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タイトル:憂国通信  2008/09/20


肝臓癌汚染米全国の学校給食にばらまかれる もはや収拾不能 


「学校給食は子供が口にするものだから安全性は高い」などと思っている人がいたらおめでたすぎる。
識者の間では学校給食の安全性に関しては以前から問題視されていた。厚労省や文科省が意図的にもみ消していただけである。
その事実も知らない間抜けな国民はせっせと自民党に投票していたわけだ。
学校給食による食費汚染は今に始まったことではない。実は日本は食に対する安全性に関わるモラルが昔から呆れるほど低かったのである。
今回のように汚染米の事実が露呈しただけでもまだマシな方だ。昔に較べれば国民も政府も少しは食の安全に注意が向かうようになったと喜ばしいくらいである。やっと中国を小馬鹿にできるようになったくらいだ。

古くは団塊の世代ではおなじみのコッペパン。原料はアメリカから輸入された小麦粉だ。輸入小麦粉には防虫剤がばらまかれる。小麦粉に直接だ。
製粉する際に上級粉と下級粉に分かれる。小麦の心に近い部分が上級粉だ。政府の役人やセレブ連中がパンにして食べる。殺虫剤だらけの下級粉は庶民に回される。その中でもとりわけ最下級のクズ粉が学校給食のコッペパンに回されたわけだ。
当時はまだ食糧不足だったから、何も知らないガキどもはムシャムシャ食いまくっていた。中には食に敏感なのもいて本能的に危険を察知し、「不味い」と言って食べない生徒もいた。すると教師が烈火のごとく怒って、「このクソガキ、喰わんかい!」と怒鳴って無理矢理口の中に突っ込まされたのである。
アメリカで豚の餌にしている怪しげな脱脂粉乳とともに悲しい給食の記憶を留めている団塊の世代も多いだろう。
団塊の世代に頭のおかしい人が多いのは、給食の有毒成分による後遺症だろう。
その後、学校給食はマシになっただろうか?
最近では「地元の農産物になじんでもらう」ということで、地元作物を取り入れた学校給食も流行っている。
まじめにやってくれていれば好ましいが、ここまで食品擬装が酷いと、「農協と教育委員会がつるんでクズ野菜の処分を給食に回して助成金をふんだくる一石二鳥の手に使われているのではないか?」などと邪推したくなる。

国民が注意しなければならないのは、学校給食に関しては真剣に取り組んでいる団体がある一方、それを装った悪徳団体も横行しているという点である。
学校給食には栄養士の存在は大きいが、残念ながら彼女らの質はあまり高くない。見かけ上の栄養バランスには配慮しているが、実際の栄養バランスに関する知識は無知同然で、食品公害の知識も皆無というお粗末な栄養士が多数いるのである。
給食にアメリカンチェリーが出てくるような所は危ない。
レモンやグレープフルーツにも農薬が塗りたくられているが、皮ごと喰ったりマーマレードにする馬鹿はいないだろう。喫茶店で毒々しい青い某メーカーのロゴが張り付いた輪切りのレモン付きのアイスティを飲んでいる奴も馬鹿だが、無知とは悲しいものである。
もっとも、アメリカンチェリーでも一部の米国生協が無農薬で作って空輸してくる奴は食べても安全である。しかし、そんな高価なアメリカンチェリーが出てくる学校給食はないだろう。
お母さん、「死んでも学校給食のアメリカンチェリーだけは食べてはいけません」と子供に言ってください。

カビ米 愛知県の給食、過去5年オムレツ45万食に混入
http://www.asahi.com/national/update/0919/NGY200809190016.html

京都市立中47校で汚染米 給食の赤飯、「浅井」出荷か
http://www.asahi.com/national/update/0918/OSK200809180079.html

こんなのは氷山に一角で、学校給食は全国津々浦々汚染米まみれだろう。
教育予算関係は関係者が私腹を肥やす格好の材料なのである。ガキに毒を喰らわせても意に介さない輩揃いである。

京都や愛知の事例でも、「被害者ヅラ」している連中が汚染米に飛びついた経緯を確認しないと事実認識を見間違えることになる。
汚染米と知らずに買ったのなら無知な馬鹿だが、汚染米と知って買っていたなら極悪人だ。そして必ずどちらかなのである。

農相を辞任した太田 誠一代議士のことを世間では「馬鹿だ」「ゴミ野郎」などと罵倒しているが、実は彼は慶応大学院で博士号を取った学者なのである。
「人体に影響がないことは自信を持って申し上げられる。だからあんまりじたばた騒いでいない」と言った彼の発言を国民は非難したが、「汚染米が加わっても今さら人体に影響がないことは自信を持って申し上げられる。だからあんまりじたばた騒いでももう手遅れだ」という意味なら、彼の言っていることは正しいのである。
彼は当然日本の食品汚染の現状を熟知している。三笠フーズ社長も「自分がとりわけ非道な行いをやった」という自覚はないだろう。
「汚れ物は気にしない」というのは日本に関しては食品関連にたずさわっている連中の共通の認識なのである。
今は汚染米で騒いでいるが、共産党だけが問題視している小麦汚染も真剣に考えるべきだろう。
考えるだけで空恐ろしい。輸入量は輸入米の数十倍だからだ。想像を絶する汚染小麦が食品として不正にばらまかれているのは火を見るより明らかなのである。
現在の基準では殺虫剤まみれの小麦粉や、防腐剤ワックス果物は汚染農作物と見なされていない。アメリカの言いなりに発癌添加物を合法化させてきた農水省や厚労省が「汚染」と判断したくらいの毒物が汚染米よろしく公然と跋扈しているのである。

政府から進んで汚染小麦粉に触れることはないだろう。せっかくの総裁選が無意味になってしまうからだ。野党の頑張りに期待したいが、おい、民主党、お前何やってんだ!

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