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タイトル:憂国通信  2009/03/20


藤原紀香と陣内智則スピード離婚に見られる日本の離婚事情 



藤原紀香と陣内智則がスピード離婚へ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/233167/

芸能人の場合、離婚理由に「すれ違い」と答えることが多い。一応世間体を気にしているわけだ。

現実に多い離婚理由は、相手の浮気、異常な性癖、相手家族との不和、金銭トラブルなどである。

今回は藤原側が愛想尽かししたようにも受け取れる。

紀香の事務所は離婚認める 陣内否定も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090319-00000554-san-ent

陣内は変な言い訳をしているが、現実に離婚届の書類は完成しているようだ。

陣内、離婚を完全否定!生放送に出演し弁明 
http://www.sanspo.com/geino/news/090319/gnj0903191046025-n1.htm

夫婦喧嘩をしたのは事実らしい。喧嘩の原因はお定まりの浮気とのことである。藤原が外国から事務所に離婚届を提出するように依頼したのは報道陣に押しかけられるのが嫌だったのだろう。計画性があることから判断して、藤原はかなり以前から離婚を決意していたものと思われる。

今回のようにどちらか一方が離婚の意思を示さないと、こじれてしまう場合が多い。

芸能人で離婚が多い理由の一つに、女性に収入があり、離婚しても生活に支障がないことが挙げられる。男性のみが芸能人の場合は、高所得者で慰謝料や養育費の負担が可能な場合だ。

庶民の場合は、子持ちの女性が就職する状況は相変わらず厳しいのが現実だ。
しかし、日本人の忍耐力は年齢と無関係に著しく低下している。それが離婚率急増に拍車を掛けているのである。若年層の離婚ばかりか熟年層の離婚も増えている。

若年層では「できちゃった婚」が多い。もともと生活基盤が脆弱なところに、安直な結婚生活である。結婚という行為に真剣味がないのだ。破綻しやすいのも当然だろう。

子持ちの母親は実家に戻ることになるが、結局生活費はその両親が負担することになる。

酷い例として、代々離婚する家庭もある。子供が母親を見て同じ人生をたどる循環だ。父親が存在しないだけ、経済状態は悲惨である。そのような家系は男関係もルーズで、母と娘で同じ男を奪い合ったりもする。
代々などと言うと大げさなようだが、16歳くらいで妊娠してしまえば、32歳の時には娘がもう妊娠しているのだ。48歳の時には孫が妊娠している。昭和30年代にこのような家庭が出現したとすると、現在では5代目がいる計算である。

大不況で離婚率が激減? 離婚大国アメリカで思わぬ不況効果
http://news.ameba.jp/trend-gyao/2008/12/29713.html

離婚率、10年ぶりに2.00割り込む--2008年人口動態統計
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/01/05/023/index.html

不況になると離婚率も低下する。やはり、金がなければうっかり離婚もできないが、借金取りから妻子を守るために擬装離婚するケースは増えるだろう。

この不況下では「連れ合いが浮気したから」などと言う離婚理由は贅沢の部類に属するのである。

「子はかすがい」などという言葉は死語になりつつある。離婚を思いとどまる理由に「生計」と並んで「子供」の存在があった。
それも最近は希薄になってしまった。両親が離婚すると子供が人間不信になり非行化するケースも多い。前述したように、子供もまた両親と同じ道を歩むパターンに陥りやすい。

離婚しても両親が中流以上の階層だと子供の非行化も抑止される傾向がある。「金よりも愛情だ」などと嘯いても、結局は「衣食足りて礼節を知る」が真実のようだ。金がないと愛情もままならない。


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