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タイトル:「お姉ちゃんの秘密」弟20回  2011/10/14


「お姉ちゃんの秘密」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-2157.html

「プチSM千夜一夜ものがたり 第4期 目次」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-1703.html


※前回の最後の部分を再掲します。
 続きとして読んで下さい。


 しゃがみ込んだお姉ちゃんは声だけは手で防いだけれど、一瞬
状態をピインと弓なりに反らして天を仰いでいたので、あろう事か
旦那様に内緒で気をやってしまったらしい。それは申し訳ないけど
大地君よりはるかにお姉ちゃんとのエッチ歴が長い私が良く
知っている、彼女がエクスタシーに昇り詰める時の隠せない反応の
一つであるからだ。そして心配した大地君がお姉ちゃんを立たせて
あげようと手を差し伸べると、私はリモコンバイブの振動レベルを
落としていく。だけど完全には切らず、やや弱めくらいの所で
バイブレーションさせてあげてるから、旦那様の前で密かに快感に
悶えるイケない歓びを存分に味わう事が出来るだろう。

「大地君、もういいわ、大丈夫よ」
「トイレに行くんだろ? 連れてってやるよ」
「あ、あの、真美も見てるし、恥ずかしいわ」
「あ、いいな、いいな、お姉ちゃんったら。私も早く素敵な旦那様
見つけなくっちゃ」

 手を貸してお姉ちゃんを助け起こした大地君は、そのまま肩に手を
回し、エスコートし始めたのだ。


※では続きをどうぞ、お楽しみ下さい。


お姉ちゃんの「恥ずかしい」と言う言葉は全く本音だろう。リモコン
バイブで感じちゃってるのが「恥ずかしい」のだから、大地君が
受け取った意味合いとは違ってただろうけど。こうして2人が仲良く
連れ立って部屋を出て行こうとした時、私はついでにもう一つの
スイッチも少し上げてしまった。途端にお姉ちゃんが悩ましくお尻を
ブルンと揺さぶったのがわかる。

ーーお姉ちゃんの大好きなアナルだよ。しっかり楽しんでね。でも
  大地君にエスコートされながら、イッチャ駄目だよ。そんなの
  最低だから

 2人が廊下に出ると私も遅れないように後を追った。リモコンを
射程距離の範囲内にしておくためだ。どうやら電波がしっかり届いてる
みたいで、お姉ちゃんは何かを噛み締めるかのようで脚取りがヨチヨチと
ひどくゆっくりとしか動けず、本当に体調が悪くてフラついている人
みたいだった。リモコンバイブの嫌らしい振動から逃れるためには、
私から離れる必要があるのはお姉ちゃんにもわかってただろうけど、
どうしてもうまく歩けない程ビンビンに感じてしまってるのだろう。
大地君はお姉ちゃんがいつの間にかビッショリと額を濡らしてしまった
汗をハンカチで拭いてあげたりしている。時々「具合はどう?」と
聞いたりしてとても心配してるみたいだけど、まさか最愛のお嫁さんが
股間の快楽に悶絶して汗を流しながら苦しんでるだなんて、夢にも
思ってはいないだろう。

 ようやくお姉ちゃんがトイレの中に逃げ込むと、私と大地君は
ご両親も待っておられるダイニングへと向かう。私がお姉ちゃんに
勉強を教えて貰うという口実でプレイを楽しむ日は、優しいお母さんが
夕食の支度をしてくれるのだ。私は家に電話して倉田家で夕飯を
ご馳走になる事を伝え、お姉ちゃんが来るのをみんなと一緒に待った。
リモコンのスイッチはさっきと同じ、すぐにはイカないだろうけど
気を許したらヤバい状況に陥るくらいのレベルを保っている。たぶん
歩くと二本差しのバイブレータが中で擦れて堪らないだろうから、
さっき廊下でお姉ちゃんは一度密かに気をやっていたのだ。
エスコートしてた大地君は気付いていないだろうけど。お姉ちゃんも
私と同席すれば股間を責められる事はわかってるだろうから、きっと
ドキドキと胸を昂ぶらせ期待しながらやって来る事だろう。自分から
この状況を招いたくらい、発情期のお姉ちゃんはどMな女の子なの
である。そして皆と同じテーブルに付いた途端に、おまんことアナルの
中に入り込んだ太くてイボイボのえっちなオチンチンバイブが、
ジーッと小刻みに慄えながらくねくねと淫靡なダンスを踊り始めるのだ。

「ねえどうだった? 沢山イッチャったの? お姉ちゃん」
「は、はい、ご主人様。とても素敵でしたわ」

 リモコンバイブで密かに悶え狂うお姉ちゃんの痴態を楽しみながら
夕食が終わり、帰る前にもう一度二人切りで話をしたいと、こもった
寝室の中。お姉ちゃんと私は、性奴隷とご主人様の立場に戻り、
座って会話をしていた。何も知らない倉田家の人に囲まれて、反応を
隠しながらのリモコンバイブ責めはとても刺激的だったようで、
お姉ちゃんは数え切れない気をやってしまったと、正直に告白して
くれた。私はお姉ちゃんのミニスカに手を入れ貞操帯を探って言う。

「ふふ、ココももうビンビンにしちゃってるんでしょ?」
「はい、ご主人様。とても痛くて辛いです」
「でも痛いのがキモチイイんだ」
「はい」
「この、ど変態っ!」
「あ、あの、ご主人様。聞いて下さい」

 ここでお姉ちゃんは遂にある決意を口にしてくれた。それは私も
待ち望んでいた筈の決意だったのだけど。

「私、やっぱり大地君と別れます。一生、あなたと一緒に暮らして行くわ」
「駄目よ、お姉ちゃん」

 だけど今日の経験で、私の方も薄々考えていたある決意を固め、
お姉ちゃんに伝える事にした。性奴隷が口にした言葉を敢えて裏切って
やるのも、らしくて良いではないか。

「どうしてですか、ご主人様」
「彼の事を愛してないの?」
「愛してるわ。でも、あなたの方がもっと……」
「勝手な事は許さないわ。このまま続けて、バレそうになったら」
「絶対バレてしまいます!」
「その時は、私と一緒に、大地君に告白するのよ」
「え!? ご主人様も一緒に……」

 驚きと不安で小動物のような目を向けるお姉ちゃんが愛しくて、
私は最後に唇を合わせて強く吸い、若妻らしいセミロングで
ウェーブの掛かった後頭部を優しく撫でてあげた。


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