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タイトル:憂国通信  2008/09/06


イー・モバイルの犯罪的誇大広告 「基本料0円」は本当にありえなかった 


今頃になって公取委が「イー・モバイル」の「ありえない!電話基本料0円」広告について、最低でも月額1980円が必要で消費者の誤認を招くなど景品表示法違反の警告を出した。 
実は半年前からこの誇大広告は問題視されていたのである。公取委は半年も詐欺広告の垂れ流しを放任していたことになる。

基本料0円、本当にありえない イー・モバイルに警告
http://www.asahi.com/national/update/0904/TKY200809040320.html?ref=goo

≪同社は今年2〜4月、東京や大阪の駅構内や、電車内のポスターで「電話基本料0円」「月々980円で24時間いつでも通話無料」と、大書した広告を掲載。テレビCMでも5月ごろまで、ニホンザルが登場する映像に「基本料0円!」の文字をつけ、音声で基本料がかからないことを宣伝した。 

ところが、実際は最も安いコースを契約しても月1千円のデータ通信料が別途必要で、他社携帯との通話にも別料金が必要だった。≫

都合の悪いことは書かないのである。

≪こうした条件は、「0円」「通話無料」の文字に比べて、すぐには気づかないほど小さな文字で書かれており、公取委は消費者の誤解を生むと判断した。≫

この不正広告に関してはJ-CASTニュースが03月31日に既に指摘していた。

イー・モバイル「電話基本料0円」 「誇大」広告ではないのか 
http://www.j-cast.com/2008/03/31018427.html

≪広告に関する規制を行う公正取引委員会によると、調査の対象となるのは消費者からの苦情が多い広告や、公取委の職員の判断で「景品表示法」に違反するおそれがあると思われるもの。また、競合他社が情報を提供する場合もある。調査の結果、消費者に誤解を与える表示であると判断されれば、「警告」や、より厳しい行政処分の「排除命令」が下される。

イー・モバイルの広告が違反する可能性について、担当者は「個別の案件には一切コメントできない」としている。≫

不正広告であることは判っているが、「上」の圧力で黙らされていたのである。新規参入でシェアがほとんどないイー・モバイルを儲けさせるために、釣り広告にひっかかった馬鹿を人身御供に差し出そうというのである。アメリカの圧力だろう。

≪ 06年12月に警告を受けたソフトバンクモバイルの「0円」広告には、携帯電話を利用するすべての場合において、通話料金及びメール料金が無料となるかのように表記されていた。また同時期に、ドコモ、KDDIも消費者に誤認を与える広告を掲示したとして、警告を受けた。≫

要するにどこの携帯会社もやっていたのである。馬鹿からは金を搾り取りやすい。携帯会社に毎月数万円を貢いでいるヘビーユーザーは「馬鹿」と断言して良いだろう。

時給1000円以下のアルバイターやニートや派遣が毎月数万円携帯会社に貢いでいるのである。

 
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