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タイトル:「桜の園5−26.お嬢様の肉便器調教」弟2回  2011/08/13


「桜の園 登場人物と目次」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-218.html

「桜の園5−25.調教下着と朝のご奉仕(2)」
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-2102.html


☆「桜の園5−26.お嬢様の肉便器調教」弟2回


 その人物に向かってまず先に声を掛けたのはタクの方だった。

「よう巧。
 お嬢様の事、後は頼んだぞ」
「わかりました、タクさん。
 大変、お疲れ様でした」
「ああ。
 朝からもうクタクタだよ、お嬢様のお相手でね」

 時刻は始業前で、登校して来る生徒達で賑わっている、
校門を入ってすぐの場所である。
さすがに直接的な話のはばかられる二人の元ホストの男達が
意味深な会話を交わしているのに、
何も知らない生徒達は奇異な目線を送っていただろう。
一人は校内を我が者顔で闊歩するアウトローの特待生小沢巧で、
話の相手は黒で固めた暑苦しい服装の在日Z国人タクである。
巧は有名人で誰も関わりを持とうとは思わなかっただろうが、
もう一人男達の間に挟まれモジモジと恥ずかしそうに立っている
長身の美少女を見た生徒達は大いに驚いたに違いない。
彼女も大富豪令嬢として有名な立花美幸だが、
イマドキの女子高生とはハッキリ一線を画していた
トレードマークのロングスカートではなく、
今日はビックリするような超ミニ丈なのである。

 当の美幸は露出した美脚に他の生徒達の視線を痛い程感じ、
凄まじい羞恥を覚えてワナワナと慄えながら、
真紅に染まった顔をじっと俯かせて、男達の会話を聞いていた。
彼女にとっては生まれて初めて経験するはしたないミニスカが
絶対にめくれないよう、両手で前を固くガードしていたが、
まるで小用を我慢しているかのように、
慄える腰を悩ましくモジつかせ始めたのは、
強烈な羞恥心からばかりではなく、
体中に込み上げて来るエロティックな感覚と戦っていたのである。

ーー恥ずかしい……
  こんなフトモモの上まで風がスースー当たって、
  もしスカートがめくれちゃったら、おしまいだわ。
  私、イヤらしい黒パンツなんかはかされてるの。
  うふうん! 
  だ、ダメっ、又おかしな気分になって来ちゃった。
  助けて!
  私、みんなに見られながら、恥を晒してしまうかも……

 美幸の体に喰い付いて、ジーッと微振動を送り続ける
調教下着が再びその威力を発揮して、
清楚で慎ましかったお嬢様を淫らに押し上げ始めたのだ。
車中での一時間は縛られてタクのシンボルに口唇奉仕し、
ザーメンを飲まされる事で我知らず興奮してしまい、
何度も淫情に破れて極めていた美幸だが、
今度はお嬢様らしからぬ下品なミニスカ露出が興奮を煽り、
それによって調教下着の軽微な快楽振動が、
何倍にも増幅されて襲い掛かって来るようだった。

 ハッと気付けば生ゴムでコーティングされ振動するブラカップに
緩やかに揉みほぐされる乳房はトロけてしまいそうだったし、
密着した刺激イボのバイブレーションが直撃する乳頭から、
乳汁が分泌してしまいそうな程に感じ入ってしまっていた。
もちろん股間から突き上げて来る衝動の甘美さはさらに強烈で、
ほとんど我慢の限界に近付いている美幸は、
何とか淫らな刺激を反らそうと腰を揉み、
ついにはブルッブルッとお尻を打ち振り始めたが、
ますます振動する責め具が性感帯に擦れて逆効果でしかない。
とりわけ堪らないのは人並み以上の発達を見せる大粒のクリ豆で、
しっかり包皮を剥かれた肉塊をピトリと包み込んだ振動イボから
鮮烈な快美の矢が次々と打ち込まれて来る。
そして前後の淫穴に含まされた振動ペニス型には、
無意識にキュウッとはしたない粘膜が絡み付いて締め上げ、
歓びを貪ってしまうのをどうしようもなくなっていた。
一番のくせ者は昨日目覚めてしまったアナルに打ち込まれた
細身の軟質バイブレータで、
いつの間にかどんどん存在感を増した筒具から、
前以上の淫密な悦楽が背筋をヒタヒタと這い上がり、
もちろん汚い排泄器官でなど感じたくないと言う嫌悪感は
まだ強烈に覚えているのだが、
嫌だ嫌だと思いながら強引に性感をこじ開けられるのが、
美幸のマゾの血を熱くたぎらせてしまうのだ。

「じゃあ、俺は帰るよ。
 お嬢様、彼に挨拶なさって下さい」

 タクがそう言ってアッサリきびすを返すと、
美幸は従順に頭を下げる。

「あ、あの、お早うございます、小沢君」
「よう立花。
 今日は又やけに色っぽいミニスカじゃねえか」

 その時始業のベルが鳴り、もう一般の生徒達は教室に入って
周囲には誰もいなくなった。

「やめて下さい……」
「ケツを触られたくらいで、何言ってやがる。
 おめえは性奴隷なんだろ?」
「ダメ……お尻は、ダメなの、触らないで、お願い」
「どうした?
 今日は俺をぶっ叩かねえのか」
「ああ……あの時は申し訳ありませんでした、小沢君」

ーーえらく、しおらしくなったもんだな。
  タクさん、みっちり躾けてくれましたね。
  それにしてもコイツ、こんなかわいい、
  いい女だったのか

 つい数日前廊下で美幸の尻をタッチした際に、
殴打された頬の痛みがまだ記憶に新しい巧は、
彼女の変貌ぶりに感心していた。
美幸は尻を触られても嫌がるのは口だけで、
巧の手を払いのけようともせず、
甘えるように長身を預けて来ながら謝罪を口にしたのだ。
巧は彼女がここまで懐柔された理由の一つを、
尻に触れた手で感じ取るとニヤリと笑った。
そして、超ミニスカの上から触った指を
尻たぼをなぞるように喰い込ませて言う。

「なるほどな。
 おケツでくわえ込んだチンポがバイブしてるのか。
 これじゃ、アナル好きのお嬢様には辛抱たまるまい」
「言わないで……
 ああ、ああ、ああ〜っっ!!」
「お前、気をやったのか?」

 ついに感極まって膝を折りヘタリと座り込んでしまった美幸は、
巧の問い掛けにも素直にうなづいた。

「ああ……はい」
「お前は、おケツが感じるはしたないヘンタイマゾ奴隷なんだな。
 そう復唱してみろ」
「はい。
 美幸は、お、おケツが、感じる、はしたない、ヘンタイ、
 マゾ奴隷です」

 美幸が言葉に詰まると巧がささやき掛けて、その言葉を復唱させる。
オアソビのようだが、口にした言葉が力を持ってその人間の精神にまで
影響を及ぼす事を、巧は十分承知していた。
果たしてヘンタイマゾ奴隷だと宣言した美幸は、
アナルで気をやった直後でもあり、
目に見えて悩ましい過剰なまでの色気を発散し始め、
巧も、ホウ、と感心する程だった。

「オラッ!
 シャンと立て。
 手を頭の後ろに組んで触らせろ」

 これまでの冷たく無表情なお嬢様が人が変わったように、
悩ましく潤み切った目で巧を見上げた美幸は、
言われるがまま従順に立ち上がり手を組んでいく。
巧はセーラー服の上から美幸の体を検分するかのように
胸や股間に手を這わせて言った。

「ハハハ、乳もマンコもケツも、気持ち良くブルンブルン
されてるんだな。
 しっかり味わえよ。
 今から教室に連れてってやるが、
いいか? 絶対もう勝手に気をやるんじゃねえぞ」
「はい……」

 こうして巧は美幸の手を取ってエスコートするかのように
2−Aの教室に向かう。
歩くと自動的に内部で擦れてしまう二穴バイブも悩みのタネだし、
巧のもう片手はお嬢様の美麗な肉体を味わうかのように
あちこちを這う。
特に調教下着が振動する箇所は執拗に弄り回して来るので、
美幸は淫情に燃え上がる体を休ませてもらえず、
絶頂を堪えるので精一杯だった。
 
ーーああ……
  二本のオチンチンがズリッズリッて中で擦れてるう! 
  まるで歩きながら男の人にエッチされてるみたい。
  アン、小沢君、そんなにされたら、
  美幸は又おかしくなっちゃう。
  無理、絶対無理だわ、イッチャウのを我慢するなんて

 美幸はもう夢見心地で気付いていないが、
巧は彼女の反応をよく観察しており、
途中で達してしまわないように愛撫の手を加減していた。
もちろんHR教室で、クラスメイト達が注目する中、
美幸に絶頂の恥をかかせてやろう、と言う邪悪な意図である。

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