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タイトル:憂国通信  2008/08/15


グルジア紛争ロシア軍の停戦違反し侵攻でアメリカ軍と直接戦闘はあるか? 


日本のマスコミはしょうもない北京五輪相手に馬鹿騒ぎしているが、その間に世界情勢はとんでもない事態に直面してしまった。

露軍が停戦条件に違反し侵攻 米は支援本格化 グルジアで火花 
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080815/erp0808150043000-n1.htm

≪グルジア紛争は14日、ロシア軍が先に合意した停戦条件に反し、グルジア中部まで部隊を侵攻させ続けていることが明白となった。国際社会が調停の動きを本格化させている中、停戦合意の実効性に大きな疑問符がつけられた形だ。 

一方、グルジアの首都トビリシには人道支援物資を積んだ米軍のC17輸送機が到着。米国が本格的なグルジア支援に乗り出したことで、グルジア領内で米露両軍が対峙(たいじ)する構図が鮮明となった。≫

米ソによる代理戦争は過去にも何度か合ったが、直接対決はさすがになかった。ソ連が崩壊しロシアになって、もはや冷戦構造は消滅したかと思ったが、石油の魔性は恐ろしい事態を引き起こすものである。

マスコミ報道ではロシアが阿漕なことをやっているようだが、もともとはソ連領内のいざこざである。ロシアからすれば縄張り内のもめ事感覚なのである。そこによそ者のアメリカが口を出してきたのだからおもしろくないに違いない。
S会内の縄張り争いにY組が口を挟んできたようなものである。F組の親分が仲裁に乗り出してきたが、今一つ信用のない御仁である。

≪メドベージェフ露大統領は12日、サルコジ仏大統領の停戦調停に応じ、交戦前の位置まで部隊を撤収させることに同意していた。グルジアは、ロシア軍が停戦合意に違反し、ゴリなどで略奪行為を働いていると批判している。≫

地元の住人はロシア軍を解放軍と思っているかもしれない。一方的な情報を真に受けない方が良いだろう。特に日本のマスコミはアメリカのポチである。

≪他方、メドベージェフ大統領は14日、クレムリン(露大統領府)でグルジアの独立派 地域であるアブハジア自治共和国と南オセチア自治州の指導者と会見、「住民のいかなる決定も支持する」と述べ、独立を承認する用意があることを言明した。 ≫

一見常套手段のように見えるが、ロシアにとってもリスクの大きい戦闘である。アメリカとの直接対決があれば、核の使用も検討しなければならないだろう。
それはいささか非現実的だが、隣国がチェチェン共和国で、ここはロシアから独立したがっているのである。
ロシアは世界でもっとも嫌われている国である。韓国のように妄想を言っているだけの国とは訳が違う。内にも外にも敵だらけだ。特にロシア領内でチェチェン同様独立したがっている地域は山のようにある。彼らの独立運動に大義名分を与えるような戦闘をロシア自身がやっているのである。

また日本の北方領土を見るまでもなく、ロシアと隣接している国は全てが領土問題を抱えている。フィンランドはカレリアを奪還したいだろうし、中国も沿海州の奪還を目指している。トルコやイランも失地回復を目指している。ドイツも東プロイセンを取り返したいだろう。

アメリカ・中国を押さえて、ロシアは地上から消滅してもらいたいナンバーワン国家なのである。
以上のような世論を熟知しているアメリカが、旧ソ連に比べて見劣りのするロシアの軍事力に対してどこまで本気になってしまうか、非常に気にかかるところである。

お互いに最初はジャブだけのつもりで始めたけんかも、「気がついてみたらぼこぼこの殴り合いになっていた」なんてことにならなければいいのだけれど…。

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