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タイトル:憂国通信  2009/07/11


ウイグル大虐殺 犠牲者は3000人? 暗黒国家中国の恐怖 


ウイグル族の死者は3000〜1000人 カーディル議長
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090711/amr0907110126000-n1.htm

中国の新疆ウイグル自治区での虐殺について、「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は10日、「中国当局はウイグル人の死者数を150余人と発表しているが、われわれが現地から得た情報では1000から3000人に達する」と言明した。
中国当局が正確な情報を内外に発信するわけはないから、カーディル議長が発表した数字の方が事実に近いだろう。
間接的に入ってくる情報と照らし合わせても妥当な数字である。中国当局が「暴動」と認定している地域以外でも、ウイグル人に対する弾圧が続けられていることが確認されている。

開く漢族との格差 貧困にあえぐウイグル族庶民  
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090710/chn0907102145011-n1.htm

「新疆ウイグル自治区」は自治区などと称しているが事実上の植民地である。大多数を占めていたウイグル人が少数の漢民族に支配され搾取されているのである。そのあたりの事情はチベットと同様である。

近年漢民族がこの地に大挙して押しかけ、人口比でも漢民族の方が優勢になるのは時間の問題である。

32年間核実験46回、129万人が被害を受け、うち75万人死亡
http://jp.epochtimes.com/jp/2009/03/html/d15555.html

この地で印象的なのは、中国当局が原爆の実験場に使用していたことだ。膨大な被爆患者が発生したと推定されている。

イスラム圏象徴的な指導者不在 チベットと差
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090710/chn0907100130001-n1.htm

中国当局はチベット以上の悪辣非道を尽くしているのだが、欧米のメディアの反応は今ひとつである。チベットの時のような盛り上がりに欠けるのは否めない。
そうなってしまう最大の理由は、当地がイスラム圏であるところが大きいようだ。

新疆ウイグル自治区:中共幹部、妊娠6カ月のウイグル族妊婦に堕胎を強要
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/11/html/d38595.html

中国当局、断食月妨害でウイグル族同化政策強化
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/09/html/d44214.html

欧米メディアはイスラムに対して生理的嫌悪感を抱いているのである。
ダライラマのような強力な指導者がいないことも事実だ。
独立運動派はやむを得ずイスラム圏の過激組織と接近するのだが、それがブッシュが捏造した「テロとの戦い」構想に利用されてしまったのである。
「テロとの戦い」の本質はソ連崩壊で行き場を失った軍事産業が存亡をかけて市場開拓に乗り出した結果の産物である。
「テロとの戦い」では、イージス艦やF22に代表されるような単価ごとに巨大な利益が発生する兵器の売り上げには貢献しない。この手の高価な玩具を押し売りできるカモは日本くらいしかいない。
貧乏国相手に商売するためには、内戦や政情不安を煽ってロケット弾とか機関銃等のいわゆる大衆兵器の需要を盛んにさせる必要があったのである。薄利多売だ。
これらの販売で一番儲けているのは中国である。兵器の精度や高機能はあまり要求されないから、安かろう悪かろうでも売れるのである。
中国に限らず、どの武器輸出国も政府軍だろうが反政府軍だろうがかまわず売りまくっている。マッチポンプというやつだ。
政府軍には「支援」という名目で武器援助を行う。見返りは「利権」である。支援しても損はしない。「利権」を持たない反政府軍やゲリラには裏ルートを使って「格安で」武器を供給するのである。格安だから新古品や在庫品だ。多少赤字でも、政府軍相手の儲けで損を取り返せる計算だ。
仮にアルカイダが実はアメリカの秘密組織だったとしたら話は簡単だ。
北朝鮮ルートという手もある。第三国を経由させるマネー・ロンダリングならぬウェポン・ロンダリングである。
北朝鮮が実はアメリカの傀儡国家であることはかなりの人が気付いているだろう。何故それを中国が黙認するのか?
理由は中国も同様の手口で北朝鮮を利用できるからだ。
北朝鮮でも正規に渡せないようなやばい組織には、北朝鮮が裏工作で渡したことにする。北朝鮮は御用暴力団みたいな国なのである。

新疆ウイグル自治区:大規模抗議集会、死傷者多数か
http://jp.epochtimes.com/jp/2009/07/html/d88049.html

ウイグルでの分離・独立運動を「テロ組織」とする中国の主張が欧米に浸透しているのは背後に軍事産業が控えているからだ。

実際にウイグルで暴動事件を引き起こしているのは中国の工作員である可能性が大きい。

新疆ウイグル事件:新華社ネットによる写真のねつ造
http://jp.epochtimes.com/jp/2009/07/html/d98012.html

工作員主導と思われる暴動現場を克明に報道してしまう中国当局のやり方はまだ稚拙であるが、国内向けだからだろう。報道の不自然さを外国のメディアがどう捉えるかまで配慮できる余裕はなさそうだ。

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