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タイトル:「桜の園5−27.お嬢様の肉便器調教(2)」弟4回  2011/08/24


「桜の園 登場人物と目次」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-218.html

「桜の園5−26.お嬢様の肉便器調教(1)」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-2123.html


※前回の最後を再掲載します。続きとして読んで下さい。


「ホッホッホ、肉便器にしたいお嬢様はこちらですかな」
「美幸ちゃんが肉便器だなんて聞いただけで、
 僕興奮して倒れそうだよ」
「すみません、あまり大声を出されないようご注意願います」

 倉沢と雄二を連れて戻って来た巧は、パーテーションの中に入ると、
隣室の女生徒に聞かれないよう、2人に注意した。


※それでは続きをどうぞ。


 巧がいつもと変わらぬ調子で話す倉沢と雄二に注意したのは、
パーテーションの向こうで寝ている女生徒に気付かれるためであったが、
それよりむしろ音を立てられないスリリングな状況である事を意識させて、
美幸の恥辱を深めてやる意味合いが大きかった。
サディストは知恵を振り絞ってさまざまな趣向を凝らし状況を演出して、
M女性に被虐の歓びを味わわせてやらねばならない。
元ホストの巧と、皆から遅れてやって来た元竿師の竜は
女蕩らしのプロだっただけに、その辺りの機微に通じていたが、
セックスドクターの倉沢と盗撮魔の雄二は無神経だったのだ。
巧はさらにヒソヒソと低い声で言う。

「隣に人がいて、めったな事では音を立てられないと思うと、
 女はひどく感じちまうものです。お前らもそうだろ? 
 なあ、先生、美幸のおしゃぶりは良かったか?」
「その通りだわ。凄くドキドキして……
 3度もイッテしまったわ、美幸ちゃんのおけげで」
「美幸はどうだ? ちゃんと先生と一緒に3回気をやったのか?」
「ああ……はい」
「よしよし。じゃ、褒美をやるから立て」

 巧が手を取って引っ張ると、嬉しそうに悩ましい視線を彼に送りながら
ナヨナヨと立ち上がった美幸は、美しいがやや冷たい印象だったこれまでとは
人が違ったように全身から匂い立つがごとく濃厚な性フェロモンを発散しており、
男達は息を呑んで圧倒される思いになった。
さっきまで舞子の巨大な「ペニス」にご奉仕して、彼女が3度極めると同時に
気をやったと言う美幸は、未だウットリとその余韻に陶酔しているかのように
半開きの唇からハアハアと熱い吐息を洩らし、ミニスカセーラーに包まれた
全身がモジモジと切なく慄えていた。

「手は頭の後ろで組め。皆さん、コイツにも調教下着をきっちり嵌めています。
 一番弱いバイブを楽しませていますが、先生のチンポをしゃぶりながら
 気分が出せるよう、ココだけは少し強めに上げておいたのです」
「アッ! だ、ダメえ、巧くうん!」

 巧が振動を強めていると言ったお尻を又もイヤらしく撫で回し、
尻束の狭間に指を喰い込ませて刺激してやると、美幸はビクンと大きく
反応して甘えるような声を洩らす。だがその声も精一杯の小声に
落としているのが、スリリングな状況を物語っていた。
男達も声を潜めて囁き合った。

「なるほど、おケツがひどく感じるようじゃの、お嬢ちゃん。
 こりゃあ、立派な変態じゃわい」
「ウンチしたくなったら、僕に言ってね。又奥の奥までナメナメしてあげるよ」
「このお嬢さん、えらく色っぽくなったと思ったら、ケツで悶えてたわけだな」

ーーイヤッ! お尻で感じるなんて、恥ずかしい……
  で、でも、ああ、ブルブルがたまらない、気持ちいいの、巧君……

 最後に竜がボソリと呟いたが、アナルで感じた女がめっきり女らしくなり、
色気を増す、と言うのは女蕩らし達の常識である。巧に触られる大きな尻を
感極まった悩ましい表情でたまらないとばかりにくねらせる美幸は、
最早セーラー服を着た娼婦のように過剰な色香を振りまいていた。

「肉便器になる前に、せいぜい調教下着で楽しませてやろう。
 隣で寝てる友達にバレねえよう、イヤらしい声は我慢して、
 色っぽく気をやりな」
「ああ〜っ!」
「手は頭の後ろと言っただろう」
「ごめんなさい。で、でも、声が出ちゃうう!」
「乳もよく感じるようになったな、美幸」

 巧が取り出したリモコンを操作すると、調教ブラが一段と大きく唸りを上げて
振動しながら収縮を始め、淫声が出るのを防ごうと美幸はサッと手を口にやり、
咎められていた。

「ホラホラ、乳とケツをガンガン揺さぶって悶えて見せろ。
 すぐに気分が盛り上がって、天国に行けるぜ」
「うう〜っ! い、いくう……」
「見事なイキっぷりじゃの」
「声を我慢してるのが、たまんないなあ」
「乳もケツもデカいだけあって、いい感度をしとるようだ」

 美幸がさほど時間を掛けずに果ててしまうと、
巧は調教ブラの振動を緩め、他のスイッチを上げていく。

「クリは、あっと言う間かな」
「うひいい〜っ! く、クリ、ダメ、いく……」

 目も眩むようなクリバイブの一撃は強烈過ぎて、
やはり美幸はたちまち極めてしまう。

「おまんこは、もっとゆっくり味わってイキな」

 女性器に喰い入ったバイブレータが振動を強めていくと、
幸せそうにウットリした表情を浮かべた美幸は、快感を噛み締めるかのように、
いい、いい、とすすり泣くようなよがり声を上擦らせる。
グラインドするように淫らにうねり狂う美腰の悶えが、
次第に大きくはばかりのない狂態を示し出して男達を興奮させ、
気の早い雄二はイチモツを取り出ししごき始めていた。

「うふうんっ! い、いく……」
「最後にも一回、おケツでイッてみせな」
「もう、イヤあ! お尻は、お尻は、勘弁して、美幸はもう我慢出来ません!」

 従順に悶絶して狂態を晒していた美幸がとうとう弱音を吐いたが、
それは男達の嗜虐欲を煽るだけだ。そしてここで黙っていた舞子が口を挟む。

「美幸ちゃん。女の子のイヤは好きのうちって言うのよ。
 そんなにお尻が気持ち良過ぎて怖いのね、カワイイわ。
 でも、ここにいる人達はみんなアナタが狂えば狂うほど、喜んで下さるの。
 決して悪いようにはされないから、安心してやがり狂ってごらんなさい、
 お尻でね」
「先生もこうおっしゃってるんだ。目一杯ケツで感じちまいな、ハハハ。
 ただし、隣に人がいるのを忘れんなよ」
「ああ……あ、アクマ。だ、ダメ、お尻、ダメえ〜っっ!!」
「手は頭の後ろじゃ」
「お尻を突き出して、揺さぶってごらんよ」

 巧がアナルバイブをゆっくり強めていくと、「悪魔」とらしからぬ罵倒の
言葉を口にした美幸だが、たまらずお尻にやった手も咎められればすぐに
戻してしまい、雄二に言われるまま尻を男達に向けて突き出して悶える
従順なマゾっぷりは変わらない。そして尻をガクガクと揺さぶりながら
美幸が昇り詰めても、巧は振動を落とそうとしなかった。

ーーへへへ、肉便器になる前に天国にイカせてやろう

「イクッ! ああ、ま、又いくううっっ!!」
「おお、これは連続イキじゃな」
「僕、もう出ちゃったよ」
「アナルは何度でも気がやれるぞ」

 アナル特有の連続絶頂に陥った美幸は、
それでも健気に立ってお尻を突き出しイキ続けていたが、ついに崩れ落ちる。 

「ハハハ、気絶しやがった」

 巧が顔を仰向かせると、美幸は白目を剥き、
だらしなく涎を大量に吹きこぼして完全に自失していた。

 
 
 

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