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タイトル:「桜の園5−28.お嬢様の肉便器調教(3)」弟3回  2011/09/02


「桜の園 登場人物と目次」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-218.html

「桜の園5−27.お嬢様の肉便器調教(2)」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-2128.html


※前回の最後を再掲載します。続きとして読んで下さい。


「さ、お嬢さん、こうやって手で足首を持つんだ。痛くはないから、
 心配は無用だぞ」
「はい……ああっ!」
「痛むのか?」
「いいえ、恥ずかしくて」

 竜は仰向けで寝ている美幸の後ろ手拘束を解くと、
改めて左右の手首と足首をそれぞれ括り合わせたのだ。
こうすると、まるで赤ちゃんがオムツを替えられるような、
無防備に股間を晒け出す「肉便器」の体勢となるわけだ。


※それでは続きをどうぞ。


 こうして休憩の間に竜は愛用の赤いソフトな縄で美幸の四肢を雁字搦めに
緊縛していく。この縄は決して女体を傷付けない特殊素材の特注品だが、
麻縄のように擦れる苦痛がない代わりに柔肌に密着して吸い付くように
締め付け、緊縛される被虐感を強烈に煽るスグレモノだ。彼を父親のように
慕うモデル少女沙希には、三つの結び玉を作って股間を緊縛してやり、
たちまち発情させて先輩奴隷に負けないマゾ娘に短期で仕上げてしまったのだ。
その縄が今、沙希と並んで性奴隷少女達の中でも抜群に長い美幸の手脚にも
キリキリと喰い込んでほとんど身動きが取れないほどに行動を制限し、彼女が
持つM女の素質を大きく育てていく。もちろん美幸が被虐の歓びを味わうのは
取らされた体勢の辛さだけではない。その卑猥な外見に感激した雄二が、
大声にならないよう注意して賛辞を述べると、カメラを持ち出した。

「凄いや、美幸ちゃん。綺麗なお嬢様のこんなエッチな姿が拝めるなんて
 僕、もう鼻血が出ちゃいそうだ。二本のチンポがめちゃくちゃ
 イヤらしいなあ。是非写真を撮らせておくれよ」

 そんな事を言われた美幸はおそるおそる視線を下げて、「肉便器」に
された自分の体勢の卑猥さにショックを受ける。そして雄二がパチパチと
シャッター音を静かな空間に響かせると、肉体を縄に緊縛されるがごとく、
強烈な羞恥で心臓をグッと鷲づかみに緊縛される気分に陥っていった。

ーーああ……肉便器って、こんな恥ずかしい格好にされるの。
  私、もう駄目。どうにでもして下さい!

 既に見破られてしまったようにマゾの傾向が色濃い美幸は、
肉便器拘束によってすっかり抵抗を諦め、それどころか辱められる事を
心の奥底ではドキドキと待ち望んでしまっていた。本格的な
肉便器調教の前に、下準備として二穴バイブの抜き取りが残っているが、
触れなば落ちん発情に陥っている美幸が、狂乱の渦に巻き込まれていく
のは最早必定である。

「ではチンポ引き抜きを再開しましょう」
「ま、待って! ウヒイ〜ッッ!!」
「全くうるさい女だな。隣に聞こえてもいいのかよ」
「だ、だって……巧君が上手だから」
「竜さん、良かったら口を塞いでやって下さい」
 
 巧の手が再びクリッと股間の淫実を摘み上げると、緊縛されて
被虐気分の高揚した美幸はより一層悩ましい刺激を受けて悲鳴を上げ、
自分とは何もかも正反対な不良少年に甘えるようなそぶりまで見せて、
ほとんど自由にならない体を激しく慄わせる。それによって二本の
チンポ型がますますプルプルと卑猥に踊って、男達の目を楽しませた。
廊下で巧に尻を触られて火の出るようなビンタを見舞った、
清楚で潔癖なお嬢様と同一人物とはとても思えない、見事な
堕ちっぷりであるが、まだ肉便器調教には入ってもいないのだ。

 体の自由を奪われた事と、休憩を入れられた事が大きく働いて、
より一層敏感に反応してしまう自分の体に泣きたくなった美幸は、
半開きになった唇からハアハアと荒い息を吐くばかりになっていたが、
その口に縄掛けの一仕事を終えた竜の灼熱の肉棒が、頭側から
突き付けられる。

「しゃぶれ」
「はい……」

 手短な命令で従順に口を開いた美幸は、ゆっくりと逞しい男根を
呑み込むと、言われもしないのにクチュクチュと男を歓ばせる動きを
始めてしまい、竜が感心したように言った。

「このお嬢さん、男のモノをくわえるとすぐに口を使うんだな」
「タクさんのしつけが良かったんでしょう」
「感心感心。しかも、なかなかうまいと来てる」
「よしよし、いい子だ美幸。お前、ホントは男のチンポが大好きな
 エロ女だったんだな。お嬢様が聞いて呆れるぜ」
「んん〜っ!」

ーー違うの! 私、そんな女の子じゃないのに、ああ、どうして?
  口が止まってくれない……

 自然と口を使ってしまっていた美幸は巧にからかわれて反発するが、
まるで催眠術にでも掛かってしまったかのように、卑猥な口の動きは
止まらなかった。いつの間にか完全に籠絡されて好意を
抱いてしまっている巧にからかわれると、美幸はマゾの本性が疼いて、
彼に拗ねて見せさらにイジめてもらう、と言う媚態を示してしまう
のだった。女性心理の観察に長けた巧は、彼女を肉便器に堕とすのが、
実に的確な調教である事に自信を持つ。

「素直になれよ。そしたらデカクリを弄って、天国に行かせてやるぜ、
 ホレホレ」
「うんんっっ!!」

ーーい、いや、イキそおっっ!!

 急所の尖りをただ摘んだだけだった巧は、ほとんど目にも見えないほど
微妙な刺激を加えたが、美幸はビンビンに反応を示してしまう。だが、
それだけでは達しないよう、巧は加減して彼女の歓びを最大限に
引き延ばしてやろうと腐心していた。

「チンポの引き抜きをお願いします」
「おお、又ぼうっとしとったな」
「美幸ちゃんの大好きなオシリだよ〜ん」

 倉沢と雄二の手が二本の疑似ペニスに掛かると、
美幸は一気に頂点に向けて疾走していった。

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