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タイトル:「お姉ちゃんの秘密」弟3回  2011/09/06


※前回の最後の部分を再掲します。
 続きとして読んで下さい。


 そしてさっさと外してしまえば良いのに、ペニスバンドに掛かった
手が引き抜きに掛かると、私ははしたない誘惑に駆られてしまう。

ーーアソコがウズウズして、まだ欲しがってる!
  きっとお姉ちゃんも、今頃は……

 さっきより一層アソコの粘膜がギュッときつくイボイボペニスに
絡み付いており、抜こうとすると物足りなさが募ってしまうのだ。
イソギンチャクのクリ責めで一度達し、二度目も頂点に近付いていた
のを回避した所だったせいもあるだろうが、こんなに欲しくなって
しまうのは、お姉ちゃんと何年もエッチなプレイを楽しんでしまった
からだ。そう、お姉ちゃん。発情期まっただ中なのに貞操帯で残酷な
禁欲を強制している、私のかわいい美紀お姉ちゃんは、かわいそうに
私より何十倍も股間を疼かせて悶々と苦しんでいるに違いない。

 そう思うと私までキュンと胸が切なくなり、双頭ペニスを抜く筈の
手が又もやシュルシュルと出し入れを始めてしまってた。ああ、いい。
とっても気持ちいい。結局私はさらに二、三回立て続けに、激しく
気をやってしまうと、夜食にも手を付けずベッドに潜り込んで、
朝まで爆睡してしまったのだった。


※では続きをどうぞ、お楽しみ下さい。


 次の日の朝、ペニスバンドを初めとした、お姉ちゃんを楽しませる
ためのえっちグッズを沢山入れた部活用バッグを手に家を出ようと
すると、ママに見咎められてしまった。

「真美ちゃん、もう部活は引退したんじゃなかったの?」
「勉強の息抜きにちょっと顔出して来るだけだから。
 大丈夫、その後美紀姉ちゃんに勉強教えて貰いに行って来るし」
「あんまり倉田さんにご迷惑お掛けするんじゃないのよ」
「わかってる」

 私は卓球部だったのだ。入れ違いで同じ高校だったお姉ちゃんは、
テニス部のエースでインタハイにまで出場した優秀なプレイヤー。
中学生だった私もお姉ちゃんの試合には欠かさず応援に
駆けつけてたんだけど、凄い人気で特に男子が大勢やって来てる
みたいだった。それもそのはず、お姉ちゃんは本物のアイドルみたいな
ルックスだし、色鮮やかなテニスウェアのミニスカから
真っ白なアンスコがチラチラ見えちゃうのは、妹の私が見ても
ドキドキするくらいエッチだった。

 だけど体の秘密を隠しているお姉ちゃんは、どんなにチヤホヤ
されても男の子と付き合う事は決してなかった。特に私がその秘密を
握ってしまってからは、絶対に。お姉ちゃんだってとても男の子と
付き合う気にはなれなかっただろうけど、私が許さなかったのだ。
そう、光り輝くテニスコートの妖精みたいな自慢の姉を、高校、短大と
妹の私は独占して来たのだ。こんな素敵なお姉ちゃんを誰にも渡す
ものかと思い、性奴隷として徹底的に調教し完全に手名付けた
つもりだった。

 恐らく一生消える事のない肉体の秘密を握られている以上、
お姉ちゃんも私から逃れるのは不可能と諦め、奴隷として服従して
くれるだろうと、私は確信していた。この5年足らずの性奴隷生活は
お姉ちゃんにとっても幸福なものだったに違いないのだ。
でなければ、月の一度の発情期が来るたびに私にはしたない
おねだりをして、人が変わったようによがり狂い欲情を吐き出す
淫猥な姿を見せてくれる事はなかっただろう。

 お姉ちゃんが恐ろしい発情期にある時、救ってやる事が出来るのは
私だけだ。毎月のモノが来る前に必ず訪れる彼女の人間離れした異常な
性欲の昂進を、愛情をたっぷり注ぎながら癒してあげたおかげで、
高校を卒業する頃にお姉ちゃんが告白してくれたのだ。もうこの
発情期で疼き昂ぶる肉体の一部を、自分の手で慰めようとしても満足
出来ず、私に解消してもらわなければ気が狂いそうなのだ、と。
だから発情期のお姉ちゃんがテニスの大会に出る時は、試合の合間に
トイレで私が手早く処置してあげたくらいなのだ。

 さて、運動神経抜群なお姉ちゃんと大違いで、太ってて運動が
苦手な私は、比較的楽そうで外見も気にしなくて良さそうな卓球部に
入ったのだけど、ほとんどオアソビ同然でダイエットにもならなかった。
部活に顔を出すなんて大嘘で、放課後お姉ちゃんの待つ倉田家に直行し
十分時間を掛けて調教してあげるつもりだった。「迷惑」だなんて
とんでもない。お姉ちゃんの方が耐え切れず泣きながら私に、
辛い発情期の欲情を吐き出させてくれ、と訴えて来たのだから。
結婚してもこればっかりは優しい旦那様にも頼めるわけはないのだ。
独身時代のように毎日というわけにはいかず、一週間続く発情期の
最初と最後に癒してあげるつもりで、これまでは5日禁欲させてた
のに、今回は3日で音を上げてギブアップしたお姉ちゃん。きっと
体中の水分を吐き出すような勢いで溜まった欲情の膿をまき散らし、
結婚した事を後悔して私の元へと戻って来る気持ちになるのでは
なかろうか。

「あら、いらっしゃい、真美ちゃん」
「こんにちは」
「まあ、ゆっくりしていきんさいのう」
「いえ、お姉ちゃんに勉強教えて貰うだけですから」

 結婚して、「大下」から「倉田」へと姓が変わった美紀お姉ちゃん。
立派な門構えで大きな庭付きの一軒家である倉田家を訪ねると、
同居している義理のご両親がわざわざ出迎えてくれた。絵に描いた
ような才色兼備で、おまけに性格も良く誰からも好かれるお姉ちゃんは、
きっと理想的なお嫁さんなのだろう。勉強を教えてくれと言って
しょっちゅう押し掛ける私もすこぶる機嫌良く歓迎してくれて、
これなら本当は彼女の「ご主人様」である私の鼻も高いと言うものだ。

「美紀さーん、真美ちゃん来たわよー」
「はーい」

 奥から涼しげなお姉ちゃんの声がする。いつもと変わらぬ平静を
装った落ち着いた声色なのは、奴隷生活が長いだけあってさすがだ。
この後さんざん悩ましくよがり泣いてくれるはずなのだけど。
発情期には倉田家の人達に異常を悟られないよう過ごすのも大変に
違いない。何しろ意地悪く貞操帯で自慰行為さえ禁じているのだから。

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