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タイトル:憂国通信  2009/02/18


この人が次期総理??与謝野経財相一人3役も ゾンビ&病気 


与謝野経財相、1人で「経済3閣僚」大丈夫?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090217-00000071-yom-pol

「麻生さんはもうお終い」というのは衆目の一致するところである。
このままでは解散総選挙もできない。そこでまたぞろクビのすげ替えを考えなければならないのだが、その最有力候補が与謝野馨氏である。
「人柄も悪くなさそうだし、まじめそうだし、麻生さんよりいいんじゃない?」という声も聞かれる。
はたしてそうだろうか?

≪急激な景気悪化が進む中で、2009年度予算の成立や追加景気対策の策定などでの迅速な対応が求められている。だが、野党が一段と攻勢を強めることが必至な上に、与謝野経済財政相が1人で経済3閣僚の仕事を担う無理な体制にも不安が伴う。≫

最近訳の解らん大臣がやたらと増えて「経済3閣僚」なんて言われてもピンと来ない御仁も多いだろう。

経済財政運営、機能不全の危機=3閣僚を兼務の異常事態
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009021700988

≪与謝野氏は自民党きっての政策通として知られるが、これまでの経済財政担当相に加え、財務相、金融相の計3ポストを兼務するのは異例の事態。「金融・経済危機の中で(中川氏が)財務・金融相を兼務してきたこと自体に無理があったのではないか」(財務省中堅)とも指摘されるだけに、過重負担を懸念する声は多い。≫

ということで、素人には何がどう違うのかさっぱり解らない。尤も、玄人でも解らないかもしれない。
似たようなポストだから一人でやってもどうということもなさそうだが…。
役人まかせにしてハンコを押しているだけならね。

ところが、与謝野氏にはそれすらままならない事情があるのだ。

高齢&病み上がり”与謝野氏に3ポスト集中
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/02/18/05.html

70歳は確かに高齢に属する。しかし、爺さんで頑張っている人も多い。与謝野氏の場合はそれだけではなかったのである。

例によってWikipediaを見ると、

与謝野 馨
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8E%E8%AC%9D%E9%87%8E%E9%A6%A8

≪2006年9月26日に発足した安倍政権のもとで自由民主党税制調査会会長に就任するが、10月に口内に痛みを覚えるなどしたため入院し、11月には税制調査会会長を辞任。安倍晋三とは、通信傍受法の成立に当たって協力したほか、財界との勉強会である「四季の会」を通して親交がある。

2007年1月初旬に退院した後は自宅療養を続け、同年4月13日の衆院本会議に出席し政治活動を再開した。同年6月8日に発売された『文藝春秋』7月号に寄せた随筆「告知」にて、喉頭癌による入院だったことを公表した。そして同年10月、自民党税制調査会の小委員長に就任。首相官邸の内幕を取材したジャーナリストの歳川隆雄によると、安倍晋三は内閣発足時に官房長官として与謝野を起用する考えであったとされるが、与謝野の財務省に対する融和的な姿勢を嫌い土壇場でこの構想がひっくり返ったとしている。≫

失礼ながら、見るからに虚弱体質風の御仁である。それに持病も気になる。激務によって再発したら大変だ。
それに…、

≪2000年(平成12年)4月の第42回衆議院議員総選挙で民主党の海江田万里に敗れ、まさかの落選。自由民主党は民主党に都市部を中心に議席を奪われ、「1区現象」と呼ばれる事態に陥ったが、閣僚経験者で総裁候補とも目されつつあった与謝野の落選は、1区現象の象徴として大きく報じられた。なお、与謝野の落選について小泉純一郎は後に、「落選していなければ自分ではなく与謝野さんが総理になっていた」と述べている。

浪人時代はCS放送「朝日ニュースター」を始めマスメディアにしばしば登場、その頃誕生した小泉内閣の構造改革に当初は批判的であったが、徐々に方針転換して改革にも一定の理解を示すようになった他、復活を期した2003年の総選挙前に派閥を離脱した。これには、当時所属派閥であった志帥会における亀井静香との権力抗争での敗北という事情もあった。

2003年、第43回衆議院議員総選挙で選挙区で海江田に敗れたが、比例復活で返り咲きを果たした(無所属新人浜田マキ子の出馬で票割れ)。2004年、自民党政調会長に就任して久方振りの表舞台への復権を果たし、以後今日に至るまで、病気療養の一時期を除いてほぼ一貫して党・政府の要職の座にあり、第一線での活躍を続けている。≫

要するにゾンビ議員なのである。地盤が弱すぎ…。この人を総理にして総選挙をやり落選しちゃったら、やっぱマズいわな。

碁も強いし、いい人なんだけどなあ。こういう人は選挙には弱いですね。

与謝野家の人々 
http://www.yosano.gr.jp/yosanoke/index.html

与謝野家といえば与謝野晶子ですね。

君死にたまふことなかれ   
http://tenjin.coara.or.jp/~primrose/yosano-si.html

この詩は「反戦歌」だとか違うとが言われていますが、与謝野晶子が反骨精神に溢れた人物であったことは確かでしょう。
その血が少しでも流れているなら、与謝野氏に多少なりとも期待していいと思います。

えっ、晶子の反骨精神は「若い時だけだった」?
せっかくかっこよくまとめようとしたんですが、うまくいきませんね。


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