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タイトル:「桜の園5−32.幸福な入浴と本番ドライブ(2)」弟3回  2011/10/08


「桜の園 登場人物と目次」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-218.html

「桜の園 5−31.幸福な入浴と本番ドライブ(1)」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-2235.html


※前回の最後です。


ーーは、恥ずかしい! なのに私、言われる通りに動いちゃう。ああ、
  これが奴隷になったって事なのね、辛いわ……

 美幸は暗示に掛かったかのように指示通り動き、最も隠すべき
卑猥な部分まで易々と男達の目に晒してしまう自分に驚き、目覚めて
しまったマゾの本性を再確認させられていた。この場で唯一、
何も口出しせずに傍観しているタクになら、自分の全てをさらけ出して
見せもしようが、ジロジロと舐め回すような嫌らしい視線を送って
来るのは、何の恋愛感情も持ち合わせない男達なのだ。


※それでは続きをどうぞ。


中でも尻を触られて引っぱたいてしまった巧には、その時の報復で
より一層厳しく責められるのだと思うと、親に叱られた経験すらない
お嬢様育ちの美幸の気持ちは萎えてしまうし、アナルに異常な執着を
見せるフェチ男雄二には、若い女性であれば誰でも抱くであろう
生理的嫌悪感が拭い切れなかった。

 恋する男の前なのに、このように嫌な男達の命令に従って
恥ずかしい姿を見せてしまうのは耐え難い屈辱だったが、暗示に
掛かったかのごとく勝手に体が動いてしまう美幸は、おぞましくも
妖しい強烈な興奮が込み上げて来るのをどうしようもない。そして
素直な美幸は、こんな自分はイジめられて歓ぶど変態のマゾなのだと、
男達に言われた言葉を納得してしまうのだった。否定したくても、
体の方は嫌らしい命令に従って自動人形のように動いてしまうし、
それによってドキドキと高鳴る胸の鼓動も、全身の切ない慄えも
どうしようもなくなっていた。

「タクさん、首輪の鎖を俺の代わりに持っててくれませんか。そして、
よろしければ美幸にタクさんのモノをしゃぶらせて下さい。そうでも
しないと、コイツきっと目ん玉ひんむいて大声を出しちまうと思うんで」
「よしわかった、巧。それではお嬢様、わたくしがオクチを塞いで
差し上げましょう。いいですか、彼はあのような事を申しておりますが、
お嬢様さえしっかりしておれば、体を洗われたくらいで取り乱す事も
ございますまい。絶対に変な気分になってはいけませんぞ」

ーーありがとう、タク、嬉しいわ。だけど、ごめんなさい、きっと無理。
  私もう、こんなに興奮しちゃってるんだもの……ああ、素敵な
  オチンチン。熱くて固くてビクビクしてる! あなたのためにも
  頑張ってみるわ、タク。私のご主人様……

 巧がひどい言葉を掛けるまでもなく、3人の性戯に長けた男達に、
体中を洗い清めると言う名目でいたぶられる美幸は、生きた心地も
していなかった。そして愛しいタクのイチモツで口を塞いでもらえる
事が、男達のせめてもの優しさであると理解した美幸は、今朝から
何度も精を放出したにも関わらず、ガッシリと根が生えたように
いきり立ち続けるたくましい肉棒を、ウットリと喉奥まで一杯に
頬張っていく。そして早朝よりみっちりと「ご奉仕」を躾けられた
美幸は、自然とクチュクチュ口を動かし始めたのだが、なぜかタクは
首輪をグッと引き寄せてそれを制止した。

「お嬢様、オクチを動かしてはいけません。そんな事をすれば、
ますます興奮してしまいますぞ。美幸様は今から絶対に気分を
出さぬよう耐えねばならぬのですから、お控え下さいませ」

ーーごめんなさい、タク。私とした事が、何て嫌らしい事をして
いたのでしょう

 実の所、それはタク自身がさすがに無尽蔵ではない精力を
温存するためだった。行きの車内では、運転中の股間に一時間
口唇奉仕させたのだが、帰りの一時間も憧れのお嬢様美幸に、
二人切りで性奴隷調教を施す、彼にとっては貴重な時間である。
浴室ではただ男達が美幸の体を洗うのを見ていれば良いのだ、
とたかを括っていたタクは、彼女の悲鳴防ぎにペニスを吸われる
のは想定外だった。

 だが、そんな苦肉の策は、結果的にますます美幸を苦しめる
事になった。心の琴線に触れられ、生まれて初めて男女の恋愛
感情を抱いてしまった男性のシンボルを口に含む歓びを覚えながら、
それに奉仕してはいけない、と言うのは女性の本能に反する我慢
なのだから。中途半端に欲情を煽られる事ほど辛いものはない。
そして心身共に従順な性奴隷に堕ちつつある美幸は、誰の命令にも
背く事は出来ないのだ。

 浴室内に入った美幸は無論全裸だが、男達は皆高貴な女性に
かしづいて身の回りの世話をする下僕のように、三助として
下腹部を隠す衣類を着用していた。タクは美幸の正面に仁王立ち
になり、ボクサーパンツの小用を足すための穴から摘み出した
ペニスを口に含ませていたのである。したがって残りの三人の
男達は、両サイドと背後から手を出して美幸の体を洗浄する事に
なる。だが、タクの肉棒を頬張ってウットリと目を閉じてしまった
美幸の頬をブヨブヨした気色悪い感触の物体が触れて、巧が目を
開けろと怒鳴ると、オズオズと見開かれたお嬢様の視界には、
正面に立った三人の男達が見せ付けるように、ブヨブヨした
半透明の手袋を嵌めている所が飛び込んで来た。途端に美幸は
タクのシンボルを含んだまま何やら呻き、大きくイヤイヤをして
拒絶反応を示す。その手袋はM女性をひどく興奮させる生ゴム
成分が多量に配合されて、美幸の乳房からタップリと乳汁を
搾り取った「搾乳ハンド」だったのである。

「ンンッ! ンーッ!」
「そんなに嫌がる所を見ると、この手袋がよほどお気に入りの
ようだな、美幸」
「マゾ女には効果覿面らしいからな」
「今度はオッパイだけじゃないよ。体中にこの手袋を使ったげる
から、いい子にしてジッとしとくんだよ、美幸ちゃ〜ん」

 タクの均整の取れた筋肉質の体の横から男達が嫌らしい手袋を
嵌めるのを見て恐怖に慄え上がった美幸だが、彼らは次に
商用ではない大きなボトルに入ったジェル状の透明なローションを
搾乳ハンドに垂らして見せ付け、淫らな説明を聞かせる。

「これはドクターが作ったボディーシャンプーだ」
「ンン〜ッッ!!」

 美幸は「ドクター」と聞いただけでさらに激しく拒否反応を
示す。彼女が性奴隷に堕とされたのも、元はセックスドクター
倉沢の調合した強力媚薬を含まされて異常な発情状態に陥り、
父親の前で我慢出来ずにオナニーをしてしまったのが事の
発端だったのだ。

「あのエロ医者の事だ、女を歓ばせる成分がタップリ入ってる
のは間違いない。恐らくすぐに辛抱堪らん気分になるだろうな」
「ほう〜ら、トロトロのゼリーみたいでしょ。見てるだけで
ムズムズして来たんじゃないかい?」

 男達が口々に言いながら妖しいローションを手袋に大量に
まぶしてしまうのを見てしまった美幸は、早くも気持ちが
萎えてギブアップしたくなったが、ここでタクが首輪を
引いて言う。

「お嬢様、このタクめに約束して下さい。絶対に感じたりせず、
まして気をやったりする事はない、と」

 するとさっきまでのイヤイヤに変えて、大きくウンウンと
うなずいて見せる従順な美幸に、タクは大いに満足した。
そして口に含ませたイチモツが誤爆してしまわぬよう、尻に
力を入れて堪える体勢を取る。

ーーお嬢様の口にくわえて頂けるなど昨日までは夢のようで、
  本当はいつでも出せてしまいそうなのですよ。私も我慢
  致しますから、お嬢様も精一杯我慢して下さいませ

「ハハハ、タクさんに操を立てたか。中々いい心掛けだぜ、
美幸。だが、高校生にしてはえらく発育したお前のエロい
体が、どこまで耐えられるかな? 見物だぜ」
「ンン〜ッッ!!」

 水飴のように糸を引くベトベトのボディーシャンプーを
大量にまぶした巧の搾乳ハンドが、背中の方から顔の両側に
ソッと触れると、それだけで美幸はタクの肉棒の下に悲痛な
呻きをくぐもらせる。そして、竜と雄二は左右から見事な長い
美脚の足指に搾乳ハンドを伸ばしていった。

「では、わしらはお嬢ちゃんの足の先から洗ってやろう」
「力を抜いてね、美幸ちゃん。指の間の汚れもキレイに
しなくちゃ」

 こうしてドロドロの薬液にまみれた6本の手指が、体の
周縁部から洗うと言う名目で這いずり回し始めると、美幸は
すぐに観念して白旗を上げそうになっていた。やはり女性を
発情させる媚薬成分が含まれているのか、ボディーシャンプー
で洗われた直後からその部分がカーッと熱く火照り、体の
芯から込み上げて来る強烈な淫情で、もう頭がおかしくなり
そうなくらいに昂ぶってしまう。しかも、まだ性感帯とも
言えないような場所にしか触れられていないのに、だ。

「ンンン〜ッッ!! (そ、ソコは、駄目え〜っっ!!)」
「オラッ! 何脇の下なんかで感じてるんだよ! タクさんに
申し訳ないとは思わねえのか、この変態っ!」

 巧の両手が後ろ手錠で硬く閉ざそうとする脇の下を
こじ開けるようにして侵入し、ヌルヌルのローションで
滑らかに刺激を加えて来た時、美幸はそれまでになく強烈に
呻いて反応を露わにしてしまった。手足の指股や肘膝の関節
裏側もそうだが、脇の下は尻穴に次いで体の中で不浄な箇所の
代表である。だがそんな部分に限って強烈な性感帯が眠って
いるものなのだが、性知識が皆無のお嬢様美幸にとっては、
そんな汚い場所でエロティックな興奮を覚えてしまうのは
ショックだったろう。巧が執拗に両脇の下を洗っていると、
竜と雄二も心得て両肢の膝の裏側をネバネバのローションで
洗う。ここへ来て美幸は、もうどんなに固く気分を出さない
ようにと念じても、全身にウズウズと横溢する淫らな高ぶりが
抑え切れなくなって来た。まだ触れられてもいない大きな乳房が
重々しく張り詰めて、先端のピンクの蕾がピインと強烈な屹立を
示す。股間の最も辛い花芽も同様にそそり勃って、ふっくらと
充血した花唇からはとめどなくラブジュースが溢れ出して
内股を滴り落ち、あろう事か恥ずかしい尻穴までがジーンと
甘く疼いて刺激を求めてしまっていた。

 そしていよいよ中心部に這い上がって来た巧の両手が、双乳の
膨らみを軽く握り締め、竜の指が花唇を、雄二の指がアナルを
打ち抜いて来た瞬間、美幸の体は一気に激しくスパークしていた。

「ハハハ、コイツ乳を触った途端に、ビューッと母乳を出し
やがった。大した淫乱だぜ、このお嬢様はよっ!」
「お嬢様っ! 口を使ってはいけないと、あれほど申したでは
ありませんか」

 乳房と股間の前後ホールを洗浄する男達の手指が遠慮なく蠢き
始めると、すぐに又次の絶頂に向けて体が燃え上がってしまう美幸は、
もはや無意識にタクのシンボルに「ご奉仕」を始めてしまっていた。


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「桜の園5−32.幸福な入浴と本番ドライブ(2)」
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