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タイトル:「お姉ちゃんの秘密」弟4回  2011/09/08


※前回の最後の部分を再掲します。
 続きとして読んで下さい。


 結婚して、「大下」から「倉田」へと姓が変わった美紀お姉ちゃん。
立派な門構えで大きな庭付きの一軒家である倉田家を訪ねると、
同居している義理のご両親がわざわざ出迎えてくれた。絵に描いた
ような才色兼備で、おまけに性格も良く誰からも好かれるお姉ちゃんは、
きっと理想的なお嫁さんなのだろう。勉強を教えてくれと言って
しょっちゅう押し掛ける私もすこぶる機嫌良く歓迎してくれて、
これなら本当は彼女の「ご主人様」である私の鼻も高いと言うものだ。

「美紀さーん、真美ちゃん来たわよー」
「はーい」

 奥から涼しげなお姉ちゃんの声がする。いつもと変わらぬ平静を
装った落ち着いた声色なのは、奴隷生活が長いだけあってさすがだ。
この後さんざん悩ましくよがり泣いてくれるはずなのだけど。
発情期には倉田家の人達に異常を悟られないよう過ごすのも大変に
違いない。何しろ意地悪く貞操帯で自慰行為さえ禁じているのだから。


※では続きをどうぞ、お楽しみ下さい。


ーーうわ、お姉ちゃん、エロ〜い!

 声はごまかしていたけど、家の奥の方に現れたお姉ちゃんの
若妻らしからぬセクシーな格好に、私はそんな感想を持つ。
私が来る時間に合わせて着替えたに違いない薄手のTシャツと
フレアミニと言う露出狂紛いの扇情的な服装に、ご両親はさぞかし
驚いておられるだろうけど、もちろん何も言わない。3日前発情期に
入ったお姉ちゃんを慰めにやって来た時、次回は浅ましく股間を
疼かせる性奴隷にふさわしいエッチな格好で私を迎えるようにと
命令しておいたからだ。遠目にもTシャツの下はノーブラで
形の良いおっぱいが張り出してるのがわかるし、風でも吹いたら
すぐに見えてしまいそうなフレアミニの下も股間をモッコリと
膨らませるTバック型黒革貞操帯だけだろう。

 結婚したって、お姉ちゃんが私のかわいい性奴隷である事に
変わりはない。言う事を聞かなければ、恐ろしい発情期で溜まった
性欲を吐き出させてやらない。そしたら気が触れてしまうのでは
ないだろうか。今は貞操帯でそれすら禁じているのだが、自慰行為に
よっても決して満足出来ないのは、お姉ちゃん自身が告白した真実だ。
発情期で懊悩して苦しむお姉ちゃんの性欲を癒してやれるのは、
おデブな私のお肉がタップリ付いた手や唇、そしておっぱいやアソコ
だけなのだ。そしてもう一つ。とても着けて来る事は出来なかったけど、
これまでにない太さにまでなったペニスバンドの極太イボイボ
おちんちんと、強烈なクリ責めイソギンチャクも大いに活躍して
くれる事だろう。

 私の事も気に入ってかわいがってくれるカッコイイ旦那様の
大地君には悪いけど、発情期のお姉ちゃんはもうまともな人間でなく、
彼女を満足させてやる事は絶対出来ない。お姉ちゃんは月に一度
発情期が訪れ、異常に変化してしまう肉体の秘密を私に洩らしてしまい、
絶対他の誰にも知らせないでくれるよう妹の私に泣き付いて来た。
そして自ら志願して、当時中学生だった私の奴隷となったのだ。
私は全ての点で自分より優れていながら、体の秘密のためだけに
性奴隷となって調教を懇願する美しく聡明なお姉ちゃんを、心の底から
愛おしく感じ、彼女の発情期を癒してやるさまざまな方法を研究し
試してやって来たのだ。お姉ちゃんんは5年もの性奴隷生活で、
私の命令には必ず従う態度が身に付いてしまっている。そしてそれは
一生続く。絶対的な「ご主人様」である私がそう決意している
からには、お姉ちゃんが解放される時は永久に来ないのだ。

「真美ちゃん、上がってー。もう勉強する支度は出来てるわ」
「おじゃましまーす」
「真美ちゃん、今日も学校の帰り?」
「はい、そうです」
「受験生は大変じゃのう。まあ、しっかり美紀さんに勉強を
 教えてもらいなされ」
「はい、頑張ります」

 きっと今か今かと股間を疼かせ、はしたない格好をご両親に晒して
ますますいたたまれない気分に陥っているであろうお姉ちゃんが、
待ち切れない様子で奥から声を掛けると、私はわざとのんびり靴を
脱ぎ、出迎えてくれた義理の両親と他愛もない会話を交わす。
学生カバンと、お姉ちゃんの調教道具を山ほど詰め込んだ
スポーツバッグを持って、玄関から上がった私が、改めて向こうに
いるお姉ちゃんを見やると、まるでそのままテニスコートに立てそうな
姿である。いかに私の命令とは言え、よくあんな格好をお姑さんや
お舅さんに見せられるものだ。お姉ちゃんは私が完璧などMに調教
してしまったから、きっと必要以上に露出過多な服装をしてしまい、
今ひどく興奮してドキドキと胸を高鳴らせているのだろう。全く
実の姉とは言え、かわいい奴隷娘だ。

 私はお姉ちゃんのマゾヒスチックな露出願望も満たしてやろうと、
努めてゆっくり歩き始める。するとお父さんとお母さんが、
わざわざバッグと学生カバンを持ってくれた。

「すみません。ありがとうございます」
「こりゃえらく重たいのう。何が入っとりますんの?」
「部活の着替えとか、いろいろです」
「お父さん、女の子にそんな事聞かないで下さいよ」
「こりゃあ、失礼しましたの」

 何しろ特大ペニスバンドを初め本格的なSM道具が詰め込んで
あるカバンだから重い。今ここで中を出して見せたら、ご両親は
卒倒される事だろう。こうして私は、両側に荷物持ちの二人を従える
ようにして、ゆっくりと破廉恥な服装で露出の歓びにうち慄えている
らしきお姉ちゃんの方へと近付いていく。巧まずしてどMの
お姉ちゃんを楽しませる最高のシチュエーションが演出出来た
ようだ。

「さ、さあ、早く入って」

 お母さんは何か言いたそうだったし、お父さんはハッキリと
色っぽ過ぎる服装のお嫁さんに動揺して赤くなっておられたけど、
逃げるように部屋に入っていったお姉ちゃんの後に付いて、荷物を
運び入れてくれた。

「どうも、ありがとうございました」
「真美ちゃん、どうかゆっくりしていってね。今コーヒーでも
 作って来るから」
「いえ、どうかお構いなく」
「しっかり、勉強を教えてもらいんさいの」

 お姉ちゃんは異様に真っ赤な顔になって何も言わず、
ご両親は部屋を出て行かれた。まさか自分達の運び込んだバッグの
中の道具で、理想的な若妻であるお嫁さんが、この後実の妹に
凄まじく淫らな行為を施されるのだとは、夢にも思ってはおられない
であろう。

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