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タイトル:宇宙のエネルギー脱税&弁護士のくず勝訴  2009/12/25


「宇宙のエネルギーシール」で4750万円を脱税した男に何と!鳩山首相夫人が宣伝協力 


日本中で不景気の寒波が猛威を振るっている。軒並み収入減で歳末商戦も冷え込んでいる。
しかし、世の中捨てたもんじゃない。7枚組の安っぽいシールを約3万円で販売したら飛ぶように売れて、何と1億5千万円も荒稼ぎした御仁がいる。

その名もずばり「宇宙エネルギーが集まるシール」。本当に宇宙エネルギーが集まって1億5千万円が飛び込んできたのだから、その効果は絶大である。しかし、エネルギーのあまりの凄さに、勢い余って4千5百万円を脱税し、逮捕されてしまった。
宇宙エネルギーは諸刃の剣である。使用する際には充分な注意が必要なようだ。

「エネルギー出る」と称してシール販売、脱税容疑で起訴
http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200912230022.html

このあまりにも凄い宇宙エネルギーシールに対する巷間の意見。

≪こんなの買う人いるの? 
漏れも生き方考えないといかんな ≫

≪>宇宙のエネルギーが集まるといって販売したシールの売り上げ1億5000万円 

世の中白痴だらけだな ≫

≪真ん中に怪しげな人が 

裏のない10分の時間
http://www.uranonai10punnojikan.net/ ≫

えっ!?
ということで早速リンク先に飛んでみたら、何と!鳩山首相夫人が脱税犯人とツーショットで出ているではないか?

そういえば、幸夫人は有名な宇宙エネルギーマニアだったな。
ご主人が献金問題で騒がれているのも、夫人が内助の功でこのシールを貼ってしまったからだろうか?

裏のない10分の時間 2007年9月8日放送
http://www.anemone.net/product/398 

実は私も霊感体質で、よく霊体験をしているので、あまり幸夫人を小馬鹿にはできない。3万円払って宇宙エネルギーシールを購入する予定はないが…。
しかし、ほとんどの人間は関知できない世界なのでインチキや詐欺が横行し、頭の弱い御仁はコロリと騙されるのである。
この手の話で法外な金銭が絡めばインチキである可能性が高い。「タダでやってやる」と言ってくる奴は女性の体目当てがほとんどである。
勿論、精神異常者が本気で霊能力者を主張している場合もある。この場合、本人は実際に霊が見えていると思い込んでいるので始末が悪い。

この手の話に拒絶反応を示す御仁も、死ぬときは「院号」にこだわったり、ご神体が何かも知らずに神社に初詣に行って好き勝手な願立しながら大金を散財するのである。

世界の大半の宗教は「この世でやらかした愚行の後遺症は死後に持ち込まれる」と説いている。
世界の99%の連中は何らかの宗教に属しているので建前としては「霊」の存在を肯定しているのである。

日本人の宗教人口は延べ2億人である。こんな国は日本だけだ。掛け持ちが多いせいであるが(中国人も掛け持ちをやる習性があるらしい)、霊を信じていないなら宗教は不要である。ぼられるのがばかばかしいから速やかに脱会するべきだ。

「霊なんぞはいない」と言っている奴が、檀家と氏子を掛け持ちして、お布施供養は滞りなく、神璽を飾ってお守りを握りしめ、年によって初詣の場所をころころ替えて、クリスマスにはケーキを食って騒ぎ、バレンタインに義理チョコをもらえばお返しをどうしようかと苦悩しているのである。どうせメタボだろうから、ついでにラマダーンもやれ。ただし夜食を飽食するなよ。

「霊なんぞいない」ではなくて「霊に対して思考停止」をしているのだろう。
一番ばかばかしい願立ては「宝くじが当たりますように」である。私が神様だったら、こんな図々しくておつむの弱い奴には絶対御利益を授けない。
尤も、神様にもいろいろ種類があるだろう。宇宙の唯一絶対神が「万馬券の祈願」や「株の空売り」に興味や関心があったら、それはそれでおもしろい。

売国コメントを書き散らしているバカウヨにも先祖霊がいて、一挙一動を監視していることを忘れるなよ。

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「弁護士のくず」裁判に勝利し、敗れる 


週刊漫画誌に連載されている「弁護士のくず」に自著を盗用されたとして、弁護士のU氏が、漫画家のI氏と発行元の出版社に、「盗用とされる部分の単行本化の差し止めと500万円の損害賠償」を求めた訴訟の判決が24日、東京地裁であった。何せ訴えたのがプロの弁護士である。漫画家もびびったことだろう。
根性がなければ、和解して示談になってしまうところだが、出版社もよく訴訟されることで有名な会社であり、当然顧問弁護士もいた。
で、「泣き寝入りすることはない」ということで、堂々の裁判対決となり、「弁護士のくず」が勝利したわけだ。

阿部正幸裁判長は「著作権侵害にはあたらない」として、Y氏の請求を棄却した。

敗れ去ったY氏だが、「評判を落として仕事が減らなければいいが…」といささか気がかりである。

漫画「弁護士のくず」は盗用にあたらず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091224-00000593-san-ent

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