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タイトル:憂国通信  2009/07/05


キョウキの銃刀法改悪 実用ナイフも規制でカキ養殖業者らも困惑 


業務用カキナイフ「違法」 三重県警の判断に業者憤慨
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009070302000152.html

業務用カキナイフ「違法」という内容の記事が新聞紙面を賑わしているが、発信元は地方版である。
全国版で取り上げないのが奇妙だ。

「一部で不利益者が発生する」というマスコミの対応ぶりである。冷やかし程度で、問題視する姿勢は全く見られない。

確かに「精神異常者に刃物」という格言もあるように、変質者や精神異常者は刃物をよく持ち歩いている。暴力団員や犯罪者も刃物を常備していると考えていいだろう。

しかし、この手の連中は、違法性など最初から頭にはない。規則など守る意志はないのである。

法律でナイフ所持禁止を謳っておけば、取り締まりの時に逮捕しやすいのは事実だ。それが緊急用のツールであるポケットサイズの十徳ナイフであっても…。

しかし、警察が街中で不特定者を対象に銃刀法の取り締まりをするのは要人の警護を必要としたときだけに限られていると言っていい。
丸腰の国民が精神異常者や犯罪者に刺されようが、警察としては知ったことではないのである。

自民党の権力者が銃刀法に関して異様に警戒しているのは、言うまでもなく、自分達が襲われたくないからだ。
警察の警備の対象者は彼らであり、国民ではないのである。
為政者達は「国民からいつ刺されても仕方がないことをやらかしている」ことを百も承知なのである。

しかし、今回のダガーナイフに限定した取り締まり強化には「呆れた」を通り越して「滑稽」すら感じてしまう。

何故、包丁類はよくてダガーナイフだけがだめなのか?
まともに答えられる識者はいないだろう。
「ダガーナイフは嗜好品だが、包丁は生活必需品だからだ」などという間抜けな答えをすることになるのだろうか?
精神異常者が人を刺すときにダガーナイフにこだわるとは思えない。「ダガーナイフを禁止することによって殺傷事件が減る」と本気で思い込んでいる奴がいたら大馬鹿者である。

為政者は国民に無意味な強要をしているのである。

秋葉原無差別殺傷事件から1年 ナイフ使用憤り今も
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2009060402000171.html?ref=related

≪「残念でならない。そして、ダガーナイフが犯罪に直結したことが腹立たしい」。事件を振り返るたびにこう思うという。

 今年一月の改正銃刀法の施行で、ダガーナイフなど両刃の刃物が新たに「刀剣類」と位置づけられ、仕事上の必要などから許可を得た人以外の所持は全面的に禁止された。後藤さんは「ダガーナイフより文化包丁の方が切れ味が鋭く危険性は高い。顧客からは透明度の低い水中ではダガーナイフが重宝するという声もあった」と、事件を機に一般のダガーナイフ所持を禁じた法改正を疑問視する。≫

この人の意見は正論だが、為政者が耳を傾けるわけはない。大方の国民はダガーナイフなどに興味がないから無関心だろうが、無意味な強要によってカキ養殖業者のような被害者も発生する。

困惑しているのは彼らだけではない。

改正銃刀法 実用ナイフも規制 カキ養殖業者ら困惑
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/toku/genba/CK2009070302000177.html?ref=related

≪改正はダイバーにも影響している。サンゴ礁や海流の速い場所では、先のとがったナイフを岩のすき間に差し込んで体を支える。サンゴや体を守るためだが、このナイフで両刃のものが禁止になった。

 野々市町でダイビングショップを経営する森山知明さん(48)は「いざという時に使いにくいなど支障がある。自分の店では規制対象の商品は扱っていなかった。今後も誤解を避けるため鋭くとがっていないナイフを主に使っていく」と話す。≫

ダイバーにとっては死活問題である。腹の出た為政者にダイビングの趣味の奴はいないから、知ったことではないのだろう。

為政者の趣味は馬鹿の一つ覚えで圧倒的にゴルフだが、狩猟が趣味の物好きな奴らも結構いるから、そっちの規制は許可証を持つ金持ちには甘くなっている。銃を所持するのは結構金がかかるのである。したがって、貧乏人には縁のない話だ。どこかの国のアホウ首相はクレー射撃の名手だそうだ。

尤も、日本ではあまりぶっ放せる猟場がない。狩猟許可区域もいい加減で、区域変更がないまま新興住宅地になったりしている。住宅地の裏山で散弾銃を持ったオヤジが犬を連れてうろうろしている現場には良く出くわす。

鳥獣被害防止特別措置法の概要
http://www.pref.ehime.jp/h36180/chouju/tokubetusotihou.html

猟銃に関しては、日本は異様に厳しい規制をしているのは事実だが、許可者に対しては規制措置を緩和する動きがある。

「国民から撃たれたくないから取上げたいのだが、ライフルや散弾銃をぶっ放したがる仲間も多いから、そっちの顔も立てたい」ということなのである。「自分の安全を守るために、自分やボディガードは合法的に重火器を所持したい」という意味もあるだろう。
自民党の大もの議員の屋敷や妾宅などは暴力団の事務所もびっくりというくらい重装備しているものと思われる。昔、児玉誉士夫の邸宅に軽飛行機で自爆テロをした奴がいたが、邸宅は大して損壊しなかった。
邸宅自体が要塞だったのである。

本ブログも許可制の下にライフルや散弾銃を所持することには反対しない。別に為政者に媚びているわけではない。一部の異常者や犯罪者の引き起こした事件だけを根拠に、それを必要としている人の生活や趣味を拘束するのはよろしくないと思っているからだ。刀剣類に関しても同様の考えである。きっちり許可制を敷いて、馬鹿や異常者や犯罪者に銃刀類が手渡されないように管理すればいいのである。

大体、右翼団体や暴力団が銃刀類を持っていないわけがない。警察がそれらを徹底的に取り締まろうとはしていないのは周知の事実である。

野村秋介
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%cc%ee%c2%bc%bd%a9%b2%f0

ところで、警視庁はこんな人をおちょくったPRをたれ流している。お役人の発想がよく理解できるだろう。

刃物の話
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/hamono/hamono.htm

このお間抜けな法案を起案したのは吉村博人という役人である。
提灯記事で、直接銃刀法とは関係ないが、この御仁も自民党に命じられて起案したのだろう。

現場主義の吉村博人警察庁長官にかんする雑感 
http://oshimas.iza.ne.jp/blog/entry/411083

警察庁も国民向けにHPを出している。

銃刀法改正
http://www.npa.go.jp/safetylife/seikan51/ssb_akb.htm

「こういったのを取り締まるぞ」と言っているだけで、「どうして取り締まる必要があるのか?」など説明しているわけがない。

自民党政権の特徴だが、国民に対して強制や強要する際に理由説明を徹底してしないのである。
国民は奴隷と思っているのだろう。

銃砲刀剣類所持等取締法
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%83%E7%A0%B2%E5%88%80%E5%89%A3%E9%A1%9E%E6%89%80%E6%8C%81%E7%AD%89%E5%8F%96%E7%B7%A0%E6%B3%95

興味のある人はこれで勉強してください。



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