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タイトル:憂国通信  2008/09/25


4代連続世襲首相の日本に未来はあるか? 国民を愚弄する小渕優子入閣 


これほどあからさまな世襲がまかり通っているのに何も感じない日本人。本当に愚かな民族だ。低能過ぎて民主主義の「ミ」の字も理解していないのだろう。
衆愚政治と言うが、選挙権を持つ者が愚かでは選挙そのものも意味がない。

まずは隣の韓国が嗤っている。以下は朝鮮日報の記事である。

「世襲」首相が4代続く日本
http://news.livedoor.com/article/detail/3831180/

≪日本の最大野党、民主党の菅直人代表代行が今月22日、テレビ番組に出演しこのように述べた。
このような発言が出てくるのも無理はない。この日、与党・自民党の新総裁に当選した麻生太郎幹事長が24日、衆議院で予定通り首相に選出されれば、4代続いて2世、3世の国会議員が首相になるためだ。地盤を受け継いで国会議員に当選したり、代々閣僚や首相まで務めたりするケースが多い日本だが、首相が4代続けて2世、3世となったことで、「これはひどい」という指摘が出ている。≫

世襲のもっとも悪い点は能力と無関係に人事が決まるという点である。家柄でポストが決まる。平安時代と同じだ。江戸時代の方がまだましだった。
ずいぶんと日本も退化したものである。大臣も太政大臣・左大臣・右大臣・内大臣の4ポストでいいのではないだろうか?

特にふざけきっているのは小渕優子を大臣にしようというイージーな発想である。これで喜ぶ馬鹿国民が多いことも事実だが…。どうせ馬鹿をだまくらかすことしか考えていないのだから当然と言えばそれまでだ。

【麻生内閣誕生】小渕氏最年少で入閣 塩谷、中山氏も
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080924/plc0809241315009-n1.htm

≪入閣が内定した小渕優子氏 24日夜に発足する麻生内閣の顔触れでは、新たに小渕優子衆院議員(34)が少子化担当相、塩谷立官房副長官(58)を文部科学相にそれぞれ充てる人事が内定した。中山成彬元文部科学相(65)の入閣も固まった。

小渕氏は平成12年に急逝した小渕恵三元首相の次女で当選3回。安倍内閣で文部科学政務官を務めた。34歳という若さでの初入閣は37歳で郵政相に就任した野田聖子消費者行政担当相を抜き戦後最年少となる。≫

小渕はOLをやっていた。少し親父の秘書の経験もあるが、親父が死んだらいきなり代議士である。地盤が群馬の糞田舎だから無教養な連中揃いである。血縁者の地盤相続による利権確保しか選択の余地がなかったのだ。血縁は濃いほど有利なことは言うまでもない。まさに「お家」の発想だ。
いったい国務大臣の職務とは何だろうか?
少なくとも、こんな元ネーちゃんでも務まってしまう軽い内容なのである。だから農水大臣がコロコロ替わっても国政には影響がない。役人が少し面倒な思いをするだけである。替わる都度に大臣名入りの大量の書類が捨てられるから紙資源の無駄もあるだろう。地球に優しくないことは確かだ。
もっとも、総選挙までのわずかな期間だけのお飾りであることは誰の目にも明らかだが、わずかといえどもその間一行政部門のトップに君臨するわけだ。
お飾りでいいなら、よく一日署長をグラビアアイドルがやっているがそれでも充分だろう。
総理大臣だってそれでかまわない。私は木村拓也首相を強く推奨する。誰でもいいならイケメンの方が外交上有利である。

北朝鮮の正式名称は朝鮮民主主義人民共和国で、やっていることは世襲丸出しである。ひどい国だと思うだろうが、日本と比べて嗤えるだろうか?
日本の宗主国はアメリカだが、ロックフェラー帝国である。財閥は私有だから世襲でも誰も文句は言わない。大統領は御用聞きなのだが、財閥の意向で縁者に顔が利きやすい。日本ほどではないがアメリカの議員も世襲になりやすいのである。
日本のひどい世襲化も背後にアメリカの圧力があるのかもしれない。

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