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タイトル:アメリカのバカウヨ「アバター」に噛みつく &自転車交通違反罰金刑 本格化へ  2010/02/03


アメリカのバカウヨ「アバター」に噛みつく 

アメリカにもバカウヨは大勢いる。自分勝手な理屈をまくし立てるのはいずこの国のバカウヨも同じである。

そのバカウヨが「アバター」に噛みついた。

「アバターは反米・反軍映画」保守派いら立ち
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1265013591/-100

≪世界興行収入の記録を更新中の米映画「アバター」(ジェームズ・キャメロン監督)について、米国の保守層などから「反米、反軍の映画だ」といった批判が相次いでいる。 
3D(立体)技術を駆使した娯楽大作が思わぬ論争を巻き起こした底流には、アフガニスタンやイラクでの長引く戦争に対する米国民の厭戦気分と、それに対する保守派のいら立ちがある。≫

キャメロン氏が高邁な哲学を持った人物であるはずもない。視聴者のニーズを読み取るのが上手なだけで、それに合わせて作っただけの作品である。
ハリウッド映画に思想性などを期待する方が馬鹿である。 

≪映画の舞台は22世紀の星パンドラ。希少鉱物を狙う人間たちは、美しい自然と共生する先住民ナヴィと戦う。元米海兵隊員ら軍服の人間は、圧倒的な軍事力で自然破壊をいとわない悪役として登場、「先制攻撃が必要だ」「衝撃と畏怖を与える」などと、ブッシュ前政権の戦略そのままのセリフを口にする。≫

ブッシュ氏はヒールだから、「そのまんま」の単純な設定である。複雑なプロットの映画はアメリカでは絶対ヒットしない。

≪近年のハリウッドの大ヒット作は、ヒーローが活躍する単純な作品が多かった。これに対し、アバターが戦争、 宗教、環境など米国の国論を二分するようなテーマを含んでいるのは事実だ。 ≫

これは記事を書いた記者の勇み足。「アバター」を買いかぶり過ぎている。「ストーリーが単純すぎて途中で眠たくなる」という評価が日本人の間では多い。ヒーローを少しひねっただけでアメリカ人並みの反応を示すこの記者も情けない。

≪保守派の論客ジョン・ポドホレッツ氏は自身のサイトで「観客は米兵の敗北に声援を送るようになる。強烈な反米的内容だ」と非難。現役海兵隊員のブライアン・サラス大佐は隊員向け新聞に「軍の未熟さや凶暴さが異常に強調され、誤解を与える。ひどい仕打ちだ」と記した。 ≫

アメリカのバカウヨどもも日本同様オツムが単純だ。「『アメリカ=正義』のテーゼに違反している」という主張だ。

≪保守派らの反発には、長期化する戦争から民意が離れている現状への焦りが読み取れる。CBSテレビなどの昨年末の世論調査では、アフガニスタンでの戦況が「良くない」と感じる人は60%に達した。 ≫

アメリカの世論調査も日本同様恣意的な数字を適当に載せているだけだ。

≪自然の中に神が宿るという、キリスト教などの一神教とは相いれない信仰をナヴィが持っている点にも批判が出ている。 
保守派コラムニスト、ロス・ドーサット氏はニューヨーク ≫

これは「『ナンミョウ』と唱えても意味がない」などと言う意見に猛抗議する連中と同じ発想だ。

キャメロン氏自身は「心外だ。私の弟は海兵隊員だが、彼らを心から尊敬している」とテレビ 番組で反論するなど、軍の存在を肯定している。

アメリカ人にとって「軍隊」は日本の「天皇」と同様、その存在を批判や否定することがタブーなのである。


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自転車交通違反罰金刑 本格化へ 

不況で資金繰りが苦しいのはいずこも同じである。警察だって収入減で困っている。そこで新たなシノギとして注目されているのが自転車である。
2007年の道交法改正で、自転車の交通違反に対する取り締まりが強化され、反則金徴収が容易になった。

自転車人口は多いし、その無法な運転ぶりに対しては以前から対策が求められていた。
警察としてはまさに一石二鳥なのである。

では、どうして今まで消極的だったのか?
ことは簡単。違反がせこいので、一件あたりの水揚げもたかが知れており、要するに面倒くさかったのである。

しかし、不景気で自動車に乗る連中も激減し、背に腹は替えられなくなった。

ご用心!自転車で違反切符もあり得ます
http://allabout.co.jp/finance/gc/9242/

●一時停止違反
3月以下の懲役又は5万円以下の罰金

●歩行者通行妨害
2万円以下の罰金又は科料

●信号無視
3月以下の懲役又は5万円以下の罰金

●二人乗り
2万円以下の罰金又は科料

●夜間無灯火
5万円以下の罰金

●酒酔い運転
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金

という訳で、やはり酒酔い運転が一番稼げる。
自動車への酒気帯び運転が厳しいので、飲み会の日は最寄りの駅まで自転車で通勤していた諸兄も多いだろうが、警察から見れば、まさに絶好のカモなのである。

自転車に違反切符、遮断機下りた踏切通過
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20100201-567-OYT1T01462.html?fr=rk

本命は飲酒運転ではあるが、それをいきなり取り締まり出したら、さすがに国民の怨嗟は凄まじいだろう。
しばらくは地道に実績作りをするしかない。今回の事例は見せしめ&PRと解するべきだ。

スポーツ自転車、違反切符辞せず 罰金も
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/326504/

警察の本音はともかく、無法自転車を取り締まること自体は賛成である。

馬鹿は体で教えてやらないと理解できないので、とっ捕まえるのが一番なのだが、原チャリ珍走団への警察の対応を見ているとあまり期待できない。

はしっこいガキどもを捕まえるのは面倒くさいし、捕まえてもたいして点数稼ぎにならない。
パトカーで違反車を追跡しても、派生して事故が起きれば、逆に警察が訴えられる事例も増えている。

結果として、右折禁止違反や踏切一時停止違反のような簡単に捕まえられる取り締まりに力点が注がれるようになるのだ。

で、結局悪質な違反者はのさばり続け、とろい連中がカモられ続ける図式が続くのである。

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