最終的には一目均衡表の雲の下限に抑えられる格好となりました。
遅行スパンも上方転換シグナル発生が期待されるところだったのですが、
過去の実線に沿って下落してしまっております。
週明けには雲の下限は8,670円となり、その水準は毎日切り下がっていくため、
そろそろ雲の下限を突破しないと、雲の下落に沿ってズルズル下落していく
パターンになってしまう可能性があります。
ただ下値を切り上げる動きは継続していることから、下向きに行くと
決め着けてしまうのも早計と言えます。
テクニカル面では相当煮つまってきましたので、早い段階で上下どちらかに
動いてくることが想定されます。

市場は相当の煮詰まり感が出てきており、上下どちらかに放れてくる
可能性が強まっております。
上放れを引き続き期待して見ていきますが、極端にポジションを取ることは
できませんので、慎重姿勢で見ていくことになります。

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□本日のメルマガ銘柄
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来週の公開となります。


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