メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 08/12/17  2008/12/17


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2008年12月17日 発行
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□最近の結果
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12/17 12/16特別会員銘柄HC +3.92% 合計+3.92%
12/17 12/15一般会員銘柄CH +1.63% 合計+3.75%
12/17 12/15特別会員銘柄PH +10.42% 合計+11.58% ストップ高!
12/17 12/14特別会員銘柄IN +3.65% 合計+11.82%
12/17 12/10一般会員銘柄OC +1.51% 合計+5.31%
12/17 12/09一般会員銘柄TT +13.08% 合計+60.36%
12/17 12/08小松製作所 (6301) +2.84% 合計+10.74%
12/17 12/08一般会員銘柄NK +2.57% 合計+14.46%
12/17 12/03一般会員銘柄AP +3.14% 合計+32.26%

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□本日の総括
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本日の日経平均は44円高の8,612円と反発となりました。
昨晩の米株高を受けて、朝方から買い優勢の展開となりましたが、
シカゴ日経先物が480円高の9,040円で返ってきたのに対し、
日経平均は9,700円中盤で頭を抑えられました。
その後は膠着感を強めましたが、後場に入るとがクレディスイスを筆頭とする
仕掛けが入ったと見られ、現物・先物と売り叩かれました。
ただ売り叩きといっても、現物を売り指数を下げ、安いところで先物を
買うといった、昨日同様の日計りの利益を求めた仕掛けとなっております。
先物は他の外資系証券が総じて買い越しとなっていることからも、
引けにかけてはプラス圏に戻す展開となっております。

短期基調は上向き、中期基調も上向き継続となっております。
一時8,741円まで上昇し、揉み合いからの上放れかと期待されましたが、
またも失敗してしまいました。
特に昨晩の米市場が大幅高だっただけに期待感も高く、
期待外れの結果になったことで、指数以上に現物の失望売りが酷い状況でした。

新興市場は3市場揃って反落となりました。
朝方は日経平均の上昇に合わせて買い先行となったものの、円高進行により
相場全体が失速し始めると、一気に利益確定の流れが加速しました。
昨日は本日上場のグリーの波及効果で買われたものの、当のグリーのみが賑わい、
他の銘柄は相次いで腰折れの状態となっております。


□今晩の材料・動向
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今晩の米市場は反落が想定されます。
昨晩はFOMCにおいてFF金利の誘導目標を0%〜0.25%にすると発表したこと、
FRBによる国債買い入れなど量的緩和を示唆したことが好感され、
大幅上昇となりました。
また今晩にでは政府がビッグ3救済策を発表すると報じられたことも
買い安心感を誘い、指数を押し上げました。
ただドルが急速に弱含み、日本を始め、アジア・欧州と米株高とは裏腹に
冴えない展開となっていることから、大幅高からの反動が出てきそうです。
またテクニカル面でも9,000ドルを目の前に戻り売り圧力が強まりそうです。

今晩の主要企業決算では、モルガン・スタンレー、コナグラフーズ、
ナイキなどが予定されております。
当然本日はモルガン・スタンレーの決算が注目されております。
昨晩のゴールドマン・サックスの決算では最終損益赤字に転落しながらも
アク抜けと判断されておりますが、これは利下げ期待が吸収した格好と見るのが
自然のようです。
今晩はモルガン・スタンレーの決算の悪化を吸収するだけに材料が現時点では
見当たらないため、売り材料として格好の的となることが懸念されます。
経済指標では、先週分MBA住宅ローン申請指数、7-9月期経常収支が予定され、
事前予想では、7-9月期経常収支が-1,790億ドル(前期は-1,831億ドル)と
なっております。

まずはドル売りがどこまで続くのかを注視する必要があります。
日本では、明日から日銀の政策決定会合が予定されており、
何らかの緩和処置または直接的に円売り介入する可能性があることで、
対円での動きは現時点では限定的となっております。
ビッグ3救済問題では、本日にでも救済策が出てくるの憶測がありますが、
政府は結論を急がずとしており、本日中に発表があるかは不透明です。
ただ材料が出れば、相場にはプラス要因として働くことが想定されますので、
動向を注視だけはしておきたいところです。


□明日の展望
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明日は日銀金融政策会合待ちということもあり、様子見の展開が想定されます。
米市場の落ち着きどころ次第で変わるものの、8,500円〜8,600円あたりでの
揉み合いとなる可能性が高いと思われます。
何らかの対策を発表するものと憶測が出ておりますが、仮に現状維持や
内容の薄い対策に留まることになれば、円高は急速に進むことが懸念されます。
現在のドル円の水準は、日銀金融政策会合待ちで歯止めがかかっていることを
留意しておきたいところです。

テクニカル面では、一目均衡表の雲の下限の突破が期待されたものの、結局は
この抵抗線に上値を抑えられ、一方で基準線、転換線がサポートとなりました。
仮に明日、雲の下限の8,905円を試す展開となれば、
遅行スパンは過去の実線を上抜き上方転換シグナルが発生します。
ただ逆に本日のように遅行スパンが過去の実線に抑えられる格好が続くと、
過去の実線が今後11月21日安値に向かうこともあり、下へとズルズル
引きずり込まれる可能性がありますので注意したいところです。
ボリンジャーバンドでは、+1σのラインでの攻防が続いており、
バンドが収束を続けていることから見ても、煮詰まり感から上下どちらかに
方向が出てくる可能性が強まってきております。
本来は、本日にでも米株高を受けて上ブレ期待がかかるはずでしたが、
一転揉み合いに終始してしまったことは心理的にマイナスに働きそうです。

明日は本日投げられた材料株や新興市場銘柄に再度買戻しが入ってくるかに
注目されるところです。
特に新興ネット関連銘柄は相当投げられており、後場急落する銘柄が
続出しており、昨日の買いが一転腰折れとなってしまいました。
ただ短期的に過熱感が出ていたこともあり、外資系ファンド筋は
一回転するのに丁度良いきっかけになったとの見方もあるようです。
依然、物色意欲は引き続き旺盛であることからも、明日以降、
回転させた資金を再度入れてくることが期待されます。

あとは日銀の動向次第ですが、日本もゼロ金利に引き下げもしくは、円売り介入
などの強い内容が示されれば、ドルの巻き戻り及び株高も考えられます。
こういった背景からも、自動車セクター、ハイテクセクターへの
売りポジションは様子を見たほうが良いと思われます。
自動車、ハイテクを巻き込んだ日経平均の上昇となれば、強い動きが
期待されますので、それまでは短期で動いている材料株を狙っていきます。

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□本日のメルマガ銘柄
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様子見となります。


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