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タイトル:憂国通信  2008/06/24


大分小学校教員採用贈収賄事件にみる公務員縁故採用の実態   

大阪の腐痴事が公務員の給与を大幅カットすることで世間の注目を集めている。
腐痴事は自民・公明に担がれて、当初から利権構造を隠匿することしかやらかしていないにもかかわらず、低能な府民から意外と支持を集めている。
バカウヨやナンミョウの工作員が露骨な提灯担ぎをしているせいもあるだろうが、腐痴事の支持母体とは敵対関係にある公務員いじめをやっているところがウけたらしい。
大阪ではそれほど公務員が憎まれているのだ。
役所等でも「平素態度が横柄」「ろくに勤務していない」などとすこぶる評判が悪い。
しかし、公務員と言っても半分以上は学校の先生とお巡りさん。彼らの勤務態度はどうなのだろうか?

今回ようなの騒ぎが田舎の県だったら、起こるかどうか?

どうも田舎の自治体ほど起こりにくいようだ。
理由は簡単、住民の公務員比率が高いからだ。

農村部などではうっかり公務員の悪口などを言ったら村八分にされてしまうかもしれない。

「縁故」うわさ絶えず/県教委試験見直しへ
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000806230005

小学校教員の採用を巡る贈収賄事件は22日で、発覚から1週間がすぎた。県教委幹部や現職の学校長など逮捕者4人全員が教職者だっただけに、教員同士のなれ合い体質への批判は強い。教員採用試験を巡っては以前から、「縁故採用」「身内有利」といったうわさが絶えず、この一端を裏付ける事件との指摘もある。

福岡市内の教員養成予備校の代表は「大分は九州の中でも不透明な採用が多かった」という。「成績が優秀なのに3、4回受験しても合格せず、一方で、成績が悪くても両親が教員だった生徒は一発で合格するケースもあった」と打ち明ける。

身内意識の強さは「制度上の問題」という指摘もある。同じ公務員でも、県や県警は県人事委員会が試験を実施し、試験問題の作成も外部に委託している。だが、教員採用は教育公務員特例法で、任命権者の教育長が行うと定められ、問題の作成や採点、集計などをすべて県教委だけで行っている。

県や県警は県人事委員会が公平にやっているような書きぶりはいささか気になる。

ある県警幹部は「試験から採用、人事までが内部で完結してしまうシステムこそが、身内意識やなれ合いを強め、不正の温床になっているのではないか」と話している。 

彼のコメントは教員のことを言っているのか警察のことを言っているのか不明だ。

今回の汚職事件では小学校長のAが採用試験に2度失敗した長男(25)と長女(22)を08年度の教員採用試験に合格させる見返りとして昨年8、10月の2回、教委義務教育課参事Eに現金や商品券計400万円相当を渡したものである。

子ども1人を合格させるのに200万円が相場ということなので、今回の賄賂は「常識的」な金額だった。

議員同様公務員も世襲化しているようである。賄賂もセレモニーと考えられる。今回何故発覚し表沙汰になったのかは不思議である。

大分県の公務員はよほど対立が激しいのだろう。

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