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タイトル:憂国通信  2009/02/11


「日本の失敗に学べ」オバマ大統領の記者会見でここまで言わせた自民党支持の馬鹿国民 


最近私は「自民党は正義の味方ではないか?」と思うようになってきた。
理由は国民が苦しんでいるからである。
現在の自民党長期政権は、国民の投票結果によるものである。つまり国民が支持したからだ。
勿論支持していない人も多かろうが、多数意見に従うのが「民主主義」のルールである。
「この国民にしてこの政府あり」ということである。

ところで「鬼」というと悪いイメージがつきまとうが、鬼にもいろいろな種類がいる。
鬼ヶ島の鬼は悪者だろうが、地獄の鬼は悪者だろうか?
地獄に堕ちた悪人を懲らしめるのが地獄の鬼の勤めである。つまり正義の味方ということだ。

「日本の失敗に学べ」 オバマ大統領、初の記者会見
http://www.asahi.com/international/update/0210/TKY200902100121.html

≪質疑応答でオバマ氏は、90年代の日本の金融危機を不十分な対応の例に挙げ、「90年代の日本は、大胆で迅速な対応をとらなかった。その結果として、彼らは『失われた10年』に苦しんだ」と語り、反面教師として日本の経験に学ぶことが重要との認識を示した。≫ 

というわけで、アメリカは日本の失敗例を研究し、日本の二の舞を演じないように用心している。
誰のせいで日本が落ちぶれたかは、当然のことながら触れてはいないが…。

では、失敗してしまった日本は反省して対策を講じているのかというと…

【麻生アキバ演説詳報】(3)「世界が見習う国になろう」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081026/plc0810262318008-n1.htm

≪日本には元気がある。だから、世界中にいっても、各国、昨日まで北京でアジア・ヨーロッパ会議っていうのできのうまで北京にいたんですが、各国首脳と一対一で話をしているとき、必ずいうのは日本の企業の進出、確かに物作りととしては有能。≫

演説の程度に関しては度外視して、「なろう」と言っているだけだから、間違いではない。しかし、世界は日本を既に見習っている。「反面教師」として…。

<エキスポランド>閉園へ 死亡事故でイメージ悪化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090210-00000025-mai-soci

これは「かんぽの宿」と同じパターンである。税金が利権に化けて、負債も税金補填。最後は二束三文のたたき売りでこれも利権がらみ。
国民はこれを黙認して投票したのだから、バチが当たるのも当然である。「阿鼻叫喚地獄」よりも恐ろしい「借金地獄」である。

あおぞら銀、2000億円弱の純損失=サカサ社長は引責辞任へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090210-00000096-jij-bus_all

あおぞら銀行を知らない御仁も多いだろう。そして、せっせと自民党や公明党に投票だ。

参考までにWIKIPEDIAを張っておこう。

あおぞら銀行
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%8A%E3%81%9E%E3%82%89%E9%8A%80%E8%A1%8C

日本債券信用銀行
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%82%B5%E5%88%B8%E4%BF%A1%E7%94%A8%E9%8A%80%E8%A1%8C

しかし、「あおぞら」とはふざけた名前を付けたものである。「青天井」から思いついたのだろう。
自民党の財布銀行だった。あまりにもおぞましいので引用する気もしない。
面倒がらずリンクして読めば、「利権学入門」くらいの知識を仕入れることはできる。

他の銀行も実は似たようなものだ。
ナンミョウさんの大好きな法華経風に日本を家にたとえれば、借金まみれの老人夫婦世帯のものだ。息子の収入でかろうじて暮らしていける。
爺さん婆さんは息子をかわいがって無理して大学にも行かせ、車も買ってやりマンションも買ってやった。おかげで爺さん婆さんの年金も借金の抵当に入ってしまった。
で、息子はどうするか?

直接投資、13兆円の流出超=過去最高額を更新−08年
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009020900685&rel=y&g=eco

そう、爺さん婆さんを見捨てて逃げ出すに決まってますね。

お笑い自民党のマル秘作戦
http://news.livedoor.com/article/detail/4011440/

どうやら、次の選挙で公明党の太田代表は落選の危機にあるようだ。都議会議員選挙に公明党が躍起になっているのも無理からぬ話である。

投票日が暴風雨にでもなるように「ナンミョウホレンゲキョ」と拝んでいるのかもしれない。住民票のことはうっかり書いたらおっかないので書かない。
それはそれとして、選挙違反のないきれいな選挙をやってもらいたいものである。投票用紙の偽造なんかもやってはいけない。選管のズルもなしである。

内閣支持、最低の14% 朝日新聞2月世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/0209/TKY200902090256.html?ref=goo

内閣支持率19・7%、森内閣に迫る低さ…読売世論調査
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20090209-567-OYT1T00850.html?fr=rk

今更内閣支持率もあったものではないが、朝日と読売の差は5%か。
単純に見れば読売読者の方が馬鹿が多いということだが、どっちの新聞もヤラセである。漫才のぼけと突っ込みと思っていればいいだろう。両社とも同じ所から依頼されて記事を書いているのである。醤油味と味噌味である。
この手の記事に踊らされて「アサヒる」などと騒いでいる奴を「バカウヨ」と言う。

 
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