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タイトル:「桜の園5−28.お嬢様の肉便器調教(3)」弟1回  2011/08/29


「桜の園 登場人物と目次」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-218.html

「桜の園5−27.お嬢様の肉便器調教(2)」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-2128.html


※前回の最後を再掲載します。続きとして読んで下さい。


 アナル特有の連続絶頂に陥った美幸は、
それでも健気に立ってお尻を突き出しイキ続けていたが、ついに崩れ落ちる。 

「ハハハ、気絶しやがった」

 巧が顔を仰向かせると、美幸は白目を剥き、
だらしなく涎を大量に吹きこぼして完全に自失していた。


※それでは続きをどうぞ。


「目を覚ましたか、美幸」
「シーッ! 静かにしないと隣に聞こえちゃうよ、美幸ちゃん」

ーーえ!? わ、私、ハダカにされてる……

 軽く失神した美幸が意識を取り戻すのに、それほど時間は掛からなかった。
恐らく10分足らずの自失ですんだ筈であるが、その間に彼女を「肉便器」に
仕立てる準備は着々と進められていたのである。目を覚ました美幸に
声を掛けたのは、巧と雄二だったが、他にも倉沢、竜、そして舞子先生と、
性奴隷プロジェクトのメンバー達が総掛かりでベッドに横たえられていた
彼女を取り囲み、セーラー服は完全に脱がされていた。調教ブラも外され、
最後に股間に嵌った黒革調教パンツに男たちの手が掛かった所である。
解錠されたT字型貞操帯の裏地に装着され、さんざん美幸の性感を悩ませた
男根型バイブレータが倉沢の手でゆっくりと引き抜かれては、
そのエロティックな刺激で美幸が目を覚ましてしまうのも無理からぬ事
だった。

「あ……あんっ!」
「これこれ、そんなにきつく締め付けるでないぞ。このお嬢ちゃん、よほど
 チンポがお気に入りと見えるの、ホッホッホ」
「美幸ちゃん、そんなに気持ちいいの? あんまりエッチだと、
 幻滅しちゃうな」

ーーそんな! や、ヤダ、私のアソコ、キュンキュン締め付けちゃって、
  すっごく、キモチイイ……駄目よ、こんなのに喜んでちゃ! それに
  エッチな声を出しちゃ、いけないわ……うふうん、いいっ!

「お隣に聞かれぬよう、声を我慢するとズンと良かろうて。
 一段と強くチンポを締め付けてわしの手から取られそうじゃぞ」
「おい、美幸。お前、お嬢様でございます、って取り澄ました顔しやがって、
 ホントは男のチンポが欲しくて、夜な夜なマンコをウズウズさせてた
 んだよな? 答えろよ、美幸」
「そんな事、ありません……ウヒイッ!」

ーーそこは駄目! 巧君のイジワル、声が出ちゃううっっ!!

 美幸が無意識に発揮してしまう、女子高生にしては優秀過ぎる
女性器の強烈な収縮に舌を巻きながら、倉沢が嫌になるくらいのんびりと
ペニス型を引き上げていくと、それをくわえ込んだ花弁の頂点にポッチリと
姿を露見させている女体で一番鋭敏な肉塊に、巧の指が触れたのである。

「デカクリがおっ勃って皮からハミ出してるじゃねえか。触ってくれと
 言わんばかりだぞ、オラオラ!」
「駄目っ! 駄目、イッチャイそお、巧くうん!」

 保健室内の隔離された空間とは言え、同室内に何も知らない女生徒が
体調を崩して寝かされていると言う極限状態の中で、皆声を潜めて淫行に
耽っていた。今しがた壮絶な絶頂で気絶したばかりの美幸は、声を
出すのもはばかられるのに、ネチネチと性感をいたぶれてはたまらない。 
あっと言う間に体が再燃して又も恥を晒しそうな予感にオロオロする
可憐なお嬢様に、陵辱者たちはますます嗜虐欲を煽られるばかりだ。
そしてまるで恋人に甘える媚態のように巧の名を呼ぶ美幸を見た雄二は、
不満げに言う。

「何だか妙に巧君と仲良くなっちゃったね、美幸ちゃん」
「そりゃアンタみたいな冴えない男より、イケ面の若い男の方が
 良かろうて」
「ドクター、そりゃあんまりです」
「雄二さん、妬かないのよ。美幸ちゃんは本物のお嬢様なの、
 自分の身の程をわきまえなくちゃ」
「先生まで、ひどいなあ」

 いつものように舞子にやり込められる雄二に失笑が洩れ場は和んだが、
バイブレータ抜き取りとクリ弄りですっかり興奮してしまった美幸は、
身も世もあらず悶絶していた。ベッドに仰向けになっていた彼女の
両手は、竜の手により背中で縄緊縛されており、両脚は皆が押さえ付けて
開かされ、股間をいいように嬲られてしまう体勢である。

「こんだけクリがデカくて、すぐに皮が剥けちまうようじゃ間違いねえな。
 お前、毎日ココを弄ってオナニーしてただろ?」
「そんな事……痛あいっ! 巧君、やめてえっっ!!」
「正直に言えねえんなら、ひねり潰してやろうか」
「……してます。毎日」
「何を?」
「オ、オナニー」
「立花美幸は、オナニー大好きな、えっちな女の子です、と言ってみろ」
「立花美幸は……ああん、痛い、痛いの、もうやめて! 巧くん」

ーーコイツ、イジめがいのある女だぜ。えらく泣き顔がそそりやがる

 指で直に摘み上げた感覚の塊を優しくいたぶってやれば、美幸は即座に
昇天した事だろう。巧は快楽を与えるだけでは芸がないと思い、あえて
強く捻りつぶすようにして痛め付け、美幸をイジめたのだ。元来女性を
性の歓びで籠絡し屈服させるのが性に合っている巧だったが、本当は
純粋無垢でもいかにも気位の高そうな外見の美少女美幸が、苦痛で
シクシク泣き始めた姿は絶品で、たまには肉体的苦痛による調教も乙な
ものだと再認識させられていた。

 もっともそれは性感帯を痛め付ける程度の行為で、本当に肉体を損傷
する恐れのある残虐な仕打ちを施すつもりは、巧の頭には全くなかった。
それは桜園校長のBDSM哲学に貫かれた性奴隷プロジェクト全体の
ポリシーでもある。すなわちB(Bondage)で性奴隷女達の行動を束縛し、
D(Discipline)で調教を施すわけだが、それは苦痛を伴う暴力でなく、
性的快楽や屈辱や羞恥を煽る事によって成就されねばならない。

 又SとMは相互に依存する共同体で、同意の上でのプレイでなければ
ならぬ、と言うのも桜園校長の考えだ。肉体的な苦痛を歓ぶ重度の
マゾヒストは、あくまでマイノリティーである。死期が近い桜園校長の、
「たくさんの若い女性の尻を並べて犯したい」と言う夢を実現するための
性奴隷プロジェクトが、苦痛を伴う残虐な調教を忌避するのは当然だった。

 そして又巧も己の性癖に忠実になり、痛め付けて泣かせた美幸に
優しい声を掛ける。だが、それは彼の得意とする性感責めを続ける
意志表示でもあった。苦痛も直後に快楽をもたらされるのであれば、
格好のスパイスとなるのだ。

「悪かったな、美幸」
「も、もう、指を放して、お願いいっっ!!」
「心配するな、今度は優しくしてやるからよ」
「ああ……」
「へへへ、だんだん良くなって来たろ? 泣きベソ顔が気持ち良さそうに
 なって来たぜ」
「た、巧くうん! 美幸、イッチャイそう、イッテもいい?」
「ちょっと待った」
「イヤン」

 クリ摘みの巧の指がうって変わって壊れ物を扱うようなデリケートな
タッチを見せ、傍目には焦れったくなるくらいゆっくりと敏感な実に刺激を
加え始めると、乱暴狼藉の後の優しさにほだされた美幸はあまりの心地良さに
慄え上がった。爪先まで反り返りそうな痛烈な快感が込み上げて、美幸は
素直にその天国を懇願する。だが、ここで巧の指がピタリと止まった。

「ドクター、チンポを抜かなくては」
「おお、すまん、すまん。小沢君のクリ弄りが見事で見とれておったわい」
「和田先生も、ご助力頂けませんか? せっかくですから、コチラも同時に
 抜いてやりましょう」
「駄目ですっ! ソコは絶対に駄目えっっ!!」

 巧が半分抜け掛かっているバイブの抜き取りの再開を倉沢に促し、
さらにもう一本のあらぬ箇所に入り込んだ筒具を指で弾いて雄二に示すと
美幸は引きつった声を上げて激しく狼狽していた。

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