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タイトル:憂国通信  2009/04/15


北野誠が芸能界を追放されたのはやはり某カルト教の仕業か?

タレントが突然追放されることは芸能界ではよくある話である。今回は「北野誠」というタレントである。私はテレビをあまり見ないので、この御仁に関してはほとんど知らない。顔はテレビでは意見したことがあるかな、程度の認識である。
もっと大物でも消されてしまうことはよくあるから「北野」程度のタレントがどうなろうが大した問題とも思えない。しかし、何故かネット上では盛り上がっている。追放された原因がよく解らないからだ。更に、追放の仕掛け人が某カルト教団ではないかとまことしやかに囁かれている。

北野誠
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E9%87%8E%E8%AA%A0

北野氏はなかなか苦労人のようである。毒舌が芸風である。
Wikiは以下のサイトを出典とし紹介している。

問題のラジオ放送を聴いたリスナーの証言である。

北野誠さんの不適切発言で全番組降板
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1125096751

≪北野「派遣社員って今何人いるのかい?」
アナ「ちょっと分からないですね」
北野「結構いるんだろ?やっぱりね、今の与党はおかしいよ、絶対!首相が漢字すら読めない事態だもの」
北野「それにもう一つの与党は宗教で政治献金を収集して『大勝利、大勝利』って教祖様が世界行脚している写真を載せているでしょ?有名な新聞に・・・」
アナ「それはちょっと・・・」
北野「お金で幸せを掴もうなんてダメ、宗教がそれをしているんだもの 笑っちゃうよ」
アナ「ここで宗教の話はしないほうがいいかと・・・」
北野「何がちょっとなの?」
北野「あと、蟹工船って読んだことあるでしょ?アナウンサーなら」
アナ「はい、学生時代に読みました 暗い話ですよね」
なぜかCMが流れる
アナ「先程、不適切な発言がありまひたことを心よりお詫び申し上げます」
北野「何?俺が不適切な発言をしたって言うの?俺が赤旗を読んでいるからってその宣伝なんてしてねぇぞ!」
アナ「それじゃありません」
北野「そうかそうか」≫

勿論、これだけでは某カルト教団が北野氏追放に関与しているという証拠にはならない。

ところで、一般のマスコミはこの事件をどう伝えているのだろうか?

北野誠、全レギュラー降板へ…原因は根拠ない中傷か 
http://www.zakzak.co.jp/gei/200904/g2009041105_all.html

北野氏が毒舌を売り物にしている以上、今回に限って特別に何かをやらかしたわけではなさそうだ。

≪一方、大阪の芸能関係者は「北野が放送中にしていた過激な発言の内容を、ネタにされた芸能人の事務所や、朝日放送の幹部に、こまめに投書するリスナーがいて、問題が拡大したようだ」と語っている。≫

北野氏の平素の言動に快からぬ思いをしている組織があったのだろう。そこの工作員が彼の番組を逐一監視していたようだ。

このような工作活動は「熱心なボランティア」でなければできないだろう。

≪北野はテレビ朝日系「やじうまプラス」、同局系「探偵!ナイトスクープ」(関西ローカル)、TBS系「噂の!東京マガジン」、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」とラジオ番組(名古屋ローカル)など計5本のレギュラー番組を抱えているが、すでに松竹芸能から複数の放送局に「出演について調整したい」との申し出があり、降板が決まっている番組もあるという。≫

背後にいるのはマスコミに絶大な影響力を持つ組織のようだ。

≪「誠のサイキック青年団」では1993年にも歌手・山本リンダ(58)のヌード写真集を「全身整形でサイボーグみたい」と酷評し、謝罪会見を開いている。≫

山本リンダ(58)が16年前にやった話だから42歳である。58歳でヌードになったわけではないから、誤解がないようにしたい。

テレビからも消えた!北野誠、全番組降板のウラに…
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20090413/Fuji_EN_320090413000.html

≪長い番組リスナーならだれもが知ってるが、北野はラジオのオンエアでは毒舌を抑え気味で、政治家や芸能人を批判するときはヒントしかしゃべらない。その“答え合わせ”は、有料の番組イベントで行う。お金を払ってくれたファンへのリップサービスでオフレコ話を披露する。それを克明にメモして、放送局幹部や東京の芸能プロダクションに“ご注進”するヤカラがいたということ」≫

北野氏もなかなかせこい商売をしていたようだ。

「リスナーがイベントを録音!?」北野誠 突然"無期限謹慎"の裏事情
http://www.cyzo.com/2009/04/post_1857.html

≪「ひとつの発言が問題というわけではなく、これまで蓄積されてきた芸能プロやタレントに対する誹謗中傷発言が問題視されたんです。決定的だったのは、芸能界では絶大なる影響力を持つ芸能プロAについて、裏社会との付き合いとか、所属タレントに関する事実無根の個人情報などを公開放送の場で語ってきたことでしょうね。≫

「芸能界では絶大なる影響力を持つ芸能プロA」とはどこなのだろうか?
噂通りBプロのことかどうかは判らない。

それはそうと暴力団系のプロダクションもこの業界では幅をきかしている。
背後に強力なバックを持っていないと、うっかり「毒舌タレント」にもなれないようである。

松竹芸能と朝日放送が音事協退会 北野誠の問題発言を謝罪 
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090414-OHT1T00263.htm 

ということで、政治的圧力も「露骨に」あったみたいだ。この問題はもはや一タレントの進退問題だけには留まらなくなった。言論の自由に関する重大な侵害行為である可能性が出てきた。
尤も、今回の事件の発端は北野氏による特定団体やタレントに対する「誹謗中傷発言」である。

これに関しては、「団体やタレントにプライバシーがどの程度保障されるか?」「そもそも、本当に誹謗中傷なのか?」などという観点で精査する必要があるだろう。

しかし、仮に「誹謗中傷」の内容が事実であったならば、北野氏を提訴して損害賠償と名誉回復措置を要求するのが民主主義の原則である。

今回のように背後から秘密裏に「処分」するやり方は民主主義の精神から遙かに遠いことだけは事実である。

北野氏の発言が「誹謗中傷」ではなく「事実の告発」だったら、更に事態は深刻だ。タレント個人に関しては公的な部分以外の批判は、仮に事実であったとしてもマスメディアで報道する行為自体は倫理的に問題があるだろう。しかし、特定団体による反社会的行為に関してはその限りではない。
特定団体が不合法な手段を用いて事実の告発を封殺したのであれば、「重大かつ悪質極まりない犯罪行為である」と判断できる。

小沢氏が安保問題に触れた途端、国策捜査が開始られ、何故か地方選挙でも不自然な保守回帰現象が見られ、新聞の世論調査でも数字操作が踊っている日本の現状である。

今回の事件もそれを反映しただけなのかもしれない。

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