メルマガ:新・SM小説書庫
タイトル:「新・SM小説書庫」今週の更新 2010/1/31  2010/01/31


こんにちは、二次元世界の調教師です。

 今週は「ダイエットモニター」に掛かり切りでした。
 そのせいもあるのか、アクセスは停滞気味。
 気が付くとリンクが山のように貼られて
 何のサイトだか良くわからない感じに。

 ブログ自体非常に重くなって来たので、
 今日は朝から悪戦苦闘して改善を図りましたが、
 途中でエントリーをまるまる1つ誤って削除してしまい
 その対応に追われました。

 メルマガを発行したら、「狙われた美姉妹」を更新します。
 「ダイエットモニター」は個人的には大満足ですなのですが、
 どうでしょうかねえ。
 
○「プチSM千夜一夜ものがたり第3期」

第47夜「ダイエットモニター」 
http://remotecon.blog122.fc2.com/blog-entry-639.html

 この頃何だか、うちの陽子お姉ちゃん、やせてキレイに
なったみたい。私がそう言うと、お姉ちゃんはちょっと誇
らしげに、そうなのよ実は、とその秘密を教えてくれまし
た。

「駅の裏に渋谷マコトエステサロンって出来たでしょ?」
「知らないよ。駅なんか行かないもん」
「そっか。久美は学校が反対だもんね」

 お姉ちゃんはJRに乗って短大に通ってるんです。

「お姉ちゃん、エステなんか行ってたの?」
「そこのお店、ダイエットコースのモニターを募集してた
の。短大の友達に紹介してもらって」
「そうなんだ。いいなあ」
「じゃあ久美も行ってみる?」

 何でも知り合いに紹介してもらうと、無料のモニターに
なれるらしいんです。すごく効果があるらしくて、お姉ち
ゃんは1か月で7キロもやせたって言うんでビックリです。
私も仲の良いお姉ちゃんに頼み込んで紹介してもらうこと
にしました。

「どんなことするの?」
「うーん、基本的には運動なんだけどさ……まあ行ってみ
てのお楽しみよ」

 お姉ちゃんはなぜか羞ずかしそうに答をぼやかしました。

ーーそっか。陽子姉ちゃん恥ずかしがり屋だもんね

「レオタードみたいの、着なくちゃいけないんだ」
「う、うん、まあね。ちょっとハズいかも……」
「それはちょっとヤだな。渋谷マコトさんに見られるんで
しょ」
「大丈夫よ。だってマコト先生は女だもん」

 それを聞いて気が楽になった私は、さっそく次の日曜
「渋谷マコトエステサロン」に連れて行ってもらったんで
す。事前に電話したら、制服で来て下さいと言われたので、
私は通っている女子高のセーラー服姿です。マコト先生は
とても落ち着いた素敵なアルトの声で、私はドキドキワク
ワクしながらお姉ちゃんに付いて行きました。

「お姉ちゃん」
「なあに」
「……いや私エステなんか初めてだから」

 ホントは陽子姉ちゃんがヒラヒラのすごいフレアミニを
はいてたんで、思わず声を掛けてしまったんです。

ーーうわあ、見えちゃいそう。でもアシがキレイだなあ……

 お姉ちゃんは私と同じような背格好で、女の子としては
ごく普通の身長なんですけど、やっぱりやせたおかげでダ
イタンにアシを出してもキレイなんです。私だってちょっ
と冒険してスカートをミニにすることもありますが、ここ
までは絶対無理、ってほどお姉ちゃんのミニは見たことの
ない過激なものでした。私は見えても大丈夫なように黒い
スパッツをはいてますが、普通の私服のお姉ちゃんはそん
なものはいていないでしょう。見てる私の方が心配してし
まうくらいでした。お姉ちゃんは私以上に恥ずかしがり屋
のはずなのに、女の子はやせるとダイタンになれるのでし
ょうか。

ーーホントに恥ずかしくないのかなあ。それマジでヤバい
って、お姉ちゃん……

 その時でした。たまたま強い風が吹いてお姉ちゃんのフ
レアミニがパッと派手にめくれ上がってしまったんです。
慌てて両手で押さえた時はもう遅く、隣に並んで歩いてた
私にはバッチリ白い物が見えて目がテンになってしまいま
した。男の人には意外かも知れませんが、高校以上の女の
子はめったに白なんかはかないものです。のぞかれて一番
恥ずかしい色ですから。

 私はやっぱり一言注意してあげようかと思いましたが、
素知らぬ風を装ったお姉ちゃんが首筋まで赤く染めている
のがわかって、何も触れませんでした。

ーーそんなに恥ずかしいのに、どうして?

 陽子姉ちゃんは私から見ても色白な美人だし性格もいい
んですけど、とても恥ずかしがり屋で引っ込み思案なので
彼氏がいないんです。私も似たようなもので人のことは言
えませんけど。きっとダイエットに成功したことに気を良
くし、頑張って積極的になろうとしているのでしょう。お
姉ちゃんが無口になっちゃったので、私も無駄口を叩かず
に着いて行きました。

 さて「渋谷マコトエステサロン」はうっかりすると見逃
してしまいそうな、小さなお店でした。

「いらっしゃい。お待ちしてましたよ、山下さん」

 お姉ちゃんと私がドアを開けると、すぐにやって来た背
の高い女性がそう言って挨拶しました。

ーーうわあ、カッコいい人……

 それが渋谷マコト先生の第一印象です。全身黒いレオタ
ードを着用した先生は、スラリと長身でボーイッシュなシ
ョートヘアの、いかにも運動神経が良さそうな女性でした。
ホントにモデルさんみたいにやせていて手足が長いから、
とてもカッコ良くてステキなんです。声も電話でお話した
通りの低音で、私は同性なのに不自然なくらい胸をトキめ
かせてしまいました。

ー良かった。こんなステキな女の人に教えてもらえるんだ……

「妹さんですね。渋谷マコトです。どうかよろしくお願い
します」

 お姉ちゃんが隣で小突いたので、先生に見とれてボヤッ
としていた私は慌てて頭を下げました。

「あ、あの、山下久美です。姉がいつもお世話になってい
ます……」
「まあ、妹さんもかわいらしいわね」

 先生がお世辞を言われたのに、私は顔を赤くしてしまい
ました。

「どうぞこちらへ」

 先生に案内されて奥の部屋に行くまでに、まるでトレー
ニングジムみたいな室内では数人の若い女性が汗を流して
いました。私はお姉ちゃんにヒソヒソ話をします。

「お姉ちゃん、みんなレオタード着てる……」
「アンタは着替えるんだからいいの」

 お姉ちゃんはパンツが見えそうな私服のミニでいいのか
しらと思いながら、場違いな服装の私たちはマコト先生の
後を着いて行きました。入口は狭かったけど、中もやっぱ
りそんなに広くはなかったです。

「それではモニター契約に関してお話をさせて頂きましょ
う」

ーー契約って?無料じゃないの……

 奥の小部屋は事務所みたいになっていて、事務机を挟ん
で私たち姉妹と先生が向かい合わせに座りました。そこで
いきなり「契約」と言う言葉を使われたので、私はちょっ
と驚いてしまいました。でも隣にお姉ちゃんがいて、ニコ
ニコしているので安心でした。きっと心配することなんか
ないのでしょう。

「ダイエットコース1か月間無料モニターです。間違いあ
りませんね?」
「はい」
「お姉さんはもう1か月が過ぎられるんですけど、無料モ
ニターに妹さんを紹介して頂けましたので、ご希望なら一
緒にコースを続けることが可能です。もちろん完全無料で
す。希望されますか?」
「はい、是非お願いします!」

 お姉ちゃんの声は弾んでいましたが、それはちょっと話
がうま過ぎるのではないでしょうか。すると私の気持ちを
見透かしたようにマコト先生が言われたのです。

「どうしてそんなオイシイ話が、とお思いでしょう。実は
このダイエットコースは、私が特別に研究開発したこれま
にない方法を実践して頂きますので、どうしても多くの方
に試してその効果を実証したいのです。又、少々辛いこと
もありますので、出来れば紹介者の方と一緒に励まし合い
ながら実践して頂きたい、とこういうわけなのですが」

ーーえ、そんな辛いことがあるの?大丈夫かなあ……

「久美、一緒に頑張ろうね」
「え? う、うん、わかった……」

 ちょっと不安が頭をよぎりましたが、お姉ちゃんがもう
1か月近く続けて、実際に7キロもやせたんです。仲のい
いお姉ちゃんにそう言われたら、ウンと言うよりありませ
んでした。第一私の方から紹介してくれと頼んだわけです
し。

「このコースは、隣の器具を用いたトレーニングとこの部
屋でのボディケアが中心ですが、その他普段から私の指示
に従って生活改善を行って頂きます。先程申し上げました
ように、少々肉体的に辛いこともございますが、大丈夫で
しょうか?」

 するとお姉ちゃんの方が答えてしまいました。

「先生、妹は私より体が丈夫だし、しっかりしているから
大丈夫です。そうよね、久美?」

 うーん、お姉ちゃんの言い方は却って不安を煽るもので
す。でも昔から運動はまるでダメでおしとやか過ぎるお姉
ちゃんが頑張れたんだから、私もきっと大丈夫だろうと思
うよりありませんでした。実際お姉ちゃんより健康面では
自信があります。

「わかりました。それでお願いします」
「それじゃさっそくですが、妹さんには着替えて頂きまし
ょう。隣でトレーニングです。陽子ちゃんはその間ボディ
ケアよ。いいわね」
「はい……」

ーーえ!? 

 1か月も通ってるからもう慣れた仲なのか、マコト先生
に下の名前を「ちゃん」付けで呼ばれたお姉ちゃんが、さ
っきスカートがめくれてしまった時のように真っ赤になっ
て恥ずかしそうなので、私はちょっとビックリしました。

ーーそうか。そこのイスでボディケアなんだ……

 小さな部屋のほぼ半分近く占拠する、歯医者の診察用の
ような大きなリクライニングするイスが置いてあったので、
そこでボディケアをしてもらうことを、恥ずかしがり屋の
お姉ちゃんは照れているのでしょう。やっぱり裸になって
ケアされるんでしょうから。

「じゃあ陽子ちゃん、妹さんがトレーニングウェアに着替
えるのを手伝ってね」
「はい」

ーーええっ!? どういうこと?

 先生が真っ白くてペラペラに薄いボディースーツのよう
な物を持って来てお姉ちゃんに声を掛けたので私はビック
リしました。1人じゃ着られないないようなウェアなんで
しょうか。マコト先生が説明してくれます。

「ごめんなさいね、モニター用の特別な服なのよ。他の人
に手伝ってもらわないと、着るのが大変だから……」
「久美、恥ずかしがってないで服を脱ぎなさい」

ーーえーっ! や、ヤダあ……

 私は他人の前で服を脱ぐのに正直抵抗がありましたが、
仲の良いお姉ちゃんと素敵な女の先生だから、ま、いっ
と思って、その「トレーニングウェア」を着せてもらう
ことにしました。ところがお姉ちゃんはさらにとんでも
ないことを言い出したんです。

「下着も脱ぐのよ」
「えーっ! な、何で?」

 するとマコト先生が頭を下げて説明してくれました。

「申し訳ございませんが、これを着ると大量に汗をか
いてしまうのです。ですから……」

 先生の表情は真剣そのものだったので、私も仕方な
く生まれたままの姿になってから、真っ白いウェアを
着せてもらいました。するとこのウェアは普通のレオ
タードではなく、水仕事をする時手にはめる手袋みた
いな強い弾力のある生ゴム素材だったのです。引っ付
いていたウェアをメリメリベチベチという感じで引き
剥がしながら、下半身からはかせてもらったんですけ
ど、物凄い密着感!これはとても1人じゃ着られない
と思いました。

「せ、先生、キツイです……」
「我慢して下さい。これもトレーニングですから」

 ピチピチであまりに強烈な締め付けを私は訴えまし
たが、マコト先生にそう言われると耐えるよりありま
せん。

「あら、お姉さんより巨乳ちゃんみたいね。これじゃ
大変でしょうけど、頑張りましょう」

 先生にそうからかわれてしまいましたが、私はお姉
ちゃんよりおっぱいもお尻も大きいと思います。だか
らダイエットしたいんですけど、そのせいか胸と腰の
圧迫感は息苦しくなるほどでした。そして最後に背中
でジッパーを締められると、首から上を除いた上半身
から腰までをピチピチの白いゴムに覆われてそれを脱
ぐことも出来なくなったのです。

「ではトレーニング機に案内しましょう」
「久美、頑張って来てね」

 お姉ちゃんに見送られ生ゴムの強烈な密着感に悩ま
されながら脚を踏み出した私は、すぐにちょっと困っ
てしまいました。

ーーアン、アソコが擦れちゃうよ……

 あまりにウェアの締め付けがきついので、何と羞ず
かしいワレメちゃんに生ゴムがギュッと食い込んで、
歩くと微妙に擦れちゃうんです。別に痛くはなく気持
ち悪いだけでしたが、数歩進むと恥ずかしいことにだ
んだん気持ち良くなってしまいました。

ーーや、ヤダ、変なトコ当たってる……

 伸縮性に富む生ゴムが体にピトリと密着してる上に、
アソコにはイヤと言うほどキリキリと食い込んでるん
です。歩いてアソコが擦れてしまうのにイヤらしい快
感を覚えてしまった私は、いつの間にか女の子の一番
感じるイケないオマメちゃんを大きく膨らませていま
した。するとますます強く生ゴムに密着してズリズリ
と擦れてしまうんですから、これではとてもたまりま
せん。

「さあ、こちらに来て下さい。どうしたんですか、山
下さん?」

 ついつい変な部分の快感にウットリしてしまい、視
線を落としてじっと床を見ながら歩を進めていた私は、
先に立つ先生がドアを開けて部屋から踏み出すと、ト
レーニングに励んでいた他の女の人たちの視線が集中
して、この生ゴムレオタードがとても恥ずかしくなっ
てしまいました。

ーーう、ウソお! これ、スケちゃってるんですけど……

 ああ、何ということでしょう。早くもジットリと全
身に汗を滴らせ始めていた私は、ムネの先っちょのピ
ンクの乳首がウッスラと透けて見えてるのに気付き愕
然としました。女子高生にしては巨乳過ぎるのもいけ
ないのか知れませんが、いつの間にかクリちゃんと同
じように両ムネの先端もはしたなくプックリと膨らん
で、極薄の生ゴム生地をツンと押し上げているのです。
近付いて見なければわからない程度とは言え、その恥
ずかしさは私の顔を真っ赤に染めるのに十分でした。

ーーじゃまさかアソコも? そんなわけないよね……

 乳首だけでも死ぬほど恥ずかしいのに、股間がスケ
てたらたまりません。祈るような気持ちでおそるおそ
る視線を下にやった私は、黒っぽい物が目に飛び込ん
で来てショックを覚え、もうそれ以上恐ろしくて見る
ことが出来ませんでした。ヘアだの食い込んだワレメ
ちゃんの形まで見えちゃってるに違いありません。も
う全裸かと錯覚するほどの羞恥に慄え上がった私は、
胸部とアソコを手で隠して立ち尽くしてしまいました。

「皆さーん、新しいモニターの方が恥ずかしがられま
すから、あまり見ないでくださーい」

 マコト先生がそう言ってくれたので、他の人たちも
自分のトレーニングに専念され始め、私は何とか先生
が手招きされている、床固定式の自転車器械まで進む
ことが出来ました。だけど生ゴムに食い込んだアソコ、
とりわけクリちゃんが歩くたび絶妙に擦れてしまう快
感はどんどん良くなってしまい、こんなことでえっち
な気持ちになってしまう自分を恥ずかしく思うと、ま
すます羞恥と興奮が募ってアソコから快感が込み上げ
て来ると言う悪循環でした。

ーー先生も、見ないで……
 
 マコト先生は、首筋まで真っ赤になって俯いている
私のことを、平然と見ています。この特製ウェアが女
の子をこんなえっちな気持ちにしてしまうと、わかっ
ているのでしょうか。それともこんなえっちな気持ち
になってしまう私が特別で、イケないことなのでしょ
うか。

「この自転車の使い方はおわかりでしょう。こぐこと
によってカロリーを効率良く消費し、シェイプアップ
に抜群の効果があるトレーニング機です」

ーー自転車のサドルって、何であんなにえっちな形な
んだろう……

 私は先生の説明を上の空で聞きながら、そんなとん
でもないことを考えていました。飾り気のないシルバ
ーの自転車はサドルだけが黒でしたが、その形がまる
で女の子のアソコにピタリとフィットするデザインの
ように見えてしまうんです。正直に告白すると、中学
から自転車通学の私は、時々サドルとアソコが当たる
のを気持ち良く感じてしまうことがあるんです。こん
な気持ちになっちゃうなんて私だけかしら、と罪悪感
に捕らわれることもしばしばでした。今こんなにアソ
コをウズウズさせている状態で自転車にまたがったら
?そう考えると私は全身が慄えるほどの強烈な興奮に
包まれていました。

「乗ってみて下さい」

ーーヒイ〜ッッ!!

 自転車にまたがった途端に予想以上の鋭い感覚に
襲われた私は、妙な声を出さないので精一杯でした。

ーーこのサドル、形が変……

 表面はツルツルして普通に見えたサドルでしたが、
圧力を加えると中にたくさんのイボイボ突起がある
のです。まるで足裏のツボを刺激する健康サンダル
みたいみたいだと思いました。でもとてもソフトな
弾力のあるイボイボでちっとも痛くはないんです。
正直言ってとても気持ち良い刺激でした。

「腰を浮かせてはいけませんよ」

ーーうわ! そんな仕掛けがあるの!?

 先生はその自転車に付属していた黒いベルトで、
私のフトモモをガッチリそれ用の部分に括り付け
てしまいました。すると腰を浮かすことはおろか、
股間にイボイボサドルが強く密着した状態でこの
自転車から降りることすら不可能になったのです。

「いいですか山下さん。私がいいと言うまで、こ
の自転車を力一杯こぎ続けるのですよ」
「せ、先生、動きません。無理です」
「ちょっと待って下さい。ロックが掛かってます
から。まず軽く5分間試運転してみましょう」

 やはり最新の特別なトレーニング器具らしく、
先生が何やら横にあったコントロールパネルのよ
うな所を操作すると、突然ペダルが動かせるよう
になりました。でも異常なくらい重くて、私の力
では中々動きません。

「精一杯腰を落として力を入れて下さい。初めは
大変ですけどすぐに慣れますよ」

 私が言われた通り腰を落ち着けて力の限りペダ
ルを踏み込むと、ようやくゆっくり回り始めまし
た。普通の自転車の何倍も力が必要で凄い運動量
です。すぐに汗ばんで来た程で、これなら確かに
ダイエットの効果は大きそうでした。しかし問題
は偶然なのかも知れませんが、イボイボサドルに
ピタリと密着してしまう、生ゴムに覆われた大事
な箇所でした。いえ偶然ではないと思いました。
よく見るとこのサドル妙に前後にスイングして、
私の腰の動きに合わせて確実にアソコに刺激を与
えるようフィットして来るんです。

ーーど、どうしよう。これ、メチャクチャ気持ち
いいんですけど……ヤバい、ああ、ヤバいよ、コ
レえ〜!

 私はとんでもないことに1人えっちでもしてる
みたいな気持ちに陥り、こぐのを一旦止めようと
思いました。ところが今度はペダルが勝手に回り
止まってくれないのです!

「この自転車は一度動き始めると自動的にペダル
運動が始まり、サボって止めることは出来ません。
セットした時間は休みなくこぎ続けねばならない
トレーニング器なので、意志の弱い方でもしっか
り鍛えることが出来るのです」

 一体どこを鍛えるって言うんでしょう。

ーーああ、5分って長いよ! ダメダメダメえ
っっ!! ヤバいよ、マジでヤバいんだって!!

 私はもう強制的にこがされる自転車の心地良
さに気もそぞろで、先生の言葉も半分くらいし
か頭に入りませんでした。

(続きはブログで)

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