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タイトル:「お姉ちゃんの秘密」弟7回  2011/09/17


※前回の最後の部分を再掲します。
 続きとして読んで下さい。


「きゃあ、お姉ちゃんの顔ブッサイク。水から上がって来た
 ばかりみたいだよ」
「お、お願い、拭いてくれませんか、ご主人様」
「やなこった。お母さんに見て貰うといいよ、その顔」
「ああん、イジワルう」

 又してもメソメソ泣き始めたお姉ちゃんを見て、私は
素晴らしく充実した嗜虐欲を満たされるのを感じ、準備が
出来たアソコに装着しようと、バッグの中からおぞましい
イボイボデカチンの双頭ペニスバンドを取り出した。


※では続きをどうぞ、お楽しみ下さい。


 そのこれまでになく巨大な男根型バイブレータを目にした
お姉ちゃんは「イヤ」と小声を発し、サッと目を背けたので、
私は手に持ったソレでピシャピシャと真っ赤に火照った頬を
叩いてやった。ホントはすぐにでもウズウズと刺激を欲しがってる
アソコに双頭の片側をくわえ「男の子」になってから、
お姉ちゃんをイジめてやりたかったんだけど、お母さんが来られる
までは、さすがにそんなマネは出来ない。スカートの中に隠しても
女の子用のショーツから大きくハミ出してしまうソレが、
モッコリと卑猥なテントを作ってしまうだろうから。

「何気取ってんの、お姉ちゃん。欲しいんでしょ? これが」
「ほ、欲しいわあ!」
「じゃあお母さんが来られるまで、予行演習でタップリしゃぶって
 なさい」

 一瞬嫌がったフリをして見せても、発情期の体を禁欲させられている
お姉ちゃんは素直だった。「欲しい」と正直に告げ、燃えるような
妖しい瞳でじっとその逞しい「おちんちん」を見つめると、命令に
従いゆっくりと頬張っていく。そして嬉しそうに表情を緩めたかわいい
お姉ちゃんは、すぐにピチャピチャと嫌らしい水音を立てながら、
積極的にオクチを使い始めていた。

「ねえお姉ちゃん。大地君のも、こんなに大きいの?」

 大きくかぶりを振ってノーと答えるお姉ちゃん。彼のがそんなに
大きくない事は、とうの昔に白状させていた。ノーマル期の
お姉ちゃんがそんな旦那様に抱かれて十分満足している事も。
新婚夫婦の夜の生活の事まで聞き出している私は、お姉ちゃんを
からかいイジめてあげるために、あえて質問してやったのだ。
大地君には生理中だと嘘を付いて体を与えず、彼のより巨大な偽
チンポを嬉しそうにおしゃぶりしてしまうお姉ちゃんは、夫を裏切る
けしからぬ妻だ。そういう背徳感を味わわせる事で、彼女がより
興奮し乱れてしまう変態である事も、本当のご主人様である私には
よくわかっている。

「大地君にも、こんなサービスしてあげてるの?」

 この質問にもやっぱりノーと答が返って来る。発情期で人間離れ
した性欲を昂進させてしまうお姉ちゃんを知っている私には、その
ギャップの大きさが笑えるのだけれど、お姉ちゃんと大地君の夜の
生活は、イマドキ信じられないほど大人しいものらしい。下着姿ま
ではなるけれど、恥ずかしがってそのままベッドに横になる
お姉ちゃんに、大地君が覆い被さって唇を合わせながら、ブラと
ショーツを脱がせる。そしてオッパイを揉んだり乳首を吸ったり
する程度の愛撫ですぐに体を合わせ、彼が果ててしまえばもう
終わり。そんな必要最小限みたいなセックスなのだと言う。
お姉ちゃんからアプローチする事は一切なくて彼に任せているし、
大地君の方がそれ以上の行為を求めて来る事もないそうだ。新婚
なのに仕事が忙しい彼とは、週に1、2回くらいしかエッチしない
と言うし、それで2人とも満足してるだなんて本当にお笑いだ。

 ノーマル期のお姉ちゃんは非の打ち所がないアイドルみたいな
美貌に加えて、虫も殺さぬ、と言う決まり文句がピッタリの
おしとやかな女性だから、そんなイメージ通りの性生活で大地君も
満足しているのだろう。それても彼の方に女性経験があまりなく、
セックスとはそんな物だと思っているのかも知れない。もし彼が
自分の持ち物よりはるかに大きな「おちんちん」バイブを、
目を細めてだらしない表情で熱心にしゃぶり上げている、今の
お姉ちゃんの姿を見たら、どんな顔をするだろう? 自分の
ペニスには口での「ご奉仕」どころか、手で触ってくれもしない
恥ずかしがり屋の妻なのに、だ。そしてこの後予定している、
実の妹とのSMプレイで体液を撒き散らしながらAV女優の
ように激しく乱れてしまうであろう、凄まじい痴態を見て
しまったら? 貞淑な妻の本当の姿を知って大いに幻滅して
しまうのか、それとも……私の妄想は膨らむばかりだが、決して
あり得ない事ではない。

「お姉ちゃん、今度大地君のもしゃぶってあげなよ」

 これにも、もちろん首を振ってしまうお姉ちゃん。彼には
恥ずかしくてそんな事出来ないと言うのだ。大喜びで偽物に
むしゃぶり付きながら、大切な旦那様へのご奉仕を拒否する
お姉ちゃんは、本当におかしな女の子だ。まあ、本当の
「ご主人様」は私だから、恥ずかしい本当の姿を見せられる
のも私だけ、と言う事なのだろう。

「入りますよー」
「はーい」

 その時ようやくノックの音が聞こえ、私は急いでお姉ちゃんの
口から吐き出させたペニスバンドをベッドの下に隠すと、何も
しゃべれそうにないお姉ちゃんの代わりに返事をした。首輪は
ともかく手錠だけは絶対に見せられないお姉ちゃんは、大慌てで
何もない小テーブルに付き、背中を見せないよう入口に向いて
お母さんの視線を誤魔化そうとする。隠れる場所のない部屋の
中では、そうやってやり過ごすよりないのだ。大きな不安を
表情に浮かべ、ほとんどパニック状態でオロオロしている
お姉ちゃんの様子にサディスティックな歓びを覚えながら、
私は中からドアを開ける。

「あ、いつもすみません。ありがとうございます」

 かしこまって正座し一歩も動けないお姉ちゃんを尻目に、
私は入口でコーヒーとケーキが二つずつ乗ったお盆を受け取り、
お母さんがそれ以上入って来られないように阻止した。
お姉ちゃんにバレてはいけない、と言うスリルを味わわせるには
これで十分だろう。離婚させる前に本当にバレてしまったら
元も子もない。

 お母さんはもともと口数の少ない大人しい女性で、私達に
遠慮して何も言わず、お姉ちゃんの方を不審そうに見ている
だけだ。でもお客さんである私に任せて、自分は全く動こうと
せず黙って座っているお姉ちゃんの様子に、お母さんが大きな
疑いの目を向けているのは間違いない。普段は理想的な
お嫁さんである筈のお姉ちゃんだから、なおさらだ。

「それではごゆっくりね、真美さん」
「はい。姉に一時間か二時間勉強を教えて貰います」
「勉強熱心で、いいわね。それじゃ」

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