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タイトル:憂国通信  2009/04/22


やはり自民党「世襲制限」に猛反発 あの笹川の息子も 


自民党議員と言っても全てが売国奴・国賊とばかりは言えない。中にはまともなことを言う人もいる?

自民党 「世襲制限」に反発相次ぐ…政権公約、菅氏提唱
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090417-00000029-maip-pol

≪菅氏自身は地方議員出身の「たたき上げ」。政権公約を検討する党プロジェクトチームの座長に内定しており、13日の講演で「『自民党もそこまでやるのか』と思われないと選挙に勝てない。世襲に何らかの歯止めをかけないとだめだ」と世襲制限の公約化に意欲をみせた。近く議員連盟をつくり、機運を盛り上げる構えだ。≫

言っていることは極めてまともだが、本気でやる気があるかどうかは別物だ。世間体を取り繕うためにポーズだけ示している可能性もある。
菅氏風情が騒いでもどうにもならない問題であることは自明の理である。

≪世襲議員といえば、安倍晋三元首相と福田康夫前首相が続けて政権を投げ出した際に「ひ弱さ」が党内外から指摘された。引退する小泉純一郎元首相が早々と次男を後継指名したことにも批判的な意見がある。≫

世襲だからひ弱と言うより、石を投げれば世襲に当たる自民党のお家事情だろう。

≪小坂憲次衆院議院運営委員長は17日の党役員連絡会で「私は世襲の権化だ。そうなると覚悟を決めないといけない」と激怒した。≫

すごんでいるのである。「タブーに触れるな」と言いたいのだろう。

≪石原伸晃幹事長代理も「党内合意が得られないものをマニフェストに盛り込むべきではない」と苦言を呈した。同席した菅氏は黙ったままだったという。≫

バカ息子の代表に文句を言われて黙っているようでは、この先が知れたものだ。この御仁を「次期首相に」などという馬鹿がいるから増長するのである。この御仁のやっているのは親父の銀行の口利きくらいだ。しかも、焦げ付かせてどうしようもなくなっている。

≪世襲議員ではない笹川尭総務会長も記者会見で「当選可能性の高い人を公認したい気持ちはどこの党でも同じだろう」と指摘。≫

親父は右翼の黒幕だった。確かに世襲議員ではないな。こんな御仁が自民党の幹部をやっていることが自民党の本質を物語っているだろう。
これを百も承知で自民党に投票している連中には、それこそ「日本から出て行ってくれ」と言いたい気持ちである。(実際にはこの手の奴らが多すぎちゃってこっちが追い出されそうだけど…)
きっと、「競艇は健全なギャンブルで、運用金は日本国家のために有効に使われている」と思っているんだろうなあ。こんなのまで世襲でも…。

「憲法違反」「仕事見て」=二世の閣僚から異論−立候補制限
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090421-00000049-jij-pol

≪鳩山邦夫総務相は「職業選択の自由に反することだ」と批判、森英介法相は「世襲だから直ちにいけないというのは全く不合理」と不快感を露わにし、小渕優子少子化担当相は「仕事の内容を見てほしい」と強調した。さらに、塩谷立文部科学相、金子一義国土交通相もそれぞれ「制限は憲法違反」「意味のある議論ではない」と異論を述べた。これら5閣僚はいずれも二、三世議員。≫

巷間では以下のように評している。 

≪>小渕優子少子化担当相は「仕事の内容を 見てほしい」と強調した 
これ笑うところだよな ≫

「夜の仕事も含めるのか?」というツッコミもあった。

≪別の地盤(県外)で立候補すればいいだけの話。≫

正論ですな。これで、全ての矛盾は解決だが、正論が通れば苦労はない。 

≪世襲議員は別に悪い事はない。一番悪いのは有権者が世襲している事だろう。 
同じ家から比例区議員も出すと四人もの一族郎党を議員として出せる今の選挙制度が悪い。 
先ず比例区と言うまやかしの選挙制度を廃止させよう。 
有権者は今頃藩主を選ぶ選挙ではないのだからオヤジの次に馬鹿息子や馬鹿娘を当選させるのを止める事だ。小泉でも分かるが五世議員が出てきたら日本の民主主義は地獄へ落ちる。 ≫

確かに比例代表制は盲点ですね。一見公正な制度のようでいて、実は世襲をゾンビ議員として生き返らせる温床になっているんですね。特に自民党なんか、世襲を優先順位の上位にしちゃいますからね。

で、世襲の麻生さんはどう言っているのか?

Q:世襲候補の立候補制限についてはどうお考えですか?
http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090415mog00m010054000c.html?inb=yt

≪A:世襲候補の立候補、これは難しいですねえ。昔からよくある話じゃありますけれども、基本的には立候補っていうのは、いわゆる被選挙権のある方、得た方はどなたもということになってますから、誰だからできないということを制限するのはなかなか難しいんで、これはいろんな、これは各党の中でもご意見が分かれるとこだと思いますし、あの、これは一概にあの、いいとも悪いともこれなかなか今これ議論をして、いろいろ議論をしないといかんとこじゃないですかね。≫

えっ、「何を言っているのか解らない」?!

一流新聞の記者は頭がいい。超難関大学卒ですからね。ばっちり、翻訳しています。麻生さんの言っていることだって解るんです。

麻生首相:国会議員の世襲制限に慎重姿勢
http://mainichi.jp/select/seiji/aso/news/20090416k0000m010086000c.html?inb=yt

≪麻生太郎首相は15日、国会議員の世襲制限に関し「(選挙への)立候補は、被選挙権がある方はどなたも(可能)、ということになっている。誰だからできない、と制限するのはなかなか難しい。議論しないといけない」と述べ、慎重な姿勢を示した。≫

要するに「やる気がない」ということのようです。
えっ、「こんな質問、訊かなくたって最初から答えは解るだろう」ですか?

はい、全くその通りでしたね。しかし、バカウヨさんもこの御仁をフォローするのは大変ですな。

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