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タイトル:憂国通信  2009/01/30


人道支援外務省職員訪問団の国後島上陸を拒絶した仮想敵国ロシアに断固たる処置を執れ!

とはいうものの、まあ無理だろうなあ。

拿捕:鳥取の漁船員「仮眠中に流された」「言葉通じない」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090128k0000e040074000c.html

ロシア支配海域で相変わらず日本漁船が拿捕されまくっている。この件に関しては事実関係が不明なので善悪のほどは判断できないが…。

スケトウダラの密漁横行 ロシア極東
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080517/erp0805170950000-n1.htm

ロシア側も派手に密漁をやっているようだが、日本側がロシア船を拿捕したという話は聞いたことがない。

「ビザなし交流」国後上陸を断念 出入国カード求められ
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/K2009012802600.html?C=S

入国拒否されることは百も承知で行ったのだろうから、「珍しく、日本側から威嚇行為を仕掛けた」と見てもいいだろう。本当にビザなしで上陸できると思っていたのなら、大間抜けな話である。

北方領土の訪問団問題、露側が声明「政治化は非生産的」
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20090129-567-OYT1T00498.html

ロシア側が日本に期待しているのは「カネ」だけである。一時石油バブルで潤い日本を軽視する傾向にあったロシアだが、アメリカのおかげでそれがはじけてしまい、目下のところは広げすぎた事業の金策に追われている。

北方領土問題に関しては、少し日本側に風が吹いてきたようだ。

ここで鳩派路線で行くか鷹派で行くかは思案のしどころだろうが、相手は日本をなめている。「相手に恩を売って親近感を持たせよう」的な鳩派ではうまく進展しないだろう。

北海道に強力な軍事施設でも作って、ロシアを緊張させ、無駄な軍事予算を使わせる「嫌がらせ」も有効な作戦である。アメリカに要請して沖縄の米軍基地を北海道に移転させれば、一石二鳥だ。「移転費用は日本が持つ」と言えばアメリカも反対しないかもしれない。もともとアメリカ人は広いところが大好きである。涼しい環境はアメリカ本土に似ているので、風土的にも北海道はアメリカ人に合っている。米軍が出て行けば、少なくとも沖縄県民は喜ぶだろう。

えっ、「そんなタワゴトを、旧社会党王国で『無防備中立論者』がうじゃうじゃいる北海道で道民が納得するわけないだろう。相手を挑発して緊張が高まれば国防上のリスクも高まるじゃないか」ですか?

でも北海道も不景気のどん底ですからね。ハコモノで金が落ちるのは確実。景気浮揚策も兼ねているし、それなりにメリットはあるはずだ。
北海道は北朝鮮からも近いし、丸裸でいるよりは手に何か護身具を持っていた方が安心だ。むしろ、仮想敵国に囲まれているくせに、今までオホーツク海沿岸以外の北海道民は自覚と緊張感が無さ過ぎたのである。

いずれにせよ、今のままのていたらく外交では未来永劫北方領土は返還されないよ。

 
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