メルマガ:憂国通信
タイトル:憂国通信  2008/09/26


麻生内閣支持49・5% この最低世襲内閣を支持してしまった政治白痴ども 


読売の世論調査は新聞社の中でも一番信用性が薄い。自民党に10%上乗せして表示するのが常である。
それにしても40%の人が自民党をこんな世襲内閣を支持しているとは驚く。いい加減に答えたにしても、この連中は何を考えているのだろうか?
政治音痴を通り越して政治白痴である。

麻生新内閣は「ナルシシズム内閣」「世襲議員内閣」「選挙管理内閣」に過ぎない
http://www.news.janjan.jp/government/0809/0809258084/1.php

≪新内閣の閣僚で、祖父や父から地盤を引き継いだ世襲議員は11人に上る。
(1)麻生太郎首相 (2)鳩山邦夫総務相 (3)森英介法務相 (4)中曽根弘文外務相 (5)中川昭一財務・金融相 (6)塩谷立文科相 (7)石破茂農水相 (8)浜田靖一防衛相 (9)甘利明行政改革担当相 (10)野田聖子消費者行政担当相(11)小渕優子少子化担当相≫

あのハマコーの息子が防衛大臣である。尤も息子の方は親父と違ってまだ国会で椅子を振り回したりしていないから防衛能力は未知数である。

以下は読売の調査通りだとして、アンケートに答えた政治白痴どもの悲惨な回答ぶりを見てみる。

麻生内閣支持49・5%、「福田」発足時下回る…読売世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000063-yom-pol


≪麻生内閣の発足を受け、読売新聞社が24日夜から25日にかけて実施した緊急全国世論調査(電話方式)によると、内閣支持率は49・5%、不支持率は33・4%だった。
内閣発足時の支持率としては、福田内閣の57・5%を下回った。≫

そもそも福田内閣に57・5%も支持があったというのは怪しい。事実だとしたらよほど日本人は馬鹿だということになる。なぜなら自民党の支持率はその時57・5%もあったわけがない。安部バカボン政権が腹痛で政権を投げ出した直後なのである。
誰が見てもバカボンよりはましだろうとは思うだろうが、この数字が事実なら、無党派や野党を支持している奴が同時に福田を支持していないと帳尻が合わない。
「よほど無党派が多くて、しかもそのほとんどが実際は隠れ自民ファンで何か機会があったら自民党に投票したがっている」バカボンじゃなければ自民党の誰でも支持してしまうという判断をしたというのだろうか?

≪麻生首相と民主党の小沢代表のどちらが首相にふさわしいかを聞いたところ、麻生氏の54%が小沢氏の26%を大きく上回ったが、衆院比例選で投票しようと思う政党は自民37%、民主30%で、党首の人気度ほどその差は大きくはなかった。≫

これも変チクリンなデータだが、「麻生氏54%小沢氏26%」は別にそれほど不自然ではない。
「心臓病で血行が悪くゾンビ顔している奴より口が曲がって蛸皺のある奴の方がまし」と思っても不自然ではない。どうせ顔つきだけで判断している奴が多いのだろう。
しかし、衆議院で投票したい政党が自民37%とはどういうことだろうか?
別の調査結果ならいいが同じ奴らが回答しているのである。
同じ奴が「小沢とだったら麻生がいいと54%思い、内閣を49%支持して、自民党に投票するのは37%」と言っているのである。

読売のために言っておくが、今回の調査がとりわけ不自然なのではない。この手の調査をすればいつでもこんなものである。他社の調査でも似たようなものだ。
単純に考えれば49−37の12%の奴はどうしようもない変わり者ということになる。
「麻生内閣を支持しつつ自民党に投票しない」と言っているのである。
どのような投票行動をとろうが本人の勝手だが、有権者の程度が低いと衆愚政治に陥るのは必定だし、現に日本はしっかりそうなっている。
私の個人的意見では選挙権は免許制にしてもらいたい。不適格者は危ないから権利を剥奪した方がいい。被選挙権は中学卒業程度、立候補権は高校卒業程度の知識のある人間に与えたい。教員免許並みに数年に一度適性検査をした方がいい。

この矛盾に対して読売はこう述べている。

≪麻生首相は個人的人気では小沢代表より優位にあるものの、現時点では、そのことが有権者の投票選択にそのまま結びついているわけではないようだ。≫

と、全く説明になっていない。説明しようがないのだろう。最初からコメントなど書かなければいいのに…・

≪新内閣の支持率を過去10年の内閣発足時と比べると、森内閣の41・9%(面接方式)より高かったが、小泉内閣以降では最も低かった。≫

さすがの読売もご祝儀相場が少ないと思っているようだ。

≪支持政党別に見ると、自民支持層は85・1%、公明支持層は8割弱だった。支持政党のない無党派層は支持率33・6%で、不支持率39・7%が上回った。支持理由では「首相に指導力がある」の34%が最も多く、「政策に期待できる」の26%が続いた。≫

無党派層がほとんど隠れ自民ということはなさそうである。ますます数字のでたらめさが目立っていた。

≪政党支持率は自民37・4%、民主22・8%で、自民党総裁選の告示直後に実施した緊急電話調査(自民43・4%、民主26・3%)に比べていずれも低下した。総裁選によって自民党に対する印象が「良くなった」という人は11%、「悪くなった」は16%で、「変わらない」が71%を占めた。告示早々に麻生氏の圧勝が固まり、論戦が盛り上がらなかったことが影響したようだ。≫

なぜかここだけは整合性がある。自民党に投票したい奴の%が一致している。
この内閣で一番問題になっている世襲の弊害については意図的に聞いていない。「世襲で何が悪い?」と開き直る奴も出てくるだろうが、鶏並みに記憶力の悪い日本人でも赤城をまだ覚えているかな?
小渕に期待する人は何に期待するんだ?
まともに説明できるか?

以上の分析は一応読売のデータが正しいという前提である。読売がいつものごとく捏造をやって、アンケートの答える方もまるでいい加減だったら全く意味のない分析である。

私は日本最大の癌は天下りだと思っているが、この世襲の弊害もひどいものだ。
しかし、何も疑問に感じず「好感を持てる」などと抜かしている馬鹿有権者が多すぎるのも天下り以上の癌かもしれない。

そして、世襲は続くよどこまでもである。小泉がちゃっかり引退を決め込んだ。充分私腹を肥やしたのだろう。

小泉元首相が引退表明=衆院選に出馬せず、後継は次男
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008092500920


「後継者は進次郎だ」小泉元首相、27歳の次男を指名
http://www.asahi.com/politics/update/0926/TKY200809250356.html

馬鹿有権者のおかげで当選確実。おめでたいですな。

 
記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ!!
 <(_ _)>
http://blogranking.fc2.com/in.php?id=104777

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。