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タイトル:憂国通信  2009/05/09


囲碁界の巨星 藤沢秀行氏 死去

最近の日本の囲碁界はどうもよろしくない。国際棋戦でも中国や韓国にまるで歯が立たない。
日本が弱体化した根本原因は名人戦のごたごたである。もともと読売が持っていた名人戦の権利を朝日が札びら攻撃で奪い獲ったのだ。
奪われた読売は「棋聖戦」なるタイトルを創出した。将棋にも似たようなタイトルがあるが、これは小タイトルである。それに反して囲碁の棋聖戦は囲碁界では最高のタイトルになっている。
新設棋戦がどうして最高タイトルになれたかというと、要するに賞金が高かったからである。
一番金を払ってくれるところが最高の棋戦なのである。
尤も、名人戦といえば権威がありそうだが、歴史はそんなに古くはない。やはり人集めが目的で作られた棋戦である。

朝日はもともと将棋の名人戦も主催していたから、「これで我が社は囲碁将棋の最高棋戦を主催することになりました」などと自慢していた。

ところが、将棋連盟が、「囲碁の棋戦に賞金をつり上げたんだから、俺らの賞金も上げろ」と要求した。
そうしたら、朝日は、「将棋風情が何を抜かす。おまえらは格下なんだから生意気言うな」と恫喝した。
頭に来た将棋連盟は朝日と絶縁してしまった。将棋の名人戦は現在毎日がやっている。毎日はもともと王将戦をやっていたから、別に名人戦が欲しかったわけでもなかったのだが
…。
「まあ、王将戦よりグレードアップしたからいいや」ということなのだろう。正直な話、今は王将戦がお荷物であろう。

話は囲碁に戻るが、その時のごたごたで院生が嫌気をさして大量に辞めてしまったらしい。
で、辞めないで残った連中の実力は…?
ということなのである。
将棋の方がもっとごたごたしたのだが、国際棋戦がないので実力の低下ぶりは比較できない。

で、藤沢氏は第一期の名人で、第一期の棋聖でもある。初物にめっぽう強かったのだ。酒豪としても知られている。囲碁は強かったが賭け事には弱かった。

囲碁・棋聖6連覇、藤沢秀行さんが死去
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090508-OYT1T00269.htm?from=navlp

訃報:名誉棋聖の藤沢秀行さん 83歳
http://mainichi.jp/enta/igo/news/20090508k0000e040017000c.html
 
藤沢秀行さん死去=棋聖戦6連覇、豪放な棋風
http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2009050800394


囲碁棋士・名誉棋聖の藤沢秀行さん死去
http://www.asahi.com/obituaries/update/0508/TKY200905080048.html

藤沢秀行
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E6%B2%A2%E7%A7%80%E8%A1%8C

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