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タイトル:憂国通信  2009/04/04


高速道路をいくら乗り回しても元のゲートで降りればETC料金「0円」だった! 

ETC(ノンストップ自動料金収受システム)を装着した普通車やオートバイを対象に、地方の高速道路で土日祝日の料金を上限1000円とする新料金割引が28日午前0時に始まったが、実は、土日祝日に関係なくETC「0円」という究極の割引方があったのだ。

えっ?高速道周回するとETC「0円」に、そしてゲートも開かず…想定外で改修へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090402-OYT1T01374.htm?from=top 

≪ETC(ノンストップ自動料金収受システム)装着車への新料金割引がスタートした28〜29日、石川県内の北陸道インターチェンジ(IC)で、利用料金が「0円」と表示され、ゲートが開かないトラブルが少なくとも3件あったことが2日、わかった。

 中日本高速道路会社金沢支社によると、トラブルは同県内のICから北陸道に入った車が、東海北陸道と名神高速を利用し、富山県小矢部市や岐阜県高山市、愛知県一宮市、福井市などを経由して、一度も高速を降りずに周回し、同じICから降りた場合に発生した。申し出があったのは3件だが、「実数はつかめていない」という。≫

北陸道インターチェンジだけの現象なのか、どこでもそうなのかは不明であるが、他でもこの手が使えるのならば、案外利用価値はありそうだ。
えっ、
同じ所をぐるぐる回るだけではしょうがないだろう! 
ですか?

まず、ドライブだけが目的ならこれは使えます。どうせまた戻らなければならないからね。

次に、バス停があるサービスエリアで人を降ろしちゃうことも可能。土日祝日なら1000円払えば済むから、面倒くさいけれど、ウィークデーならやる価値ありです。土日祝日でも結局は往復で2000円かかるから、損得計算してみる必要はあるかもしれない。
ただし、「ゲートが開かない」時はどうしようもない。そのリスクを考えると、やっぱ実験するのは土日祝日限定か?
被害額は1000円で済むからね。

≪同区間は約490キロあり、金沢東ICから出入りした場合、料金は9200円。割引制度を使うと料金は1000円となるが、「周回走行は想定外の走行」(同社)のため、0円と表示され、ゲートも開かなかったという。また、全国の周回走行が可能なルートで同様の事態が想定され、同社はシステムの変更を進めるという。≫

さすがに高速道路会社側も対策に乗り出してしまったようだ。いつまで0円乗り放題ができるかは不明だが、今度は「周回して1区間の後で降りれば最低料金で済む」などの「抜け道」もできそうだ。それをやる場合はETCでない方がむしろ都合が良いだろう。途中にサービスエリアがあれば「そこにいた」とアリバイ工作もできるわけだ。

勿論本ブログでは、いくら「ETCだけ1000円乗り放題」などと特定天下り団体の利権丸出しの企画に猛反対しているとはいえ、このような反社会的行為を推奨しているわけではない。
「天下り団体で、庶民から不当にボッタクっているくせに、このような犯罪的行為を放任できるような杜撰な管理システムは怪しからん」と言いたいのである。

これらは民主党の言うように最初から高速料金をタダにしてしまえば発生しない問題である。

元はといえば、今の高速料金は道路族議員と土建屋、それに天下りのハコモノ利権によって発生しているのである。

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