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タイトル:憂国通信  2009/06/21


アホウ首相 都議選立候補予定者に「惜敗を期す」

今更麻生首相の言い間違えは珍しくもなく、ニュースネタにもならなくなったが、今回のはひどすぎた。

都議選に「惜敗を期す」?=「必勝」を言い間違え−麻生首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009062000229

麻生首相は20日午後、東京都文京区の都議選立候補予定者の事務所を訪れて「惜敗を期して」と言い間違えた。同席した深谷隆司元通産相から、すかさず「必勝です」と指摘したが、麻生首相は訂正せず、そのままあいさつを続けた。

この候補者は前回の都議選で「惜敗」したので、そのイメージが頭の中にあったものと思われる。

この手の言い間違いはやや認知の症状を来している中高年にはザラに見られる現象であるが、私の知る限り歴代首相でこれほどいい間違えの多かった人物も珍しい。

かつてアメリカのフォード大統領がヘリコプターから降りる際に、ドアに頭をごっつんこさせた。その場面が全国ネットで放映されたので彼の支持率はガタガタになり、次の大統領選挙では敗北した。

アメリカ人のプライドでは、間抜けな奴が大統領であることを許さないのである。

ブッシュ前大統領は靴を投げられたとき、巧みに避けたのはまだ記憶に新しいだろう。あのとき、靴がブッシュ氏に命中していたら、彼の支持率はさらに下がったものと思われる。

歴代首相の中ではほとんど「アーウー」しか言わなかった人や、妾の慰謝料をけちってすぐ退陣に追い込まれた人もいた。しかし、そんな彼らでも言い間違えは少なかった。

正確にしゃべる技術も、首相に求められる資質なのである。

 

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